厚生労働省は、各自治体の保健所を通じて、他にも健康被害が起きていないかどうか全国調査を始めました。
「国民の皆さん、冷凍食品『いんげん』、同じ物が冷凍庫に残っている場合には、是非口にしないでおいていただきたい」(舛添要一厚労相)
厚労省によりますと、冷凍インゲンを製造した中国・山東省の「煙台北海食品」から、同じ製品が過去1年間に265トン輸入されているということです。このため、厚労省は、他に健康被害が出ていないか、全国の保健所を通じて調査を始めました。
また、販売業者などに対してこの冷凍インゲンの販売を見合わせるよう指示するとともに、家庭に保管されている場合は、この製品を食べないように呼びかけています。検疫所に対しては、この会社の全ての食品の輸入手続きを保留する措置をとりました。(15日10:53)