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グループ企業訪問
生活に密着した新サイト「オーマイライフ」スタート
小宮 紳一(こみや しんいち)

オーマイニュース株式会社
代表取締役社長
小宮 紳一(こみや しんいち)

オーマイニュース株式会社 オーマイニュース株式会社

「市民みんなが記者だ」をスローガンに2006年にスタートした、オーマイニュース株式会社が運営する市民参加型インターネットニュースサイト「オーマイニュース」は、今年9月リニューアルし、生活に密着した記事を中心とした「オーマイライフ」をプレオープンさせました。新サイト「オーマイライフ」のコンセプトや新しい取り組みについてご紹介します。

生活に密着したテーマで体験型市民メディアを目指す

市民参加型のニュースサイト「オーマイニュース」は、2000年に韓国で生まれ、2006年8月28日に日本版がオープン。約4,600人の市民記者が登録する日本最大級の市民メディアに成長しました。開設から2年が経過し、このたび従来のニュースを中心としたサイトから、生活に密着した記事を中心とした新しいサイト「オーマイライフ」に移行しました。

小宮 紳一(こみや しんいち)

従来の「オーマイニュース」は、「政治」「経済」「社会」など、新聞などの既存のメディアとカテゴリーの内容が重なっていましたが、新サイト「オーマイライフ」は、それらとは一線を画し、人々の生活に密着したテーマを設定しています。その第一弾として「マネー」のサイトを9月6日にプレオープンしました。
「オーマイニュースが生まれた韓国では、ネット新聞の報道は影響力が大きく、それをきっかけに政治や社会問題に対して、市民が大規模なデモを行うなどの行動を起こし、生活の不安、不満を訴えることが活発に行われています。一方、日本では、例えばガソリンの値段が高騰すれば、安い店を探す、燃費が良くなる方法を工夫するなど、生活に密着した情報へのニーズが高い傾向にあります。この点を新サイトに反映させました」(代表取締役社長 小宮 紳一)。

今回のリニューアルにおいて最初に「マネー」のサイトをオープンさせたのは、昨今の物価上昇、不況などの背景から読者のニーズが高いと判断したことによります。まず金融の専門家が投資や保険などの入門知識を分かりやすく解説。その下に、市民記者が実際に金融商品を購入、運用した体験レポートや、その他、「お金」に関する情報を掲載しています。これまで金融に関して、専門家の解説はあっても、消費者の視点から語られたものは多くありませんでした。今後は一般の消費者の目線で語られた記者の体験レポートを満載していきます。なお今回は「マネー」のジャンルのみ、プレオープンという形になっていますが、年内には「IT・家電・モバイル」、「旅行・ショッピング」などのカテゴリーも加え、将来的には15以上のジャンルをそろえます。

さらに日本では、例えば使用している携帯電話についての感想など体験レポートのようなものが好んで読まれる傾向があることから、今後は新しいビジネスモデルとして企業とタイアップを図り、記者が実際にその商品やサービスなどを使用した体験レポートを掲載するという手法を取り入れる予定です。書籍や日用品、携帯電話などのIT家電などについて、すでにサイト上で体験者を募集しています。今後は温泉や食品など、50以上のアイテムに広げることを考えています。「このサイトに来れば体験できる。レポートが読める」というシステムを「オーマイライフ」の特長としてアピールしていきたいと同社は考えています。また、資産運用などのセミナーを動画で公開し、あたかもそこに参加したかのような疑似体験を皆さんにしていただくことも企画しています。企業や専門家とコラボレーションすることで「オーマイライフ」は、日本で初めての‘体験型市民メディア’を目指していきます。

情報の信頼性を確保できる市民メディア「オーマイライフ」

小宮 紳一(こみや しんいち)

「オーマイライフ」が持つ長所として、「情報の信頼性の高さ」が挙げられます。
「インターネットメディアビジネスは、大きく2つのグループに分けることができます。1つは専門家によって作られる、大手の新聞社や雑誌社が運営するサイトや情報ポータルのメディアです。これは信頼性は高いといえますが、専門家を育てるためのコストがかかります。もう1つはSNSやブログの一群です。こちらはテーマが広範にわたりますが、情報源が不明な場合もあって、情報の信頼性の確保が難しいという問題があります。一方、オーマイニュースの市民記者は、全員の身元がはっきりしています。しかもすべての記事を専門家がチェックしているため、信頼性の高い情報のみを掲載できます」(同)。
一般の方々が作るメディアでありながら情報の信頼性の確保が可能であるという、2つの大きな流れの中間に位置する極めて注目すべきポジションにあるというわけです。

オーマイニュースは、「オーマイライフ」を、商品、ブランド、サービスなどに、消費者が積極的に関与、発言し、世の中を動かしていく「エンゲージメントメディア」と呼ばれるメディアに育てていきたいと考えています。例えば、ファッション雑誌を見て「こんな服を着てみたい、おしゃれがしたい」などと感じるように、メディアには人をワクワクさせる力があるにもかかわらず、インターネットは便利さ、サービス面ばかりが強調され、消費者の需要や興味を喚起する力、人をワクワクさせる力が、現状ではあまり発揮されていないようです。そこで約4,600人の市民記者と専門記者を有する、日本最大級の市民メディア「オーマイライフ」が、商品、ブランド、サービスなどに積極的に関与して発言し、皆さんをワクワクさせ、世の中を動かしていくメディアになりたいと、「エンゲージメントメディア」という発想をコンセプトに掲げています。

新しいポジションの確立でメディア革新を実現

今後広く「オーマイライフ」を日本に根付かせるためには、まずその存在を知っていただくことが重要です。そして読者の方々にも企業にも「オーマイライフ」の魅力をわかっていただく必要があります。現在、各企業とのタイアップも順調に進んでいますが、企業サイドの反応も上々です。
「実は企業サイドも、ネットの現状の流れに、いかにマーケティング活動を取り込んでいくか悩んでいる状況なのです。企業サイドとしても情報の信頼性を重要視しており、「オーマイライフ」の長所を支持してくださいます。身元の明確な一般の読者が、体験レポートを寄せるメディアはこれまでほとんど存在しませんでしたから。今後はモニターをどんどん増やしていきたいと考えておりますので、ぜひ多くの方に登録していただきたいと考えています」(同)。

今や一般的となった「情報の無料化」と、一般の人々がメディアを形成する「消費者生成型メディア」の中で、「オーマイライフ」は新たな時代を創造する存在です。ローコストかつ信頼性の高い中間的なメディアというポジションを明確に確立することで、メディア革新を実現します。オーマイニュースは、メディア革新の実現に向け着実に進んでまいります。

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