2008年10月14日 (火) 13:20 スポーツナビ
米大リーグ、田口壮の所属するフィリーズは14日(日本時間)、敵地でドジャースとナショナルリーグ優勝決定シリーズ第4戦を行い、7−5で勝って対戦成績を3勝2敗とし、ワールドシリーズ進出へ「王手」をかけた。
田口は6回2死一、三塁の好機に代打で登場し、ライト前に落ちるかという打球を放ったが、惜しくもライトのダイビングキャッチに阻まれた。田口はプレーオフで3打数無安打。
試合はフィリーズが初回、アトリーのタイムリー二塁打と、ハワードのセカンドゴロの間に2点を先制した。
しかし、直後にドジャースのロニーにタイムリー二塁打で1点を返され、5回にはラミレスのタイムリーと、マーティンのショートゴロの間に計2点を奪われ逆転された。
フィリーズは6回にワイルドピッチの間に1点を奪って3−3の同点に追い付いたが、直後にドジャースのブレイクのソロ本塁打と送球エラーで追加点を奪われ、再び2点のリードを許した。
このままドジャースが逃げ切るかと思われたが、粘るフィリーズは8回、ビクトリーノの2ラン本塁打と、ステアーズの2ラン本塁打で計4点を奪い、7−5と試合を引っくり返した。
敵地で劇的な逆転勝利を飾ったフィリーズは、リーグ優勝決定シリーズの対戦成績を3勝1敗として、ワールドシリーズ出場へあと1勝に迫った。
(10月14日 13時26分 更新)