五輪入賞選手ら両陛下主催の茶会に
この夏、日本中が沸いた北京オリンピック。入賞した選手たちが9日、天皇皇后両陛下主催の茶会に招かれ、久しぶりに勢揃いしました。
記憶に新しいこの夏の選手たちの活躍。
9日午後、皇居で開かれた茶会には、競泳の北島選手や松田選手、陸上の400メートルリレーで日本初のメダルを獲得した朝原選手ら4人など、選手や役員およそ150人が出席しました。
茶会には皇太子さま、秋篠宮ご夫妻も出席し、メダルを首にかけた選手らと笑顔で言葉を交わしました。
「おつかれさま、おめでとうございますと言われました」(競泳・北島康介選手)
「(皇太子さまと)愛子さまとフェンシングを見たよという話をしていただいて、ただ愛子さまがルールがまったく分からないという質問に対して、皇太子さまも『僕も分からない』とおっしゃていたので」(フェンシング・太田雄貴選手)
「バドミントンというものはこんなにハードだったのですねって言っていただいて」(バドミントン・小椋久美子選手)
「よくシャトルが見えますねと驚かれてました」(バドミントン・潮田玲子選手)
メダリストと言えば柔道の石井慧選手はもちろん出席。
頭をきれいにそり上げて、皇后さまと笑顔でおしゃべり。
「来年には国民栄誉賞を取る予定です」「総理の体を触ることによって総理のすべてが分かると思って触りました」(石井慧選手)
金メダルを獲得して以降、様々な「石井節」を連発してきた石井選手、さて、この日の感想は?
「『天皇陛下のために戦いました』と話しました。(陛下は)笑っておられました」(石井慧選手)
Q.福田前総理と会った時はいろいろと福田前総理から伝わってくるものがあったという話がありましたが?
「福田前首相と天皇陛下を一緒にされたら困る」(石井慧選手)
選手たちは茶会のあと、競技ごとにわかれて記念撮影に臨み、晴れやかな表情で写真におさまっていました。(09日17:09)