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組合と学力に関連性はあるか? 低学力地域は日教組票多く (2/4ページ)
このニュースのトピックス:学校教育
組織率だけでは活動の過激さは分からない。
そこで日教組の「強さ」を測る指標として、平成19年と16年の参院選(比例)で、日教組の組織内候補(民主党の計2議員)の総得票数を調査。今春実施された全国学力テスト(小6、中3)の国語、算数・数学の平均正答率の合計を都道府県別に比較した。
すると、成績下位と日教組議員の得票数が多い地域には、一定の相関関係がうかがえた。
学力テストで成績下位の(1)沖縄(2)高知(3)北海道(4)大阪(5)岡山(6)福岡(7)和歌山(8)大分(9)滋賀、三重のうち、日教組議員の得票数が多いのは、北海道(2位)、大阪(11位)、岡山(13位)、福岡(6位)、大分(5位)、三重(3位)−の6道府県に上った。
日教組得票数が少ないものの、組合活動が強いとみられる地域では、学力テストの成績不振が目立った。
沖縄は日教組議員の得票数が35位と少なくて学力が最下位だが、近年まで教員の勤務評定を実施していなかった。