韓国輸出入銀行がサムライ債の起債見送り=市場筋

2008年 04月 24日 15:37 JST
 
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 [東京 24日 ロイター] 複数の市場筋によると、25日にサムライ債(円建て外債)の利率など発行条件を決める予定にあった韓国輸出入銀行が23日、起債を見送ることを決めた。

 起債見送りの理由について、マーケットでは、起債環境が良くないため、発行体が想定する発行条件での起債が難しくなったことが要因とみている。

 韓国輸出入銀行は、大和証券SMBC、日興シティグループ証券、野村証券を主幹事として、期間3年・5年の固定利付債、3年の変動利付債の3本建てで、総額285億円のサムライ債を25日に起債する予定だった。

 23日に投資家に向けて行われたマーケティングは、3年債がLIBOR(ロンドン銀行間貸出金利)に対して120─130ベーシスポイント(bp)、5年債がLIBORに対して150─160bpを上乗せした水準だった。

 
 

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