2005年、日本政府とヘッジファンド(以降、禿)との熾烈な為替闘争が勃発。
圧倒的な資金力で円売り・ドル買い介入を行い、日本政府が勝利する。
この時つぶれた禿は2000社に登るという。
そのとき使った資金は1分あたり10億円、1日で1兆円以上、予算は137兆円という空前の規模であった。
そしてその介入資金は回収されないまま市場に滞留。
空前の「金余り」が発生し、石油などの原料、金、そして為替市場に流れていった。
特に経済規模が小さく、金利の高い国は為替レートが急上昇した。
そのあおりを受け、2005年10月より韓国ウォンも上昇。(もちろんこれ以外にもさまざまな理由がある)
日本人の有識者は、韓国の状況を見てこう警告した。
「ウォン高がここまで進行すると自国から輸出する製品の値段が高くなって大変なことになるだろ………常識的に考えて……」
1ドル=1000ウォンの場合:
1000ウォンで売りたい製品の価格=1ドル
1ドル=900ウォンの場合:
1000ウォンで売りたい製品の価格=約1.1ドル
つまりウォン高になればるほど韓国輸出企業は外国での価格競争力が悪化する。
一方韓国人は、一部メディアではウォン高への危機感はあったものの………
「国民一人当たりのGDP2万ドル超えたニダ!」
「このままの成長率なら10年以内に倭寇を追い越すニダ!」
ホルホルしていた。
しかし過度のウォン高にようやく危機感を覚えた韓国政府は、介入によるウォン安誘導を試みた。
介入タイミング、資金が素人目にも丸分かりであったため、相場で数千億ともいわれる損失を出す。
俗に言う「warosu曲線」である。
そして2007年12月、韓国ウォンは対ドルで最高値をつけた。
1ドル=916.90ウォン
100円=750ウォン
一方、そのころ、日本企業は韓国に対して・・・
「他人のモノを平気で盗み、恩を受けたら腐ったキムチで返す」韓国の本性を知り、着々と対策をうちはじめていた。
①日本国内企業のセキュリティを高め技術情報の窃盗対策を行った。これにより韓国は日本の優れた技術を盗むことが難しくなった。
②また、韓国企業自体も資金を研究・開発ではなく土地や株などの財テクに投資(投機)していった。
③さらには韓国において、過度の下請け叩きにより中小企業は育たなかった。
その結果、韓国では技術力が低下。
高性能の部品を国内から調達することが不可能(もとからほとんどできていなかったが技術者の育成を完全に放棄した)になり、日本から部品を買って組み立てるだけの部品組み立て工場になりさがっていった。
しかし韓国は……
「倭寇は韓国の下請けニダ! 倭寇は韓国に使われる存在ニダ! 誇らしいニダ!」
ホルホルしていた。
「はいはい、分かったからちゃんと部品代支払えよ・・・」
一方で日本は冷静だった。
韓国を迂回することにより、増えすぎた対米貿易黒字にブレーキをかけ、韓国に対しては順調に収益を伸ばしていった。
この結果、韓国では対日赤字が激増。
さらには中国製の安い物品が出回り、韓国企業の収益体制は大幅に悪化した。
http://www.chosunonline.com/article/20070522000032
それらの事情により、韓国の貿易赤字は増大。
ノムヒョン前大統領によるFTA(自由貿易協定)解禁などの経済失策やもろもろの反日政策が、この流れを加速させた。
当然のことながら、赤字の増大に伴い、対外債務が増大した。
経済政策が全て裏目に出て、外国からの借金で経済を立て直そうとするが逆に地に埋もれる韓国。
中編に続きます。
こちらは後編