グルジアからの独立を宣言している南オセチア自治州の州都ツヒンバリで3日、爆弾テロが発生し少なくとも7人が死亡しました。
爆弾テロがあったのは、ツヒンバリの南部にあるロシア軍の平和維持部隊の基地近くで、3日午後、路上に停めてあった自動車が爆発しました。
この爆発で6人が死亡したほか、けがで病院に運ばれた1人もその後死亡しました。
ロシアのインタファクス通信によれば、死亡した7人のうち6人はロシア軍の兵士だということです。また、平和維持軍の建物などにも、被害が出ているとみられます。
南オセチアのココイトィ大統領は、「グルジアの特殊機関によるテロ行為であるのは明らか」として、グルジア側を激しく非難しています。
グルジアでは1日からEUの合同部隊が平和監視のため緩衝地帯に展開を始めていますが、ロシア軍が駐留を続けるツヒンバリ周辺では、現在も散発的にテロとみられる爆発が続いています。(04日01:16)