開業医妻のエンゲル係数爆発グルメ日記　

　　　　　　「魚介のパエリア」





自由が丘にあるスペイン料理店「エルペスカドール」へ。
このところのスペインバル人気は目を見張るものがある。
ここもご多分に漏れず、いつも満席御礼。
週末の予約がなかなかとれない人気店でもあります。

ランチもあるけど、
ちゃんとしたものをいただきたいならやはり夜に限ります。

・・・ということで、ディナーにレッツラゴー♪♪


はい、毎回恒例の・・・「ビールでルネッサーンス♪」


おつまみにタパスを何品か頼むことにしました。
タパスは、480円、500円とお値頃。
小さいので、遠慮なく色々頼めるのが嬉しい。


「イワシのスペイン風」
これぞ、バル定番の冷たいタパス。
酢漬けのイワシにニンニクとオリーブオイルがよく合います。




「小エビのにんにく炒め」

たっぷりのオイルを使うアツアツのタパスで、これまた定番。




おかみさんおすすめの食べ方は、
スペインパンに、このたっぷりのオイルを染みこませて食べること！



これが「スペインパン」
いけない、いけない・・・
パンがいくらでも食べられちゃう・・・

食べ過ぎには要注意よー（えっ？あたしのこと？）


あとは、こんなタパスも注文。

「エスカルゴのスペイン風」
玉ねぎ、ピーマン、にんにく、生ハム、パプリカの
ソースがうんまい！！
ただし、小エビのタパスと味がちょっとかぶっているカンジ？
今度は違うものを注文してみようっと。


ビールのあとは、サングリアを。


すでに呑みすすんでいて、なくなりそう〜
もちろん、おかわりしましたわー（＾＾）
最後の〆はワイン（笑）



そして、そして、おすすめの前菜へ参ります。

「生ハムの３種盛りと羊乳チーズ」
夜はほとんどの人がオーダーする一皿です。



店内にあるコレから切り分けてきます。



ハモンセラーノ（白豚セラーノ種の生ハム）や
どんぐりをたっぷり食べて育った
ハモンイベリコ（黒豚イベリア種の生ハム）の盛り合わせ。
イベリコは、部位の異なる２種類が楽しめるようになっています。

これはねー、指で食べるの。

生ハムの脂身を指で溶かしながら、
ケソマンチェゴ（羊乳チーズ）と一緒に
パクッといただくのが通の食べ方だそう。
スペイン通のおかみさん直伝の食べ方です。

うん！
確かにうんまいです！



続いては・・・こちら。

「なすのフライとズッキーニのフライ」
添えてあるのは、はちみつです。お好みでかけます。
この日は、シンプルに塩味そのままでたっぷりいただきました。


これ、美味しいですー（＾＾）
サクサクで、あっという間に食べちゃった。
おうちごはんでも作れちゃいそうなのもいいっ(^_-)



そしておかみさんおすすめのこんなものも。


「海老のレヴェルト」



プリプリの小エビを、ふんわり卵で仕上げたものです。
優しいお味で、老若男女問わず楽しめそう（＾＾）
バゲッドと一緒にいただきます。
あっという間に完食しちゃった・・・



そして、肉料理へまいります。

「イベリコ豚のセクレト」

セレクトじゃなくて、セクレトよー（笑）

でねっ、
これは、ただのイベリコ豚ではありません。
牛でいえば「みすじ肉」にあたる貴重な部位。
「ヒミツの部位」とも呼ばれる部分だそうです。
それを、ソテーにしていただきました。



イベリコ豚っていうだけでも充分美味しいのに
これは・・・言葉では言い表せません。
「ヒミツの部位」というのもなるほど納得！
罪なお料理・・・です(>_<)



そして、ここにきたらこれは欠かせないという・・・


「魚介のパエリア」です。



こちらのパエリア。
ただのパエリアではありません。
あの小和田家御用達のパエリアだそうで
なんと、皇太子様が小和田邸を訪れた際に、
ふるまわれたことがあるという・・・・パエリアだそう。
洗足まで作りに行ったことがあるのよーと、おかみさん談。
雅子さまのお父様は外交畑を歩まれた方ですから
当然のことながら肥えた舌をお持ち・・・ということで、
こちらのパエリアをご指名なさったそうですよ。




小皿にとりわけた図（笑）

ん〜〜〜、確かに本格派。
具沢山はもちろんのこと、おこげもあって、美味しい〜
注文してから30分はかかるので、
食べたい方は、はじめにオーダーしておいた方がいいかも。



そして、デザートへ。


本場スペインの味を再現した「アーモンドタルト」です。



房付きレーズン（うまうまっ！）と、バニラアイスが添えてあります。



こういう風に小さく切ってあるとわからないのですが
ホールにするとちゃんと左端に十字架模様が描かれている
正真正銘の「修道女のレシピ」を守って作られたタルトです。

サンティアゴをめざす巡礼の旅。
ほたて貝の道・・・でも有名なこの巡礼路。
そこの修道院のレシピなんだそうですよ。

こちらのお店は毎年勉強のためにスペイン研修に行くそうですが
（今年６月にも12日間のスペイン研修にいらしたとか）
すごいのは、パートさんをはじめ、スタッフ全員で研修に行くこと。
現地を訪ねてみないと本場の雰囲気はわからないから！と
おかみさんはおっしゃいますが、なかなか出来ないことですよね。
そして、実際にこのタルトを現地で食べて研究したそう。

その心意気に惚れますっ



ケーキのお供はスペインコーヒー。

個性的なのっぽのカップでいただきました♪

こちらは、とってもカジュアルでCPもいいと思います。
ただし、週末は予約必至。
一週間くらい前に予約すれば、大丈夫だそうですよ。


ごちそうさまでした




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