【ご挨拶】

  [家族心理.com]管理者の生田倫子です。
  近年家族心理学や家族療法には、高い関心が寄せられるようになりました。
 大学の講義や研修等においても、「家族心理学についてもっと学びたいがどの大学院にいけばいいのか」「家族療法を受けたいがどこにいけばよいか」等々の質問が数多く寄せられます。そこで、家族心理に関する大学や家族療法機関を調べ始めたのが本サイトを開設のきっかけです。
 今後家族援助についての、「わかりやすく質の高い総合情報サイト」にしてきたいと思っています。
 現在の本サイトの情報量は、まだまだ不足しております。家族援助に関する専門家の皆様、また家族心理学関連の研究に携わる先生方、情報の提供をお願いいたします。

 
このサイトは、さまざまな方の援助を得て、本サイトをオープンすることができました。サイトの作成に向けてさまざまなお手伝いをしてくださったスタッフをはじめ、情報提供を行ってくださった先生方、インタビューを快く引き受けてくださった先生方、本当にありがとうございました。

  最後に、サイトにきていただいた方が少しでも楽しく有意義な情報を得られるように努力していく所存です。よろしくお願いいたします。


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【管理者の自己紹介】


 北海道苫小牧市出身。
 東北大学大学院教育学研究科にて長谷川啓三教授に師事。
 現在は慶応大学先導研究所、東京成徳大学にて勤務をしています。

  研究領域は、「対人関係におけるシステミックなメカニズムについて」、「カウンセリングのニーズ」、「組織における構造的介入について」「多世代家族の研究」等です。
  家族療法において、現在は、非行、家庭内暴力、不登校、引きこもり、多世代家族同居の問題等々、本人が来談する可能性の低いケースを中心に、所属機関のニーズに合わせながら行っています。


【ブログ】 家族心理.com管理人ブログ

 どのようなテーマで研究を行っているか、家族療法に興味を持ったきっかけ、家族療法をどのように活用しているか、影響を受けた人物、オススメの本など、については【若手家族心理研究者・家族療法家に聞きました】をご覧下さい。→こちら

【略歴】
北海道立札幌南高等学校卒業
東北大学教育学部教育心理学科教育心理学専攻卒業
東北大学大学院教育学研究科教育心理学専攻
               人間発達臨床科学研究コース博士課程前期修了

東北大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻
               人間発達臨床科学研究コース博士課程後期修了

【短期留学】
 Mental Research Institute Residency Program 

【学位】教育学博士(東北大学)(教博第61号)

【学会賞】2000818日  日本カウンセリング学会 第一回独創研究内山記念賞

【所属学会】日本心理学会、日本心理臨床学会、日本社会心理学会、日本カウンセリング学会、日本家族心理学会、日本家族研究・家族療法学会、日本精神衛生学会、国際幼児教育学会

【資格】
臨床心理士(財団法人日本臨床心理士資格認定協会 10332号)資格登録日20034月1日
家族心理士(財団法人日本家族心理士・家族相談士資格認定機構第160号)資格登録日200741

 
 

【職歴】(教育・研究に関するもの)

年 月 日 〜 年 月 日

        

 20004月〜20013

仙台福祉専門学校講師
(担当科目:カウンセリングの理論、老人と障害者の心理)

 20004月〜20013

仙台リゾート&スポーツ専門学校講師
(担当科目:生活余暇開発論)
20014月〜20033 日本学術振興会 特別研究員 DC2

20014月〜20043

和光大学人間関係学部人間発達学科非常勤講師 
(担当科目:家族心理学)

20044月〜2008年3月

武蔵野大学人間関係学部通信教育部専任講師
(担当科目:臨床心理学、心理療法、カウンセリング論、心理アセスメント、家族心理学、心理実験実習、卒業論文指導)

20044月〜20053

聖路加看護大学看護学部非常勤講師
(担当科目:家族関係論)

20058月

福島大学教育学部非常勤講師
(集中講義 担当科目:教育相談の心理)

20078月

信州大学教育学部非常勤講師
(集中講義 担当科目:家族心理学)

200710月

筑波大学大学院教育研究科非常勤講師
(集中講義 担当科目:家族心理学)
2008年4月〜現在 東京成徳大学応用心理学科非常勤講師(臨床心理学演習)
2008年5月〜現在 慶応大学先導研究所研究員

【担当した科目名とその内容】
「カウンセリングの理論」:カウンセリング概論

「老人と障害者の心理」:高齢者・精神障害者に特有の精神症状の理解
「家族心理学」:家族発達心理学概論、家族療法
「家族関係論」:家族が関わる精神障害
「ブリーフセラピー」:学校教育相談におけるカウンセリング手法
「実験実習」:心理学実験実習
「卒業論文」:臨床心理学分野における卒論指導
「臨床心理学」:臨床心理学の概論 
「心理療法」:主な心理療法の概論
「カウンセリング論」:カウンセリングとは何か、援助とはなにかを考える 
「教育相談の心理」:学校教員に必要とされる学級問題のシステミックな視点と対処
「心理査定法」:簡易人格検査・知能検査・発達検査・簡易版精神病理尺度・投影法等概論

【職歴】(臨床に関するもの)

年 月 日 〜 年 月 日

        

1998年4月〜20003

仙台市精神科単科病院 デイケアスタッフ

1998年9月〜1999年7月

仙台市立中学校 心の相談員

1999年4月〜20013

宮城県教育研修センター教育相談・不登校相談 電話相談員

20004月〜20013

国立療養所 神経内科・心療内科所属 心理判定士・心理相談士

20004月〜20013

岩手県立養護学校 スクールカウンセラー

20004月〜20013

宮城県立高校 スクールカウンセラー

20004月〜20013

宮城県立高校定時制 スクールカウンセラー

20014月〜2006年3月

社会福祉法人児童養護施設 カウンセラー・コンサルタント(
コンサルタントのみ現在に至る

20014月〜現在

高等学校 スクールカウンセラー

20014月〜現在  NPO法人メンタル・コミュニケーション・リサーチ(引きこもり・不登校・家庭内暴力児相談)
20034月〜現在  某県警察本部 被害者支援業務委託カウンセラー
200411

東京税関成田税関支所メンタルヘルス診断調査カウンセラー


【実習・長期研修】

年 月 〜 年 月 内容
1999年4月〜2000年3月 国立療養所岩手病院神経内科・心療内科において心理判定・面接実習
2000年7月〜8月 Mental Research Institute Residency Program
(in Palo Alto ,California)
2006年9月〜2006年3月 ペアレント・トレーニングに関するトレーニングプログラム
(国立精神・神経センター精神保健研究所客員研究員藤井和子先生に師事)
 

【学会活動】

年 月 〜 年 月 学会・団体の機関名,役職名等
1998年4月より現在にいたる (社)日本カウンセリング学会員
・2005年〜現在 学会長野研修会講師
1998年9月より2002年3月 (社)東北心理学会
1999年1月より現在にいたる (社)日本家族心理学会員
・2006年3月 研究論文査読
・2006年6月〜2007年6月 日本家族心理学会第24回大会準備委員
・2007年6月〜現在 日本家族心理学会理事
1999年3月より現在にいたる (社)日本家族研究・家族療法学会員
2000年8月より現在にいたる (社)日本心理学会員
2000年10月より現在にいたる (社)日本社会心理学会員
・2006年 研究論文査読
2002年4月より現在にいたる (社)日本精神衛生学会員
2002年8月より現在にいたる (社)日本心理臨床学会員
2003年8月より現在にいたる (社)国際幼児教育学会員
2005年11月より現在にいたる International Academy of Family Psychology (国際家族心理学会
・2006年6月〜現在 International Academy of Family Psychology The top of the membership committee (国際家族心理学会広報担当理事)

.社会的活動

2003年4月1日 神奈川県臨床心理士会員
2004年4月より現在 持田製薬うつ病支援サイト 「うつばんネット−家族支援部門」 監修
2005年7月より現在 家族心理・家族療法に関する総合情報サイト【家族心理.com】主催
2005年10月より現在 西武池袋コミュニティカレッジ 講師「「問題解決スキルアップ講座 対人関係への援助−ブリーフセラピー」
2005年10月 武蔵野大学生涯学習センター 講師「家族における人間関係スキルアップ入門」
2006年3月5日 神奈川県臨床心理士会総会 議長


【講演】
年 月 〜 年 月 団体の機関名・講演題目
2000年5月 宮城県立高校  教員研修講師 「教師のメンタルケアの必要性」
2000年7月
2001年7月
2002年7月
岩手県立養護学校 教員・父母研修講師 
 「父母による子どもの養育のこつ 〜大自慢大会〜」
20018月2003年8月 横浜市教育センター 学校相談リーダー養成講座(上級)講師(担当科目:ブリーフセラピー、コンサルテーションの取り組み方)
2002年3月 平成14年度福祉教育校研究協議会講演 「地域・学校・家庭で守る,子どもの心」
2002年9月
神奈川県教育委員会 いじめ・不登校対策研修いじめ問題その他諸問題の背景とその対策」
2002年11月  神奈川県立都岡高校 教員研修講師  「いじめ対策講座」
2002年12月 神奈川県児童養護施設 合同職員研修講師 「短期/家族療法入門」
2003年7月 神奈川県児童養護施設 職員研修講師「職役割の見直しと連携の強化について」

200431日 

某大学付属高校回教育相談会 講演講師 「うつ症状の傾向と対応の仕方について」
2004年10月 東京都北区教育委員会 家庭教育研修 「こころについて」
2004年11月20日
関東心理相談員会 講演講師 「ブリーフセラピー理論編」
2004年11月22日 東京都北区教育委員会家庭教育学級講演 「こころについて」 
2005年2月22日 神奈川県児童養護施設 職員研修講師 「被虐待児支援の職役割の見直しと連携の強化について」
2005年2月 別冊PHP  2月号 「子育て悩み相談室」回答コメント掲載
2005年2月25日 綾瀬市教育委員会特別講座 講演講師「ネット社会にすむ子ども達の傾向と対策」
2005317日 

某大学付属高校高校教育相談会 研修講師「統合失調症の生徒に対する対応について」

2005年4月24日 短期問題解決療法を学ぶ会 教育相談研修会 講演講師「軽度発達障害児への短期療法」
2005年5月6日 横浜市立小学校 教員研修講師「教師のための問題解決スキルアップ講座」
2005年6月

社会福祉法人)児童養護施設職員資質向上研修 「チームケアとメンタルヘルス―職業意識の向上について」

200583-5

55回日本カウンセリング学会研修会長野大会 研修講師 
「研究計画の立て方から進め方・投稿論文の作成まで」

2005年10月29日 東京大学異分野間学術交流会議にて講演『対人システムにおけるコミュニケーションの自己制御機構について』
2005年12月10日 東京都短期療法を学ぶ会 講演講師「家族や集団をシステムとして捉えるということとは」
2006年2月10日 綾瀬市教育委員会家庭教育講座講師「公民館家庭教育講座:知って安心!親・子・教師の付き合い方」
2006年3月19日 【家族心理.com】学術シンポジウム 主催開催者
2006623 綾瀬市教育委員会研修講師 「子どもの心と学力を伸ばすには」
2006727 社会福祉法人)児童養護施設成光学園 職員資質向上研修
2006810-12

56回日本カウンセリング学会研修会長野大会 研修講師 
「研究計画の立て方から進め方・投稿論文の作成まで」

2006106 東村山市教育委員会研修講師「コミュニケーションのとり方」
20061014 短期療法を学ぶ会千葉研修講師「ブリーフセラピーにおける聞き取り」
2006114 短期療法を学ぶ会東京研修講師「ブリーフセラピー 技法を使う前に必要なこと」
2006121 綾瀬市教育委員会家庭教育講座研修講師 「子どもを伸ばすために親が出来ること」
2007214

座間市生涯学習委託講座 「「話す力」「聴く」力を育てる」

2007215 日本自閉症協会高機能自閉症・アスペルガー部会研修
「ストレス・マネージメント」
2007年5月28日 メンタルヘルスケアカウンセリンググループAGE「うつへのかかわり方-その時家族は?家族心理士の立場から」
20076月15 日本家族心理学会第24回大会ワークショップ講師「グレゴリー・ベイトソンの軌跡-家族療法の基礎入門-」
200785-7

63回日本カウンセリング学会研修会長野大会 研修講師 
「研究計画の立て方から進め方・投稿論文の作成まで」

2007年12月21日 静岡県家庭児童相談室連絡協議会第2回研修会
「ほめるという技法-コンプリメント技法の紹介-問題のある親へのアプローチ法」
2008年1月29日 神奈川県座間南中学校教育講座
「聴く力・分かり合う力に磨きをかける/こどもとのコミュニケーション力アップ」
2008年2月13日 東京都杉並区立済美教育センター
「いじめ問題について/システミック・アプローチ」
2008年2月15日 神奈川県座間市立市相模が丘小学校講演
2008年2月20日 座間市生涯学習推進委託講座講師
「気持ちを伝えたくなる親(大人)になるために」
2008年9月30日 海上保安庁第三管区管理者研修講師
「部下の相談にのるコツ 傾聴とコンプリメント」

【マスコミ協力】
2003年6月 All about Japan 「子育て・家庭・仕事:知っておきたい女性のうつ」 :子育て事情
2004年7月 All about Japan 「長崎・小6加害女児の心の闇」 :子育て事情
2004年10月 河北新報 家庭教育欄 「ソリューションバンク」 記事執筆 (10/26、11/3、11/10)
2004年10月 共同通信 佐世保加害女児に関するコメント執筆 
2004年10月26日 フジテレビ「トリビアの泉」 出演 (心理学者コメントとして)
2005年3月16日 フジテレビ「トリビアの泉」 出演 (心理学者コメントとして)
2005年4月26日 All about Japan 「ネット社会と子ども ネット引きこもり 親の対処法」 :子育て事情
2005年5月 河北新報 家庭教育欄 「ソリューションバンク」 記事執筆 (5/17、5/24、5/31)
2005年5月26日 日本経済新聞 「うつ病患者の家族−一人で悩まないで−」 監修
2005年6月29日 フジテレビ 「トリビアの泉」 出演
2006年1月 河北新報 家庭教育欄 「ソリューションバンク」 記事執筆 (1/10、1/17、1/24、1/31)
2006年3月10日 All about Japan「言ってはいけない子どもへの一言とは」:子育て事情
20067月12日

『美生活』美生活塾講師 「ポジティブに生きる夏」         

2006年8月8日 All about Japan「マザコン育成中?息子ラブ母の傾向と対策」:子育て事情
2006911

雑誌「美生活」主催 美生活塾講師「心深まる秋の過ごし方」

All about Japan「ハンカチ王子の家庭に学ぶ-親子関係の秘訣」:子育て事情
200610 婦人画報11月号 「家族のうつ病サポートに必要なこと」
200610 Q-Life10月号「大切な家族がうつに−そのとき私に出来ること−」
200611 家庭画報12月号 「健康相談室 うつの家族への対処法」
200611 日経トレンディ12月号 「今年のキーワード−家族−」
2006125 雑誌「美生活」主催 美生活塾講師「社交の場でのコミュニケーション術」
2006年12月 河北新報 家庭教育欄 「ソリューションバンク」 記事執筆 (12/5、12/12、12/19)
2007年1月 REAL SIMPLE 2月号「義理の両親との付き合い方」
2007年4月2日 毎日新聞夕刊家庭欄「親子問題に関する相談」回答
2007年5月 家庭画報6月号「健康マネジメント加賀美幸子のすこやか対談:家族がうつになったとき」
2007年6月4日 産経新聞「特集 向き合わぬ親子」コメント掲載
2007年6月17日 東京新聞「特集 世の親子育てのコツは?」コメント掲載
2007年10月 日本家族心理学会ニュースレター No30 寄稿
「ベイトソン招待こぼれ話」
2007年12月 河北新報 家庭教育欄 「ソリューションバンク」 記事執筆 (12/4、12/11、12/18)


【業績】 (↓自分の整理のためと化しております・・)
番号 著書,学術論文等の名称 単著共著 年月 発行 概    要
(著書)
1 事例で学ぶ家族療法・短期療法・物語療法事例集 平成14年4月 金子書房 本書は家族療法の黎明期である1960年代から新しい世紀に入った今日までの心理療法の理論的な見通しと実際の介入事例を集めたものである。本書ではミニューチンから今日のナラティブセラピー、コラボレーションセラピーEMDRやTFTなどの固体内の情報処理過程に介入する方法までを解説し、不登校や摂食障害など臨床家が直面する問題を具体的な事例という形式で提示した。4章「摂食障害」、6章「児童虐待」、9章「スクールカウンセリング」を担当。長谷川啓三、若島孔文編 若島孔文、佐藤宏平、生田倫子、三澤文紀、久保順也著(総頁数197頁中、P68〜P86、P102〜P120、P158〜P176を担当)
2 学校臨床ヒント集−スクール・プロブレム・バスター・マニュアル−編 平成15年1月 金剛出版 本書は臨床心理学の現場である学校臨床を中心として、主にスクールカウンセラーが現場で直面する問題を解決するためのアプローチを、短期療法及び家族療法の見地から取り上げたものである。ここでは、実際にスクールカウンセラーとして学校臨床に携わる際の子どもやその保護者との対応や教職員とのコラボレーション、病院や外部機関とのコラボレーションなどに関する具体的で必要不可欠な事柄について明確に述べた。1章「スクールカウンセラーという仕事」、2章「スクールカウンセラーの守秘義務」、コラム「嘘のようなホントの話」を担当。若島孔文編 生田倫子、石井宏祐、小野寺哲夫、勝亦健介、久保順也、佐藤宏平、佐藤智昭、菅原佳世、花田里欧子、福島治、松田るり、吉田克彦著(五十音順)(総頁数189頁中、P11〜P18、P19〜P29、P174〜P175を担当)
3 脱学習のブリーフセラピー−構成主義に基づく心理療法の理論と実践 平成16年4月 金子書房 本書は、最前線の臨床現場で行われている実践や効果的な研修法を紹介している。最新の理論を基礎にしつつ、マニュアルにとらわれない柔軟な介入・対応ができるカウンセラーになるための指南書である。11章「ブリーフセラピーにおける基礎研究と事例への応用について」を担当。若島孔文編 執筆者:生田邦弘、生田倫子、勝亦健介、久保順也、駒場優子、斎藤暢一郎、佐藤宏平、椎野睦、須永直人、玉田恵梨、花田里欧子、松井博史、末崎裕康、三澤文紀、吉田克彦、若島孔文(五十音順)(総頁数175頁中、P158〜P168を担当)
4 心理学実験マニュアル― SPSSの使い方からレポートへの記述まで 平成17年4月 北樹出版 データを取ったが,どのように打ち込めばよいのか?分析はどうしたらいいのか?結果は出たが見方がわからない,結果はわかったがレポートにどうまとめればよいのかわからない...etc.毎年発せられるそのような質問に答えるべく本書は書かれた.一冊でデータの入力からレポートへの記述まで必要最低限の事項を短くまとめた本である. 若島孔文、都築誉史、松井博史(P80〜P100)
5 ブリーフセラピーの登龍門 平成17年6月 アルテ出版 現在アメリカで注目を浴びているブリーフセラピーについての解説書である。ブリーフセラピーにおけるカウンセリング手法の根本を流れる治療哲学や、技法の使い方、また日本人にあわせた統合についても解説していく。また、さまざまな臨床現場にどのようにして用いていくのかについて具体的に解説する。若島孔文、生田倫子(編集執筆)
6 「臨床の語用論」  
 
平成17年5月 至文堂「現代のエスプリ」   葛藤場面における「内容の側面」と「関係の側面」との関連について検討した実験研究を紹介し、会話における“ 両側面のシステミックな関係”について検討した。「「表情」と「言語」の相互拘束のメカニズムについて」を担当 p30-41 長谷川啓三編
7 臨床心理学入門辞典 
平成17年10月 至文堂 「担当項目:システミック・アプローチ(ミラノ派)」システミック・アプローチとは、パラツォーリ(Selvini,Palazzoli,M.)、ボスコロ(Boscolo,L.)、チキン(Cecchin,G.)を中心とするミラノ派による方法論を指す。彼らはもともと分析家であったが、家族療法をMRIで学ぶ。認識論的背景は、MRIの家族システム論やコミュニケーション論に拠るが、特にベイトソンの認識論を忠実に読み解き治療理論に再現したといわれる。P170         「担当項目:家族療法(FT)戦略派・コミュニケーション派」これら2派は、問題解決志向型かつ短期型の心理療法であり、ミラノ派によるシステミック・アプローチを含めた総称として 「戦略的家族療法」と呼ばれることもある。この源流は、かの有名な二重拘束理論を産んだ、ベイトソン(Bateson,G.)による統合失調症の家族研究プロジェクトである。このグループは、禅宗の認識論に強い影響を受け円環的認識論を治療理論に取り入れた。p165
親と教師の信頼関係づくり
平成17年10月  金子書房 「児童心理」 発達障害児の支援テクニックは、教員・親・カウンセラーの協調を前提にしていることが多いが、実際の現実の家庭や学校現場は、『それ以前の問題』であふれている。ブリーフセラピーを応用することによりこのような状況に対して、効果的な介入をすることができる。「子どもの人間関係をはぐくむために 親・教師の協力の実際 軽度発達障害のある子への援助」を担当 
p131-133
教師のためのブリーフセラピー  平成183 アルテ出版 近年システミックな視点という意味で、学校現場におけるブリーフセラピーの実用性が見直されている。本書は、学校教員を対象にしたブリーフセラピーに関する入門書である。申請者は編集執筆を担当。若島孔文・生田倫子・吉田克彦編著

(学術論文)
1 パニック発作を伴う不安神経症の2事例における−逆説指示の効果− 平成11年5月 家族心理学研究13 日本家族心理学会 パニック発作を伴う不安神経症は、その発生メカニズムを熟知した介入を行う場合、カウンセリングが非常に有効である。本研究においては、その発生メカニズムの中でも「予期不安」に注目し、予期不安をターゲットとした介入の提案と有効性を検討している。実際のパニック発作の症例を2事例とりあげ考察した。若島孔文、三澤文紀、生田倫子、松橋仁美、佐藤宏平(P49〜P62)
2 葛藤場面における表情の自己制御的機能について 平成11年6月 カウンセリング研究32 日本カウンセリング学会 本研究では、「場面」の葛藤レベルによって「笑顔表情」の随伴が変化するかどうか、について検討を行うために、「総発話数」に対する「笑顔表情が伴われた発話」の割合について検討を行った。その結果、葛藤のレベルが上がり、システム論的な視点からみると、2者システムが遠心的傾向に向かったときに、「笑顔表情」の生起が増加した。また葛藤レベルの中でもその遠心的傾向が強いほど、「笑顔表情」の生起が増加したことから、「笑顔表情」が2者の対人システムの遠心的方向性により多く表出するコミュニケーションであるということが示唆された。(P157〜P162)
3 葛藤場面における表情の自己制御的機能について−葛藤方略の検討− 平成11年11月 家族心理学研究13、2 115-122.日本家族心理学会 本研究では、生田における「マクロな視点による場面分析」で得られた知見を、さらに精緻にすることを目的とした。言語的側面による「協調方略・対決方略」を、対人システムの、「求心性・遠心性」の指標にすることにより、方略の違いによる「笑顔表情」の表出の比較を行うことが目的とされた。結果として、「葛藤方略が協調的なときよりも対決的であるほうが、会場場面における「笑顔表情」は増加するであろう。」という仮説が支持されたので、葛藤場面における「笑顔表情」は、場面だけではなく、よりミクロな方略レベルにおいても遠心的傾向に従って増加することが示された。生田倫子、若島孔文、長谷川啓三(P115〜P122)
4 短期/家族療法の文脈におけるコミュニケーション理論の展開−人間コミュニケーションの語用論の第一定理をめぐる討論とその展開− 平成11年11月 学校カウンセリング研究2 日本学校カウンセリング学会 心理療法におけるコミュニケーション理論は、特に短期/家族療法において情報分野とは独立した形で発展した。ホン研究においては、コミュニケーションの第一定理についてのさまざまな批判について検討し、統合的な修正の提案を行っている。若島孔文、生田倫子(P43〜P50)
5 葛藤的会話場面における脱文脈コミュニケーションの研究−問題相互作用モデルの確証とその修正 平成11年12月 家族療法研究16 日本家族研究・家族療法学会 本研究では、夫婦システムの遠心的動きを問題レベルと相互作用レベルの高さによって捉え、その遠心的動きの高まりと比例して受け手の反応がディスクオリファイする可能性が高まるか否かを検討した。分析Tにおけるマクロ分析の結果、問題レベルと相互作用レベルによってディスクオリフィケーションがある程度予測されることが明らかとなり、分析Uのマイクロ分析では、いくつかの行動指標に対し他者のディスクオリフィケーションがどのようなコミュニケーションの流れの中で発生しているかをより詳細に検討した。若島孔文、生田倫子、長谷川啓三(P187〜P195)
6 対人システムにおける自己制御的機能に関する研究 平成12年1月 家族心理学研究14、1 日本家族心理学会 本研究においては、システムの遠心傾向によって表出された「笑顔表情」における、対人システムに対するフィードバック機構について検討を行った。具体的には、方略に随伴する「笑顔表情」が、相手の次の言語方略に影響を与えるかどうかについて検討した。システムの遠心的傾向によって表出された「笑顔表情」によって、対人システムにフィードバックが行われるならば、具体的には、「笑顔表情」が随伴した発話に対して、相手の次の発話が協調的になるということが予想された。結果として、「2者間の葛藤課題」において、「非笑顔表情」が随伴する場合よりも「笑顔表情」が随伴する場合の方が、その発話に対応する相手の反応は協調方略が多いだろう。」という仮説は支持された。(P29〜P40)
7 心療内科領域における短期療法の適用−表裏のアプローチについて− 平成12年1月 心療内科4 科学評論社 短期療法における、MRIアプローチとソリューション・フォーカスト・アプローチは、互いに独自の理論を展開している。しかし、この2アプローチは統合しひとつの治療モデルとして扱うと非常に理解しやすく、実践を行いやすい。ここではこの統合モデルを提案し、実践の提案を行っている。若島孔文、杉本是明、渡部敦子、佐藤宏平、生田倫子、長谷川啓三(P76〜P81)
8 葛藤場面に埋め込まれた矛盾するメッセージの伝達とディスクオリフィケーション−二重拘束理論の臨床心理学的研究 平成12年4月 カウンセリング研究33 日本カウンセリング学会 本研究では、葛藤状況に起こるコミュニケーションを問題レベルと相互作用レベルの高さによって捉え、その遠心的動きの高まりと比例して受け手の反応がディスクオリファイする可能性が高まることを示したPIMモデルをより詳細に検証を行った。若島孔文、生田倫子、長谷川啓三(P148〜P155)
9 会話システムにおける回避的行動に関する研究 平成13年5月 家族心理学研究15、1 日本家族心理学会 本研究は、コミュニケーションを回避する状況に置いてどのような行動が出現するかについて検討した。その結果、特に「視線」が多く影響を受けることが明らかになった。菅原佳世、生田倫子(P35〜P43)
10 欺瞞場面におけるマネージメント的コミュニケーションの検討 平成13年5月 家族心理学研究15 日本家族心理学会 本研究においては、欺瞞場面においては非欺瞞場面と比較して、笑顔表情が多く表出するのではないかという仮説を検証することを目的とした。結果、欺瞞場面で多く笑顔表情が表出し、これは対人システムの遠心性に対する反作用であると考察された。菅原佳世、生田倫子(P1〜P12)
11 不安・恐怖症状とさまざまな問題を訴えるクライエントへの心理療法−問題−相互作用モデルによる見立てと介入− 平成13年7月 心療内科5 科学評論社 本研究は、複数の問題が複雑に絡み合っている場合、それらの問題を解決するための技法として、家族療法・短期療法から提出された3つの技法、および筆者が実験研究から提示した「問題−相互作用モデル」による見立てと介入、治療的二重拘束、ナラティブ・メソッドの有効性を検討し、複雑な症例が実際にこれらの技法によってどのように変化したのかを報告し、考察した。花田里欧子、生田倫子、若島孔文(P287〜P292)
12 うつ症状を呈する女性患者への短期療法−2症例の比較検討から− 平成13年7月 心療内科5 科学評論社 本研究の目的は、同時期にセラピストと関わりをもち短期療法によって改善を示した比較的難治例であった女性2症例を詳細に比較検討し、その特徴と治療アプローチに関して考察することであった。症例は2例ともうつ状態を主訴とし、面接は両症例とも短期療法における表裏のアプローチが行われた。2症例目では、ディスクオリフィケーション反応を問題−相互作用モデルからも検討している。若島孔文、花田里欧子、生田倫子(P281〜P286)
13 Developments in communication theory in Japan: From management lenguage to research on the problem-interaction model. 平成14年8月 Japanese Journal of School Counseling 5 日本学校カウンセリング学会 本論文の目的は、家族療法、とりわけMental Research Institute(MRI)のアプローチの理論的背景としてきた、コミュニケーション理論に関する、日本における研究を海外に向けて発表するために、英語でレビューすることであった。若島孔文、花田里欧子、生田倫子
14 臨床の基礎研究レビュー−マネージメント言語から問題・相互作用モデルの研究まで− 平成15年7月 東北大学大学院教育学研究科臨床心理相談室紀要1 本論文の目的は、家族療法、とりわけMental Research Institute(MRI)のアプローチの理論的背景としてきた、コミュニケーション理論に関する、日本における研究をレビューすることであった。特に本論では、MRIの影響を強く受けるTohoku University Groupが行ってきた、海外に向けて発表するために、英語でレビューすることであった。(P23〜P31)
15 服薬指導におけるコミュニケーションの実験的研究 平成15年11月 こころの健康17、2 日本精神衛生学会 本研究においては、服薬指導を行う際にどのような非言語行動が説得につながるのかを検討することを目的とした。その結果、説得に成功した群は、助動詞「ね」「よ」の使用頻度が低いということが明らかになった。これより、服薬指導の説得に関しては、助動詞の使用が影響を与えるということが示された。奥野雅子、生田倫子(P58〜P65)
16 笑いとユーモアのある家庭 平成15年11月 児童心理 金子書房 対処が困難な子どもを養育する際には、ユーモアをうまく活用することにより、葛藤をうまく処理できる可能性が高くなる。ここでは、葛藤に対するユーモアの作り方に関する事例を多く載せながら解説を行っている。
17 一般的聞き手反応と特殊聞き手反応の分類−理論と「共感」のパラドックス− 平成15年11月 立正大学心理学部研究紀要創刊号 本研究の目的は、これまで心理療法場面においてセラピストに必要不可欠であり、重要と考えられてきた「共感」概念についてどのようなコミュニケーション上の特徴から伝達されるのかについて検討することであった。これまで「共感」概念は、セラピストの内的自覚に基づいて語られることが多かった。しかし「共感」を構成するコミュニケーション特性があるというのが本研究の大きな伝説であった。そこで対面的会話場面において聞き手側が自然発生的におこす行動と、それが話し手に与える影響を検討した結果、その特性はとりわけ聞き手反応に特徴的であることが示唆された。若島弘文、生田倫子、花田里欧子、平野貴子(P113〜P123)
18 短期/家族療法が有効であった不登校症例についての語用論的一考察−悪循環コミュニケーション・パターンとしての「独白」に着目して− 平成16年3月 東北大学大学院教育学研究科臨床心理相談室紀要2004第2巻 本研究の目的は、カウンセリングにおける客観性を目指して、面接場面でのコミュニケーション上行われていることを、実証的に分析検討することであった。その結果、第1回目と第2回目では、「発言時間の長さ」に大きな変化はなかったが、「発話数」「ターンテイキング数」において変化があった。以上より、伝統的に重視されてきたコミュニケーションの意味内容的な側面ではない、例えば発話行為とへの着目が、人間関係についての見立てや介入の一つの指標となりうる可能性が示された。花田里欧子、生田倫子、若島孔文(P55〜P67)
19 子どもの傷ついた心を癒す ユーモアのある家庭づくり 平成16年8月 別冊PHP8月号 家庭生活や子育てにおけるつらい状況の時にこそ、ユーモアや笑いは有効である。心に傷を持った子どもや、子育てに行き詰まり感を持つ母親のために、どのようにユーモアを活用したらよいのかという点から事例を多用してわかりやすく解説した。(総頁数頁中、P〜Pを担当)
20 カップルの社会的勢力認知が葛藤的相互作用に与える影響について 200710 武蔵野大学人間関係学部紀要(印刷中) 二者場面における勢力関係を査定するために、非言語のやりとりに焦点を当てて実験研究による実証的な検討を行った。勢力差の大きなカップルは勢力が低いと自ら認知する側に、より笑顔表情が表出することが示された。生田倫子・高橋誠、(生田は実験の全てを行い、高橋は前書きと考察を行った。)
(その他)
1 親密な二者間の葛藤的状況における表情の機能−臨床心理学の観点から− 平成10年9月 東北心理学研究48号 本研究では、親密な2者における葛藤場面において、「場面」の葛藤レベルによって「笑顔表情」の随伴が変化するかどうか、について検討を行うために、「総発話数」に対する「笑顔表情が伴われた発話」の割合について検討を行った。その結果、葛藤のレベルが上がり、システム論的な視点からみると、2者システムが遠心的傾向に向かったときに、「笑顔表情」の生起が増加した。また葛藤レベルの中でもその遠心的傾向が強いほど、「笑顔表情」の生起が増加したことから、「笑顔表情」が2者の対人システムの遠心的方向性により多く表出するコミュニケーションであるということが示唆された。(37頁)
2 コミュニケーションのマネージメント的側面に関する実験的研究(6)−説得の非言語的勝因− 平成11年2月 日本家族心理学会第16回大会発表論文集 本研究は、説得の非言語的勝因を検討することを目的とした。統制された条件の中で「討論に勝利した群」の被験者は、「負けた群」の被験者に比べ、「反応を求める頭の動き」が多いということが明らかになった。(40頁)
3 クライエント側の視点からカウンセリングを捉える試み(U)−中学、高校生が満足する、また不満に思うカウンセリングの検討− 平成11年6月 日本カウンセリング学会第32回大会発表論文集 本研究においては、相談のニーズを検討することが目的である。大学生・高校生・中学生を対象に調査を行った結果、年齢が下がるにつれて「具体的指示」を求めるニーズが増加することが明らかになった。(P197〜P198)
4 クライエント側の視点からカウンセリングを捉える試み(V)−中学生・高校生・大学生が満足する、また不満に思うカウンセリングの検討− 平成11年6月 東北心理学研究49号 本研究においては、相談のニーズを検討することが目的である。大学生・高校生・中学生を対象に調査を行った結果、不満なカウンセリングスタイルとして「受動的」なカウンセリングスタイルが挙げられた。専門家としての意見がほしいというニーズがあると考えられる。(42頁)
5 クライエントの立場からカウンセリングのニーズを捉える試み(4)−抑うつ傾向とカウンセリング満足度の関係− 平成12年8月 日本カウンセリング学会第33回大会発表論文集 本研究においては、抑うつ傾向のある学生のカウンセリングのニーズについて検討を行った。その結果、抑うつ傾向が高い学生は、そうでない学生と比較して「積極的なアドバイス」などをよりつよく好むということが明らかになった。(P272〜P273)
6 臨床現場に還元するという視点での基礎研究とは?−家族・対人関係の問題に焦点を当てた実証研究の視座− 平成12年8月 日本カウンセリング学会第33回大会 親密な2者における葛藤場面において、「場面」の葛藤レベルによって「笑顔表情」の随伴が変化するかどうか、について検討を行うために、「総発話数」に対する「笑顔表情が伴われた発話」の割合について検討を行った。その結果、葛藤のレベルが上がり、システム論的な視点からみると、2者システムが遠心的傾向に向かったときに、「笑顔表情」の生起が増加した。
7 笑顔/表情の自己制御性について 平成13年4月 第8回日本語臨床研究会 仙台市戦災復興記念館 本研究の目的は、笑顔表情が語用論的な役割を担うものではないかということについて探索的に検討することであった。具体的には、継続が見込まれる2者関係において、関係を危機にさらすような葛藤的な会話を行ったときには、協調的な会話のときに比べて、笑顔が有意に増加した。このことにより、本研究では、笑顔表情が、対人関係を維持するための語用論的役割を持つことを示唆した。生田倫子、三澤文紀、佐藤明子、菅原佳世、花田里欧子、長谷川啓三(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
8 難事例のブリーフセラピー 平成13年6月 金子書房 本書はRichard FishとKarin SchlangerによるBRIEF THERAPY WITH INTIMIDATING CASES CHANGING THE UNCHANGEABLEの翻訳書である。本書は、回数を制限する形で行われるセラピースタイルに対する「困難事例は不向き」との誤解を払拭する為にかかれた。さまざまな困難ケースにどのように対処しているかを示す書である。本人が担当した「多問題家族」の章では、薬物中毒や離婚、虐待問題などさまざまな問題が1家族の中で複雑に絡み合っているようなケースについての対処を紹介している。第4章「多問題家族」の訳出を担当。(総頁数179頁中、P39〜P77を担当)
9 会話の流れを妨げる非言語コミュニケーションについて 平成13年6月 日本家族心理学会第18回大会発表論文集 会話の最中に、話す「内容」ではなく、「関係」の側面においてネガティブな印象を与える非言語行動を探索した。話を遮ったり、割り込みや、話の主導権を譲らない、等の「積極的なディスターブドコミュニケーション」、会費を中心とした「消極的ディスターブドコミュニケーション」が検討された。(25頁)
10 コミュニケーション理論をコンサルテーションに応用する試み−児童養護施設の職員へのコンサルテーションの検討− 平成13年8月 産業カウンセリング学会第6回大会 本研究においては、ヒエラルキーが崩れ、人間関係が危機に陥っている組織にどのように介入し、改善させるかについて検討している。
11 短期療法の光と影 平成13年9月 日本心理臨床学会第20回大会 アメリカの家族療法のメッカであるMRI研究所における、最新の情報について発表を行った。
12 21世紀のカウンセリング研究法−社会心理学と臨床心理学の接点− 平成13年11月 日本カウンセリング学会第34回大会 心理学の調査研究における「実験的手法」の長所と短所について、また臨床心理学分野における還元について検討した。
13 クライエントの視点から「共感」を捉える試み(1)−共感認知項目の作成と共感特性尺度(IRI-J)との関連性について− 平成14年6月 日本家族心理学会第19回大会発表論文集 カウンセリング場面における模擬実験において、クライアント側からの認知を検討したところ、クライアントによる共感認知と、セラピスト側の共感特性尺度による特典は相関しないということが明らかになった。(45頁)
14 クライエントの視点から「共感」を捉える試み(2)−共感はどのような“コミュニケーション”によって示されるのか− 平成14年8月 日本カウンセリング学会第35回大会発表論文集 カウンセリング場面における模擬実験において、クライアント側からの認知を検討したところ、クライアントによる共感認知は、セラピストの「笑顔表情」により強く影響を受けるということが明らかになった。(105頁)
15 学校における問題解決に向けた養護教諭/スクールカウンセラー・他機関のユーティライゼーション 平成14年8月 日本カウンセリング学会第35回大会 学校における問題解決に向けて、スクールカウンセラーが関係機関とどのようにコンサルテーションを行うべきかについて解説を行った。
16 聞き手反応の機能的分類と会話への影響に関する研究 平成14年11月 日本社会心理学会第43回大会発表論文集 「聞き手反応」を、積極的に会話に関わっていないとできない「積極的聞き手反応」と会話に関わっていなくても可能な「消極的聞き手反応」に分類を行った。(P348〜P349)
17 対人システムの自己制御的機能に関する研究(U)−視線回避コミュニケーションの影響について− 平成15年6月 日本家族心理学会第20回大会発表論文集 本研究では、視線回避が相手の反応にどのようにフィードバックするかについて検討を行った。発話に視線が伴われるかどうかによって選択する葛藤方略が異なるということを明らかにした。(66頁)
18 葛藤場面に現れる自己制御的機能に関する基礎研究の知見を、夫婦面接における潜在的葛藤の探索に応用させた事例 平成15年6月 日本家族心理学会第19回大会 笑顔表情が対人システムにおける自己制御機構の指標となるという先行研究に従い、面接場面に現れた不自然な笑顔表情に注目することにより、潜在的な葛藤を明らかにし効果的介入に変更が可能になったケースについて検討を行った。
19 臨床心理学における基礎研究の現状と今後の展開 平成15年8月 日本心理学会第67回大会 臨床心理学分野における基礎研究は、今後どのように発展させるべきかについて実験研究の視点から分析を行った。
20 リストラの可能性が高かった中間管理職をシステムアプローチで改善させた事例 平成15年9月 日本産業カウンセリング学会第8回大会 本事例検討においては、機能不全状態に陥りリストラの危険が迫っていた中間管理職に対して、システムアプローチを用いることにより組織の改善をもたらすことが可能になったケースについて検討した。
21 「笑顔表情」に注目して葛藤を予測し潜在的な問題を焦点化した臨床例−基礎研究の知見から臨床への応用可能性− 平成15年9月 日本カウンセリング学界第37回大会 明治学院大学 本研究の目的は、葛藤場面における「笑顔表情」、潜在的な葛藤を予測しえるかということについて、ある夫婦合同面接事例に関して検討するものである。その結果、「笑顔表情」が示されたときに、セラピストがクライエントに介入したところ、夫婦間には葛藤的な話題が潜んでいたことが明らかとなった。つまり、笑顔が潜在的な葛藤を予測しえたということが示された。生田倫子、花田里欧子(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
22 “守秘義務”と“連携”のはざまで起こる苦しみ!とその解決 平成15年11月 日本カウンセリング学会第36回大会 スクールカウンセリングにおける守秘義務と、コンサルテーションの必要性に関する板ばさみ問題についての検討と、具体的な解決策について解説を行った。
23 「構成主義と実証研究(エビデンス)」


2004年 5月30日  日本家族研究・家族療法学会第21回大会 木更津市かずさアーク (シンポジウム話題提供)構成主義と実証主義(ex実証研究)は一見相容れない概念に思える。構成主義は,現実がそれを観察する者から独立しているとみなす客観主義の立場に異議を唱え,現実はそれを知る主体から独立した関係にはないと考える。 しかし、本当に「構成主義 VS 実証主義」か? この問いについて実証研究や事例考察を踏まえながら、両概念が実は相容れない概念ではなく「入れ子」のような相互拘束関係にあることを考察した。
24 対人システムの自己制御的機能に関する研究〔V〕

2004年6月16-18日 日本家族心理学会第21回大会  県立広島女子大学  (学会発表)2者のみの葛藤課題の際に「笑顔表情」が多く表出したカップル群については、第3者が入った時の発話が「対決的」に変化したことから、このような2者システムにとっては第3者の存在が『自己制御』的に作用したことが示唆される。臨床への示唆として、2者の対話時の「笑顔表情」の観察によって、第3者が入る際の発話が「対決的」「協調的」のどちらに推移するのかを予測することにより、第3者としての他者を、戦略的に用いることができるということが示唆される。生田倫子・上西創(共同研究に付き本人担当部分抽出不可能)
25 第3者の存在による2者システムの自己制御機構に関する臨床心理学的研究

2004年9月 日本心理学会第68回大会関西大学 (学会発表)実際の夫婦療法や家族療法では、持続した関係をもつ人間関係の間に、セラピストという第3者が入るという設定になる。通常セラピストの発話や介入に焦点が当てられることが多いが、「存在自体」が持つ影響について検討された研究は少ない。本研究の目的は、この「第3者が存在するという状況」そのものが、葛藤状況において及ぼす対人システムの自己制御機構について検討を行った。
26 笑顔で浮気がばれる?笑顔表情に注目して葛藤を予測し潜在的な問題を焦点化した事例

2004年9月11-13日  日本心理学会第68回大会関西大学 (シンポジウム話題提供)本発表では、上記の基礎研究を踏まえ、この知見によってうつ症状を示す女性の夫婦面接における潜在的葛藤の推測が可能になった事例を紹介する。対人システムの自己制御的機能を持つディスクオリフィケーションに注目することで、その発話の内容に潜在的な葛藤を予測できる可能性があるのではないだろうか。これにより、自己制御的コミュニケーションを、その発話が持つ遠心的傾向の指標として用いることが出来る可能性があると示唆できる。
27 「笑顔表情」に注目して葛藤を予測し潜在的な問題を焦点化した臨床例−基礎研究の知見から臨床への応用可能性−
2004年9月18日19日 日本カウンセリング学会第37回大会  明治学院大学 (学会発表)CLの不自然な笑顔表情は、基礎研究の知見から、「対人システムにおける『自己制御機構』の作動に関わる非言語コミュニケーション」であると示唆された。つまり、このコミュニケーションが出現した発端となった発話内容、つまり仕事や職場といった言葉に、CLにとって夫との関係を遠心的に導くような意味が含まれているのではないかということである。結果的に、個別面談を行った際に上司への恋愛感情が語られたことから、この笑顔表情と笑い声への注目によりこの夫婦システムにおける潜在的葛藤を予測しえたといえる。生田倫子・花田里欧子(共同研究に付き本人担当部分抽出不可能)
26 笑顔で浮気がばれる?笑顔表情に注目して葛藤を予測し潜在的な問題を焦点化した事例

2004年9月11-13日  日本心理学会第68回大会関西大学 (シンポジウム話題提供)本発表では、上記の基礎研究を踏まえ、この知見によってうつ症状を示す女性の夫婦面接における潜在的葛藤の推測が可能になった事例を紹介する。対人システムの自己制御的機能を持つディスクオリフィケーションに注目することで、その発話の内容に潜在的な葛藤を予測できる可能性があるのではないだろうか。これにより、自己制御的コミュニケーションを、その発話が持つ遠心的傾向の指標として用いることが出来る可能性があると示唆できる。
27 「笑顔表情」に注目して葛藤を予測し潜在的な問題を焦点化した臨床例−基礎研究の知見から臨床への応用可能性−
2004年9月18日19日 日本カウンセリング学会第37回大会  明治学院大学 (学会発表)CLの不自然な笑顔表情は、基礎研究の知見から、「対人システムにおける『自己制御機構』の作動に関わる非言語コミュニケーション」であると示唆された。つまり、このコミュニケーションが出現した発端となった発話内容、つまり仕事や職場といった言葉に、CLにとって夫との関係を遠心的に導くような意味が含まれているのではないかということである。結果的に、個別面談を行った際に上司への恋愛感情が語られたことから、この笑顔表情と笑い声への注目によりこの夫婦システムにおける潜在的葛藤を予測しえたといえる。生田倫子・花田里欧子(共同研究に付き本人担当部分抽出不可能)
28 臨床心理学領域における実証的基礎研究の最前線


2004年9月18日19日 日本カウンセリング学会第37回大会  明治学院大学 (シンポジウム企画・話題提供)本シンポジウムは、“臨床心理学的実証的基礎研究”における“最前線の研究”について、その紹介と討論を行うという主旨である。従来の臨床心理学の実証研究において見られがちな、「臨床家」と「研究者」との乖離を打開する試みを行った。 
話題提供者には、「研究の概要と成果」だけではなく、「それがどのように現場に還元しうるのか」という点を含めた話題提供を求めた。日本における実証的基礎研究の主な領域は、認知行動療法領域における認知に関する研究、家族療法のコミュニケーション学派による面接過程のコミュニケーション研究、投影法に関する基礎研究が代表的であるため、各分野からの話題提供を企画した。指定討論者には、日本カウンセリング学会独創研究賞の創始者である内山喜久雄先生にお願いした。
29 殺人衝動を主訴とする中1女子へのカウンセリング過程−佐世保女子殺人事件のメカニズムに関する考察−
2004年11月27-28日 国際幼児教育学会第25回大会  聖徳大学 (学会発表)本事例では、学校相談において相談された、殺人衝動のエスカレーションに関する症例を検討した。また、佐世保女児殺人事件の心理的メカニズムを検討した。佐世保女児殺害事件の加害者の少女においては、精神鑑定により人格障害や精神疾患は見出されず、広範性発達障害は傾向のみという判定であったことから、本症例と酷似した心理的メカニズムを推測することが妥当である。殺人衝動を具体的な行為に発展させていった要因として、「自己暗示」から引き起こされる自己催眠状態に陥り、自動行動へと発展したと考えられる。この女児は、集中・固執を行いやすいという器質的特長(精神鑑定)を持っていたことから、殺人衝動のエスカレーション、ひいては自己暗示から発展した殺人行為を生みやすい要因を持っていたと考えられる。
30 「三世代機能不全仮説」の提案−児童養護施設における機能不全構造を改善した事例-

平成17年7月16日-20日 日本家族心理学会第22回大会文教大学  (学会発表)本事例では、児童養護施設において機能不全状態にあった寮について、システミックなアプローチを紹介した。「三世代機能不全仮説」を提案し、それを改善する周囲の資源を使った介入を紹介した。システムの力動が動いたことによって、寮を巡る機能不全関係が回復していくこととなった。
31 「表情」と「言語」の相互拘束
平成17年7月16日-18日 日本家族心理学会第22回大会文教大学 (シンポジウム話題提供)「関係の側面」の伝達は多くが非言語行動によって行われる。中でも、「表情」は言葉に合わせて瞬時に変更可能であり、感情伝達として多くの情報を持つことから、「関係の側面」を表情という視点から検討した。実験研究から得られた知見と、それを実際の臨床場面に応用した事例を紹介し、「表情」と「言語」のシステミックな関係と、それを臨床に応用する可能性について議論を行った。
32

顔で浮気がばれる?笑顔表情に注目して葛藤を予測し潜在的な問題を焦点化した事例

2004911-13

 日本心理学会第68回大会関西大学

(シンポジウム話題提供)本発表では、上記の基礎研究を踏まえ、この知見によってうつ症状を示す女性の夫婦面接における潜在的葛藤の推測が可能になった事例を紹介する。対人システムの自己制御的機能を持つディスクオリフィケーションに注目することで、その発話の内容に潜在的な葛藤を予測できる可能性があるのではないだろうか。これにより、自己制御的コミュニケーションを、その発話が持つ遠心的傾向の指標として用いることが出来る可能性があると示唆できる。

33

笑顔表情」に注目して葛藤を予測し潜在的な問題を焦点化した臨床例−基礎研究の知見から臨床への応用可能性−

2004年9月18日19

日本カウンセリング学会第37回大会  明治学院大学

(学会発表)CLの不自然な笑顔表情は、基礎研究の知見から、「対人システムにおける『自己制御機構』の作動に関わる非言語コミュニケーション」であると示唆された。つまり、このコミュニケーションが出現した発端となった発話内容、つまり仕事や職場といった言葉に、CLにとって夫との関係を遠心的に導くような意味が含まれているのではないかということである。結果的に、個別面談を行った際に上司への恋愛感情が語られたことから、この笑顔表情と笑い声への注目によりこの夫婦システムにおける潜在的葛藤を予測しえたといえる。生田倫子・花田里欧子(共同研究に付き本人担当部分抽出不可能)

34

臨床心理学領域における実証的基礎研究の最前線

2004年9月18日19日

日本カウンセリング学会第37回大会  明治学院大学

(シンポジウム企画・話題提供)本シンポジウムは、臨床心理学的実証的基礎研究における最前線の研究について、その紹介と討論を行うという主旨である。従来の臨床心理学の実証研究において見られがちな、「臨床家」と「研究者」との乖離を打開する試みを行った。 
日本における実証的基礎研究の主な領域は、認知行動療法領域における認知に関する研究、家族療法のコミュニケーション学派による面接過程のコミュニケーション研究、投影法に関する基礎研究が代表的であるため、各分野からの話題提供を企画した。指定討論者は、日本カウンセリング学会独創研究賞の創始者である内山喜久雄先生。

35

殺人衝動を主訴とする中1女子へのカウンセリング過程−佐世保女子殺人事件のメカニズムに関する考察−

20041127-28

国際幼児教育学会第25回大会  聖徳大学

(学会発表)本事例では、学校相談において相談された、殺人衝動のエスカレーションに関する症例を検討した。殺人衝動を具体的な行為に発展させていった要因として、「自己暗示」から引き起こされる自己催眠状態に陥り、自動行動へと発展したと考えられる。

34

33.「三世代機能不全仮説」の提案−児童養護施設における機能不全構造を改善した事例-

平成17年7月16日-20

日本家族心理学会第22回大会文教大学

(学会発表)本事例では、児童養護施設において機能不全状態にあった寮について、システミックなアプローチを紹介した。「三世代機能不全仮説」を提案し、それを改善する周囲の資源を使った介入を紹介した。システムの力動が動いたことによって、寮を巡る機能不全関係が回復していくこととなった。

35

34.「表情」と「言語」の相互拘束

平成17年7月16-18

日本家族心理学会第22回大会文教大学

(シンポジウム話題提供)「関係の側面」の伝達は多くが非言語行動によって行われる。中でも、「表情」は言葉に合わせて瞬時に変更可能であり、感情伝達として多くの情報を持つことから、「関係の側面」を表情という視点から検討した。実験研究から得られた知見と、それを実際の臨床場面に応用した事例を紹介し、「表情」と「言語」のシステミックな関係と、それを臨床に応用する可能性について議論を行った。

36 The self regulation mechanism in inter-personal systems. 平成18年6月9-12日 InternationalAcademy of Family Psychology 対人システムの自己制御機構について発表を行った。
37 SOLUTION BANK:AN EXPERIMENT OF BRIEF SOCIAL MANAGEMENT. 平成18年6月9-12日 InternationalAcademy of Family Psychology

日本における短期/家族療法の実践について発表を行った。HASEGAWA  KeizoHANADA  RyokoIKUTA  Michiko

38

The Original Development of the family therapy in Japan and Mexico.

平成1869-12

InternationalAcademy of Family Psychology

家族療法は欧米に始まったが、いまや世界各国で実践されている。そして、その文化それぞれにフィットした形に昇華されている。本発表では、日本とメキシコにおける家族療法の文化的な適合について発表を行った

39

Developments of studies of a family threapy in Japan

平成1869-12

InternationalAcademy of Family Psychology

日本における家族療法の文脈のコミュニケーション研究について発表を行った。HANADA RyokoIKUTA  Michiko

40

児童養護施設における不登校児への天秤アプローチ−やむをえない状況における強硬手段の適応と留意点−

平成187

日本家族心理学会第23回大会 佛教大学

施設臨床においては、中学時に不登校になり高校への進学が出来ない場合には中学卒業時に退所措置の可能性があることから、学校に行かせるという強行手段が暗に要求されることが多い。本発表では強硬手段の適応と留意点について発表を行った。

41

アスペルガー症候群/統合失調症と診断された女子生徒への援助と連携―家庭・学校・医療機関・メンタルフレンドを束ねるコンサルテーション

平成1884

日本カウンセリング学会第39回大会 学芸大学

本事例は、アスペルガー症候群/統合失調症と診断された女子生徒について、スクールカウンセラーを中心に多機関の連携が行われたケースを紹介する。このケースは、高校の教育相談における3年間をまとめたものである。

42

41.教育相談における多問題事態に対する対応−洗脳や脅迫等の混沌状態への短期/家族療法アプローチ−

平成18916

日本心理臨床学会第25回大会 関西大学

本発表では、洗脳や脅迫等の悪質な対応を繰り返す人物がからむ出来事について、教育相談にて対応した事例提供を行った。

The help of withdraw. 平成18年11月 25 Aniversario X Congreso Nacional, I Congreso Iberoamericano, Terapia Familia: ciencia, arte y espiritualidad, Asociation Mexicana de Terapia Familia, A.C. del 23 al 26 de Noviembre del 2006, Hotel Hyatt, Acapulco. Wakashima, K. & Ikuta, M.
The characteristic of family therapy in Japan 平成19年11月 25 Aniversario X Congreso Nacional, I Congreso Iberoamericano, Terapia Familia: ciencia, arte y espiritualidad, Asociation Mexicana de Terapia Familia, A.C. del 23 al 26 de Noviembre del 2006, Hotel Hyatt, Acapulco. Ikuta, M. & Wakashima, K. .
きょうだいから見た家庭内問題とその解決 平成19年 児童心理/金子書房 子どもが家族の影響を受けているということを、2事例を比較しながら検討を行った。
いじめ困難事例における解決の模索 平成19年3月号 児童心理/金子書房 いじめが継続して続く状況を分析し、場合に分けて対策の検討を行った。
軽度発達障害支援における有効なアプローチ 平成19年4月号 児童心理/金子書房 軽度発達障害に有効な心理的アプローチである、ペアレントトレーニングとブリーフセラピーを取り上げて紹介し、その共通性と差異について記述した。
多世代家族における葛藤要因の分類 平成19年6月17日 日本家族心理学会第24回大会立正大学 多世代同居家族における葛藤状況を収集し、分類を行った。また、インタビュー調査に基づき、分類を再度行った。
高橋誠・池亀真司・生田倫子
多世代家族における葛藤解決行動の分類 平成19年6月17日 日本家族心理学会第24回大会立正大学 多世代同居家族における葛藤解決行動を収集し、分類を行った。また、インタビュー調査に基づき、分類を再度行った。
池亀真司・高橋誠・生田倫子
対人葛藤場面における攻撃性と葛藤解決行動に関する臨床社会心理学的考察 平成19年6月号 スタッフの心をつかむ心理学講座Aこころのマネージメント:日総研 生田倫子・池亀真司
International Association of Family Therapy
国際家族心理学会第5回大会に参加して
家族心理学研究第21巻第一号 2006年6月に行われたInternational Association of Family Therapy(国際家族心理学会)第5回大会に関する報告を行った。
ソリューションバンク@看護 平成19年連載 こころのマネージメント:日総研 何らかの問題が日常のふとしたきっかけで解決した事例に対して、ブリーフセラピーの視点で解説を
行った。生田倫子・高橋誠
国際家族心理学会第5回大会に参加して 平成19年 家族心理学研究第21回第1号 イギリスのカーディフで行われた国際家族心理学会第5大会の報告を行った。

     

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