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こんにゃくゼリー「ミニカップ」製造中止も マンナンライフ

2008.10.2 22:33
このニュースのトピックス食の安全
野田聖子消費者行政担当相(左)にこんにゃく入りゼリーの事故について説明に訪れたマンナンライフの鶴田征男会長(左から2人目)と永井孝社長(同3人目)=東京都千代田区永田町の内閣府で2008年10月2日午後1時1分(代表撮影)野田聖子消費者行政担当相(左)にこんにゃく入りゼリーの事故について説明に訪れたマンナンライフの鶴田征男会長(左から2人目)と永井孝社長(同3人目)=東京都千代田区永田町の内閣府で2008年10月2日午後1時1分(代表撮影)

 こんにゃく入りゼリーをのどに詰まらせた兵庫県の男児が死亡した事故を受け、野田聖子消費者行政担当相は2日、男児が食べたゼリーを製造した業界最大手、マンナンライフ(群馬県富岡市)の鶴田征男会長ら幹部3人を内閣府に呼び、警告表示の見直しなど今後の対応について説明を受けた。子供や高齢者が食べないよう警告する表示が小さい現商品の自主回収について、同社側は「検討させてほしい」とした。

 野田担当相は冒頭、「事故は痛ましいこと。(こんにゃく入りゼリーで)17人もの命が奪われ、前政権からゆゆしきこととして取り組んできたが、今回また犠牲者が出たことを厳しく受け止めている」と話した。

 野田担当相は、ゼリーの形状について、のどに詰まらせないようなものに変えることも要請。同社側は将来的に、事故のあったミニカップタイプの製造を中止する考えを示したという。

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野田聖子消費者行政担当相(左)にこんにゃく入りゼリーの事故について説明に訪れたマンナンライフの鶴田征男会長(左から2人目)と永井孝社長(同3人目)=東京都千代田区永田町の内閣府で2008年10月2日午後1時1分(代表撮影)
窒息死事故を起こしたものと同じこんにゃくゼリー(手前)を示す国民生活センターの職員=30日午前、東京都港区
死亡した男児が食べた「蒟蒻畑 マンゴー味」。搬送先の医師から国民生活センターが写真提供を受けた
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