リプラス 滞納家賃保証を強化 ソフト開発2社と提携

2008/7/4

 不動産ファンドの管理事業などを展開するリプラス(東京都港区)は、ソフトウエア開発の日本情報クリエイト(宮崎県都城市)とダンゴネット(東京都武蔵野市)と提携した。不動産ファンド管理事業に続く新たな収益に育成中の滞納家賃保証システムと保険サービス事業を強化するのが狙いだ。

 日本情報クリエイトとダンゴネットの両社は、賃貸仲介業務や賃貸管理業務向けの不動産業務ソフトの企画から開発、賃貸管理会社向けにソフトの販売を行っている。

 今回の提携は、日本情報クリエイトやダンゴネットが開発する不動産業務ソフトにリプラスの滞納家賃保証業務が連携できるオプション機能を搭載するというもの。今後は、ソフトの拡販と滞納家賃保証事業の拡大に向け、相互に保有する営業網を活用した協力も行っていく計画だ。

 リプラスが注力する滞納家賃保証事業は、入居者が滞納した際、入居者に代わって家賃をリプラスが支払うサービス。滞納した場合、契約者に対し家賃全額を不動産管理会社に支払う。家賃回収や滞納の心配がなくなるだけでなく、退去時の交渉やトラブル、残置物の撤去、訴訟まで保証している。

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