会員の皆様、関係者の皆様へ
日ごろから、
自分の忙しいライフスタイルの中に、
地域に生息する猫のためにご飯をあげたり、
糞尿の始末をしてくださっている皆様の活動に
改めて感謝申し上げます。
また我々の活動にご理解をいただき、
様々な方面で支援いただいている関係者の方々に対しても
同様の思いでございます。
我々が支援活動の範囲としている東京都調布市は、
多摩川と野川とが流れる武蔵野の面影を残す
とても美しい街です。
その自然の中では、猫がとてものんびりと短い猫生を過ごしている風景を
よく目にすることができます。
しかし一方で、地球は全生物の生活する場という事実から目を反らし、
猫は邪魔だ、自分の庭を汚すな、自分は猫嫌いだ、
などという人間のエゴからの視点によるトラブルも
日本全体で生じている問題でもあります。
そんな面も知ったうえで、皆様は思いやりの目線で、
ご飯をあげたり、
可哀想な目にあわないよう保護してあげたり、
また不幸な経験をする猫をこれ以上増やさぬよう
不妊・去勢手術をさせてあげたり、という
ボランティア活動を、個々で自発的に取り組んでいる事を2006年に知りました。
調布市では、皆様が個々に取り組んでいるという話を、調布に住み、日ごろ犬を散歩している
友人から聞きました。
世の中では、これらの活動を行う事は「地域猫活動である」ということをネット上で
検索したときに知りました。
川崎や千葉、狛江などにおいて組織的にとても素晴らしい取り組みになっていることも
知りました。
一方、調布市にはそのような組織としての動きがないことを
ネット上の検索にヒットしないことや
調布市役所に会則を提出したときに当該部署から
「猫のボランティア団体はない。ありがたい取り組みです」と確認しました。
そんな時間軸の中で我々は、
調布市で個々人の方々の賞賛に値する取り組みの援助になればと思い、
昨年調布に住む友人らに声をかけ、
地域ねこの会を立ち上げるに至ったことは、設立趣旨で以前記したとおりです。
毎日のご飯代は大変です。傷ついた猫の病院費用も大変です。
生まれた生後間もない仔を保護するためのゲージも住宅街では必要なこともあるでしょう。
私は、個人の心優しい方々の自発的な思いやりの精神に対して
少しでも賛同の意思表明をしたい。
隣人を愛することが少なくなったこの日本地域社会の中で、
他人や他の小動物をも愛する心には、拍手を送りたい!
そんな会の精神に対して、
結果として設立半年後には、
私も個人で猫に対して活動しています!
という方がどんどん我々の会に参加され、30名を数えました。
私は、そのような、人として賞賛に値する「思いやりの精神」を援助したい。
そこで本当に僅かですが、毎月資金面で援助させていただくことで
会に関らせていただいております。
我々の会員の方々の活動エリアで必要なエサ代、ご飯、ご飯・お水用容器、
その他保護用のゲージ、子猫用体温保護マット、など、具体的にカタチとなってきています。
言うまでもありませんが、会員の皆様自身でご負担されている額に較べたら失礼になりますし、
会員の方からのご協力には頭がさがります。
重ねて感謝申し上げます。
今後はますますその需要は多くなるとは思いますが、それに対応すべく1周年を迎えるまでに
より整備していきます。
これこそが、調布地域ねこの会のボランティアスピリッツです。
主役は、会の創立メンバーではない。
ましてや会長でもない。
主役は、会員の皆様。
ひとりひとり。
その活動の内容が、猫にとって主役なのです。
猫にとって。
そんな中、我々と同じ名称を使用している、ということで
日々、ことあるごとに、誹謗中傷に勤しむ個人がいるようです。
わざわざ我々の関係者や、会員の方々のところへ、
猫へ接する大切な時間を削って、
西へ東へ誹謗中傷しているようです。
その趣旨はひとつ!
「当会は、調布市が後援・支援している唯一の猫のボランティアグループ」
なんだそうです。
しかもこう述べています。
「2002年より調布市との連携の下で活動を行ってきた当会とは全く別の・・・
ご注意ください。」
だそうです。
素晴らしい!!
2002年から調布市と連携していたのに、我々が調布市役所に赴いた時、
役所が認識していなかったのは何故でしょう!?
また、地域で活動をするのであれば、多くの人が協力し合うのはとても有効なことであり、
「唯一の猫のボランティア」と主張したがる本意はどこにある(※注)のでしょう?
ボランティアの活動は、多いに越したことはありません。
長くからの活動をしているのであれば、評判をみれば結果はすぐに把握できます!
結果として、誹謗中傷している人物は、会を名乗ってるにも関らず、
5年以上経ていても個人のようです。
それでは、役所は団体とは認識しないでしょうね。
真の活動には、賛同者がついてくるものです。
資格やアピールだけでは限界があります。
私たちには、資格によるアピールをするつもりは毛頭ありません。
しかし、猫を思いやる心は人一倍あります。
私以上に思う賛同者は会には何十人といらっしゃることでしょう。
地域猫の問題は、形式論ではない。
日々の取り組みが求められているのです。
今、猫が虐待されているのです。
今、猫がお腹を空かせているのです。
今、猫が塀の上で寝そべっているのです。
それには、資格はいらない。
唯一の団体でなくていい。
市役所の後援はあれば嬉しいけど、今なくて困るものではない。
我々はボランティアだからだ。
自発的に活動する。
その姿勢こそが賞賛すべきものであり、私は、調布市で活躍しているそんな個人を支援する!
そのために、この会を運営する!
名称は、たまたま同じだった!
それだけのことです。
(ちなみに、当名称は、「地域名+地域猫の会」の組み合わせであり、公共的な標準的な名称といえる)
多くの方々に取り組んでもらいたい。
我々は、個人で活動している人へ賞賛を送ります!
その心を賞賛するのです。
自分たちが目立ちたいのではない。
自分が目立つために会費を集めるのではない。
個人で地域猫を支援している人が主役であり、その人と猫に対して
我々が支援するのである。
会費は、猫のために使う。
我々は、
会費を、資料や通信費等、自分の活動のために集めたりしない!
ましてや、リーフレットをせっせこ作る暇はない。
資料も、通信費も、自腹で出す。
そんなものに会費を充当なんて考えたことも無い!
今日も、これから猫にご飯を上げに行こう。
今日も、困った子猫の問題を話し合いに行こう。
明日も、あさっても。
そんな会話がこのブログ上で記載されていると思う。
私は
名称が同じ、
というだけで誹謗中傷するエゴから
賞賛すべき会員の方々を、守る責務がある。
だから、ここに私からのメッセージを
会員の皆様および関係者の皆様に送ります。
我々には、資金が限られている。
今日も、明日も、不妊・去勢手術をしなければならない猫を抱えている。
そこに資金を使いたい。
今、そんな中傷に対応したら、
会員証の名称を変えなくてはならない。
30名を越える会員の方々の会員証の名称変更には
猫のご飯代にどれだけ充当できることか。
まず1年、きちんと活動し、その過程で生じた問題や課題については、
1年を経過した時点で徹底的に見直していこうと考えている。
誹謗中傷が目に余り始めたため、ここにメッセージを記載することにする。
調布地域ねこの会
※注)どうやら誹謗中傷の真意は、名称の主体を証明したいことではなく、
会費や基金なるものを自分たちが欲しい、というお金目的であることが、
誹謗中傷の内容から刻々と明らかになってきました。(9/9現在の彼らのページより)
我々は、名称によって会費をいただいているわけではなく、
会員として活動していただいている方から直接いただいており、
同名称を名乗る‘個人’と誤認される心配はございませんし、
誤認によって会費を受け取ることはございませんので、あしからず。
しかも、その会費は同名称を名乗る‘個人’のように、自分の活動費に割くことは
一切念頭に置いていませんでした!!
我々は、会費を諸経費ではなく、地域猫のために使わせていただいております。
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