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「徹底してやるしかないんじゃないの」妻の言葉に押され 中山前国交相インタビュー(下) (3/5ページ)
このニュースのトピックス:景気
――麻生首相にはどのように報告したのか
何といったかな…。「せっかく、国土交通大臣という要職をいただきながら、このような結果になって真に申し訳ありません」と。「ただ私はもう、総理の御前に腹を切りにまいりました、止めないでください」と、もちろん止めないわな(苦笑)。「これは私の信念でやりましたので、本当にご迷惑をおかけした。重々お詫びもうしあげます」と。「辞任が総理の足を引っ張ることにならんようにと、身の細る思いで毎日過ごしています。本当に申し訳ありませんでした」と、こういう話をしたんですけどね。
総理はひとこと「誠に残念だ」と言われましたけどね。厳しい顔で聞かれていました。任命責任だなんだといわれるのは分かってますからね。まあ、万感の思いを込めてそういわれたんだろうなあと思って、ますます恐縮してしまいました。本当に、私のこの辞任が支持率を下げたりとか、そういうことになったら本当に万死に値するなと、そういう思いをしてますね。
謝罪から始まった首相の所信演説「思わず頭を」
――総理の言葉をどう受け止めたか
ただ、総理大臣としては教育問題だけじゃなくて、様々なことを考えないといけないから。ちょっとね、こんな騒ぎを起こしたことについては、残念だと思ってらっしゃると思うんだけどね。
――所信演説の冒頭で首相が陳謝した、どういう気持ちで聴いていたか
申し訳ないなと思うと同時に、最初から謝らせねばならない所信表明にしてしまったということは、本当になんとも言えず申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。思わず頭を下げました。
――これからの活動は
- 中山前国交相インタビュー(上)「日教組批判は取り消すわけにいかない」
- 中山前国交相インタビュー(下)「徹底してやるしかないんじゃないの」妻の言葉に押され