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「徹底してやるしかないんじゃないの」妻の言葉に押され 中山前国交相インタビュー(下) (1/5ページ)

2008.10.1 10:43
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インタビューに答える中山成彬前国交相 =29日午後、国会・衆院第二議員会館 (川口良介撮影)インタビューに答える中山成彬前国交相 =29日午後、国会・衆院第二議員会館 (川口良介撮影)

 一連の発言の責任をとって辞任した中山成彬前国土交通相(65)。インタビューの後半では、財政危機に陥った大阪府の例を挙げながら、批判の矛先を日教組から社会保険庁問題にからむ自治労へと広げた。その一方で、辞意を伝えた際の麻生太郎首相の言葉、恭子夫人の後押しなど、発言から辞任にいたる間の様々な葛藤、そして今後について語った。

橋下知事とエールの交換

 大阪府っていうのは、歴代のトップが、知事が、職員組合と癒着してきたわけですよ。だから、お互い給料、ヤミ手当てとかね、裏金とかあったわけです。それでああいう財政破綻に瀕しているわけで、今度、橋下(徹・大阪府)知事はそういう職員組合に応援されなくて、府民に支持されているので、ああいう大胆な改革ができるわけですね。それと大阪の日教組は強いんですよ。私が文部科学大臣のとき、大阪の学校訪問に行きたいといったけれど、どこも受け入れてくれなかった。日教組が反対してね。ひどいのは、そのあと僕は校長先生に個人的に会ったんですよ。みんなもうくたびれ果ててるんですね。毎日、日教組に突き上げられて大変だと。だから校長先生のなり手がいないんだって。

 だから、橋下知事は命がけで戦っているんですよ。ですから私にエールを送ってくれたんですけれど、私も実はねずっと前からホームページなどで(橋下知事に)エールを送っているんです。だから、民主党が政権をとると大阪みたいになってしまう。それを改革するには本当に命懸けでやらないといけない。国民の中には「一回民主党にやらせてみたら」という声もあるし、小沢さんは「一回やらせてみて、ダメなら次代えればいいじゃないか」と言っているけれど、そんなに簡単なもんじゃないんじゃないかと。だから本当に、真剣に考えなきゃ行けない時じゃないかということを私は訴えていきたいと、こう思っているんですよ。

声の大きい過激運動家の影響力が大きい

 ――成績と日教組の組織率は関係ないという反論もあるが

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インタビューに答える中山成彬前国交相 =29日午後、国会・衆院第二議員会館 (川口良介撮影)
インタビューに答える中山成彬前国交相 =29日午後、国会・衆院第二議員会館 (川口良介撮影)
インタビューに答える中山成彬前国交相 =29日午後、国会・衆院第二議員会館 (川口良介撮影)
インタビューに答える中山成彬前国交相 =29日午後、国会・衆院第二議員会館 (川口良介撮影)

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