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【事故米不正転売】三笠グループ会社が自民支部に献金 4年間で112万円

2008.9.18 13:31
このニュースのトピックス政治資金・政治献金
記者会見で二重帳簿の偽装工作は「自分の指示」と述べた「三笠フーズ」の冬木三男社長=6日午前、大阪市北区記者会見で二重帳簿の偽装工作は「自分の指示」と述べた「三笠フーズ」の冬木三男社長=6日午前、大阪市北区

 三笠フーズ(大阪市)による事故米の不正転売問題で、同社のグループ会社2社が、平成15〜19年の5年間に、大阪市内の自民党支部に計112万円の政治献金をしていたことが18日、分かった。支部側は「正当な献金」として、返還しない意向を示している。

 政治資金収支報告書などによると、献金したのは、三笠フーズの冬木三男社長(73)が社長を兼務する米穀卸会社「辰之巳」と小売会社「辰之巳米穀」。両社とも自民党大阪市鶴見区第3支部に、15年は各8万円、16〜19年には各12万円を献金していた。

 同支部の代表は、元参議院議員、坪井一宇氏の妻、まき氏。15年に大阪市議選(鶴見区)に立候補したが落選している。

 妻の代理として一宇氏が産経新聞の取材に応じ、「20年以上前から冬木社長と知り合いで献金を受けた。三笠フーズと辰之巳が同じだったとは報道があるまで知らなかった。事故米の転売には憤っている。議員時代を含め、米に関する仕事を頼まれたこともない」としている。

 辰之巳は昭和53年設立。信用調査会社によると、もとは三笠フーズと辰之巳米穀の資産管理会社だったが、今年5月、辰之巳米穀と合併した。不正転売問題では、三笠フーズとともに不正競争防止法違反罪で熊本県警に告発されている。

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記者会見で二重帳簿の偽装工作は「自分の指示」と述べた「三笠フーズ」の冬木三男社長=6日午前、大阪市北区
記者会見で、事故米の不正転売と二重帳簿の偽装は自らの指示と認めた「三笠フーズ」の冬木三男社長=6日午後0時すぎ、大阪市北区
記者会見で謝罪する「三笠フーズ」の冬木三男社長=6日午前10時58分、大阪市北区
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