中ロ人権活動家が有力か 今年のノーベル平和賞【ロンドン24日共同】ノルウェーの首都オスロで来月10日に発表されるノーベル平和賞の候補者として、地元専門家は中国やロシアなどの人権活動家が有力とみている。今年は北京五輪で中国が注目を集めた上、世界人権宣言採択から60周年に当たることが背景にある。ロイター通信が24日報じた。 オスロのトネソン国際平和研究所長は「中国の反体制派が受賞するだろう」と述べ、投獄されている著名な市民活動家、胡佳氏を最有力候補に挙げた。胡氏に続くのがベトナム統一仏教会トップのティック・クアン・ド師と、ロシア・チェチェン共和国で人権擁護活動を行う女性弁護士リダ・ユスポワさんだという。 オスロ大学のある国際政治学教授は、中国の人権活動家の受賞の機は熟したとしつつも、ロシアの人権状況も問題が多いとして同国の活動家が受賞する可能性を強調した。
【共同通信】
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