北海道新聞　道新スポーツ　Hokkaido Shimbun Press

　北海道日本ハムの札幌ドーム戦の今季来場者数が二十八日のロッテ戦で、百五十八万一千七百六十二人となり、これまでのレギュラーシーズン最多記録だった昨季の百五十五万七千七百二十四人を上回った。同日は超満員の四万二千百二十六人がスタンドを埋めたが、試合は１−４で敗れ、ファンは「クライマックスシリーズ進出で期待に応えて」と切望していた。

　札幌ドーム以外の球場を含めた主催試合の来場者数は同日現在、百八十三万一千八百五人。ホーム最終戦となる二十九日のロッテ戦のチケットは、すでに完売しており、昨季の百八十三万三千五十四人を超えるのは確実だ。

　二十八日は急きょ、立ち見の入場券も販売したが、試合開始直後に完売。今季の満員も五試合目で、昨季の四試合を上回った。

　ゲームは五回裏に先制したが、八回表に投手陣が崩れて逆転負け。札幌市白石区の会社員高橋弘純さん（４５）は肩を落としながらも「私たちは支え続ける。ホーム最終戦の二十九日は絶対に勝って」と話した。