2008年09月29日

しゅごキャラ! 51話

おとといの土曜日、しゅごキャラ!第一期最終回となる51話が放送されました。
この回を最後にわたしの仕事は終了ということになりました。
そんな思いを持って見たせいもあって、最後はちょっと胸がつまって感無量でした。
ほんとうに素晴らしい演出、神懸かり的な作画で、見終えたあと、映画を見たような、なんともいえない余韻が残りました。
このシナリオを書いたときは、美しい夜景の上空でエンブリオに手をのばすあむとイクトのアクションシーンを最初に発想して、シナリオを組み立てたものです。あのときただの文字にしかすぎなかったシナリオがこんなに見事な映像になるなんて……
作画の鈴木信吾さんや桝田裕美さん、それに金澤監督や、コンテの中津環さん、キャラデの崔さん、素敵な音楽をつけてくださった音響の方々……現場スタッフの皆さんがなんていい仕事をされたのだろうと、皆さんに、どれだけ御礼を言っても足りない思いでした。
それに、安田監督にも……
51話を通して、安田監督とごいっしょできたことが本当に大きな出来事でした。
もちろん凄い才能の方なのですが、安田監督ほど心優しい、おおきな人格をもった監督さんにお会いできたことが他に代え難い体験でした。(とてもシャイな安田監督は、こんな文章を読んだら、目にもとまらぬ速攻ダッシュで逃走してしまうでしょうが!)
そしてシナリオライター陣も……犬飼和彦さん、中村誠さん、きんげつりゅうのすけさん、小山知子さん、ホントに個性豊かなメンバーで、発言そのものもオモシロい。全員そろうと掛け合い漫才のようで、うち合わせ自体がとても楽しかった……!
シリーズ構成としては、いまでももろもろ、反省点を思い出します。
第一話以来、毎回、放送されるたびに、あの台詞が甘かった、あのシーンはもっとこんな雰囲気にすればよかった、ここが足りなかったから、次はこうしよう、などと、猛然と反省しながら、1話1話のシナリオ作りをすすめていました。途中で軌道修正したり、気合いをいれなおしたり、議論を戦わせたり、いろんなことがありました。
そんななかでも、大勢の方に愛されている素晴らしい原作を、なんとかして魅力あふれる映像につくりあげようという一同の熱意は変わらなかったと思います。
ほんとうに、凄い才能を持った方々に支えられ、51話を走りきりました。
忘れがたい作品となりました。
一年間、応援し、見続けてくださったみなさん。ありがとうございました。
posted by 島田満 at 16:29| アニメ情報

2008年09月26日

エア・ケイ 錦織圭 ファンタジスタ誕生!

もうすぐ、わくわくがはじまる!
このところ、そわそわしております。
なぜって来週、テニスのAIGオープンが日本で開かれる。あの錦織圭が日本にやってきたのです!
先月、USオープンで世界ランク4位のフェレールを破り、弱冠18歳にしてテニス界の檜舞台に躍り出た錦織圭。宙へジャンプしながらショットをうつことからエア・ケイと呼ばれ、日本テニス界に巨星誕生とうたわれた若者が、日本で初めて公式戦を戦うことになりました。
はっきりいって、USオープン以来、わたしのあたまのなかは、錦織選手のことでいっぱいなんですね(*^O^*)
もう長いこと……高校時代から、草テニスプレイヤーを、えっちらおっちら続けてきたわたしにとって、ウィンブルドンやグランドスラムの決勝は、はるかあこがれの天上の世界。あの伊達公子だって果たせなかった遠い夢。それがまさか、まさか、こんな選手が……グランドスラム優勝や世界ランク一位も夢ではない天才プレイヤーが日本人のなかから出てきたなんて……!!このときをどれだけ待ったか、感無量、涙の嵐。ああ、生きてて良かった!どじでのろまな亀のテニスでもいままで続けてきて本当に良かった!と思うこのごろなのでありました。(錦織選手とわたしの亀テニスにはむろん縁やゆかりなどあるはずもないのだが、それがなんだというのだ、この際)(けど、錦織がフェレールを破ったとき、日本人テニスファンの多くはわたしと同じようにしみじみとヨロコビにむせんだのではないかと思われます。ホント、錦織がベスト16に残った日のテニス関係者の喜びようったらハンパなかったですものね!!)
と、ここでヨロコビの涙にむせんでみても、テニスにあまり関心がない方にはピンとこないかもしれませんね。そこで、このヨロコビとオドロキをちと分析してみましょう。錦織なら、将来できるかもしれないといわれているグランドスラムの優勝について、どれだけスゴいかをサッカーにたとえると、「日本代表がブラジルに3−0で勝って南アフリカワールドカップで優勝した」……陸上百メートルにたとえると、「日本人選手がボルトと対等に走ってロンドンオリンピックでメダルをとっちゃった」……そんなコトが起こったら、世間はたまげた大騒ぎになるでしょう?そのくらい、テニスファンにとってはスバラシイことなのですね。
とにかく、錦織はスゴいんです。ジャンピングショットにジャックナイフと、華麗な持ち技をもっているところが、まるでテニス漫画のヒーローのよう。(アニメのヒーローにしてシナリオ書きたいわー)
それに加えて、圧巻なのが、ほかの誰にもまねできないような、ひらめきにあふれる錦織のプレースタイルなのでした。
エッ!?こんな場面でネットに出る!?こんなタイミングでドロップショット?あんなコースにうってくる!?
そういう意表をつく自由な発想にあふれたプレーが、錦織の試合には随所に飛び出すのです。
インタビューを聞いていると、錦織は、とても素朴で物静か。なのに、そのプレーは、その人柄からは想像もつかないほど自由で果敢、アグレッシブ!
見ていて本当に楽しいテニスなのです。
華麗な技をもつ選手、驚異的な粘りをもつ選手、メガパワー炸裂の選手は歴代のプロ選手のなかにたくさんいたと思います。でも、錦織のように変幻自在のインスピレーションにあふれるプレースタイルをもった選手はいままで見たことがなかった……!(と、言い切っていいほど、わたしの記憶のなかにはいないような気がする)
まさに、テニス界のファンタジスタ!!
と、ウチの近所一帯では錦織選手をそう呼んでいます(わたしがひろめてみました)
残る弱点は、体力。セットを重ねると、疲れてしまって、別人のようにへろーんとなってしまったり、足にけいれんをおこして、リタイアしてしまったり、まだ体力的に、ツアーを戦い抜くのは厳しいといわれているようです。松岡修造さんの解説によると、天才的なテニスセンスに、まだ身体がついていっていないのだとか。あと2年かけて十分な体力をつければ、世界トップの選手になるのは間違いないということです。
あぁぁ、ほんと、楽しみだぁぁぁ〜
伊達公子選手のプレーが大好きだったわたしは、伊達選手が引退してしまってからは、テニスを見る楽しみをなくしてしまっていましたが、これからあと十年、錦織で楽しめると思うと、つくづく充実感がこみあげますな……(*^O^*)
わたしのように期待している人は日本全国津々浦々にたいそう大勢いると思います。そんな日本人テニスファンの期待を一心に背負って、それがプレッシャーにならなければいいけれど、ふだんはアメリカに住んでいるようだし、お客さんを喜ばせるのが楽しいと言っている錦織選手のことだから、きっと大丈夫でしょう!!
と、いうわけで29日から始まるAIGオープン。
対戦相手は全員、錦織よりランクが上のよう。どこで負けてもおかしくない試合が続くと思いますが、いったいどんな戦いをみせてくれるのか、注目なんですね!
posted by 島田満 at 20:27| 日記

2008年08月27日

しゅごキャラ!バトンタッチ

2007年10月から始まったアニメ「しゅごキャラ!」は、この秋から二年目に突入します。
それに伴って、プロデューサーや作画、演出の方々など、一部のスタッフが交代することになりました。シナリオライターは全員、交代することになり、わたしもシリーズ構成を降板することになりました。
第一話のシナリオを書き始めたときから、頭のなかにいつも「あむちゃん」がいて、あむちゃん回路で思考していましたが、最後のシナリオ作業(9月末放送の51話)を4月に書き終えて、「しゅごキャラ!卒業」となりました。

思えば、しゅごキャラのシナリオはいつも放送日の半年前には書き上げられていました。
ふつうのアニメシナリオは3〜4ヶ月先行しているのが標準的なので、「しゅごキャラ!」の半年以上先行したシナリオ作りというのは異例だったのです。それだけ作画に長い時間をかけて、絵づくりに力がこめられていたのでした。
しゅごキャラの作画があまり素晴らしいので、特別に予算がでているのでは?という噂がとんでいるのをネット上でも見ましたが、そんなことはなかったんですよ!!
ごくふつうの予算なのに、作画スタッフが身をきって、ねばりにねばって時間をかけ、執念で描き上げていたのです。
特に42,43話の歌唄VSあむのお話……(あむがアミュレットダイヤにキャラなりする話数)は、劇場なみの作画枚数(8000枚)をかけてつくりあげたものでした。(その労力はふつうのテレビシリーズの倍以上なんです。ありえないですよっ!!)
それだけ、スタッフの無償の情熱がこめられた素晴らしいシリーズでした。

余談になりますが、放送日の半年前にシナリオをつくっていたので、いろんなアクシデントが起きました。
実は歌唄が初コンサートに出る13話は2007年の年末用に「カウントダウンコンサート」の話としてシナリオを作り、制作にはいっていたのですが、突然、年末に特番が入ることになって放送日が翌年にずれてしまったのです。そこで「ニューイヤーコンサート」に急遽変更して、アフレコしたのでした。
そのせいで、1月5日に放送するはずだった14話の初詣のシーンが1月12日にずれこんで放送されることになってしまいました。(12日に初詣話って!?と思った方も多かったことでしょう)
この突然はいった年末特番は、春まで影響してしまい、3月末に放送する予定で作った空海の卒業の話が4月あたま放送になってしまったりと、季節感がビミョーにずれてしまったのでした。

それに、半年ぶんシナリオを先行させるということは、原作を反映させるのも半年分、遅くなるということでした。
ですので、51話までになぎひこを登場させることもできませんでした。(なぎひこの登場を心待ちにしてるみなさん!いましばらくお待ちくださいね)

安田賢司監督や、とても熱いスタッフの方々といっしょにシリーズをつくりあげることができて、とても幸せな一年間でした。
二年目しゅごキャラ!は安田監督が続投されるうえ、佐藤順一監督も参加されることになります。
PEACH−PIT先生の原作も、いよいよイクトの謎が明かされつつあって、緊迫の展開になっていますよね。
これからは一視聴者としてしゅごキャラ!を楽しみにしたいと思います。
posted by 島田満 at 23:17| アニメ情報

2008年03月04日

JAniCA 日本アニメーター演出協会

去年のこと、日本アニメーター演出協会JANICAが設立されました。これは、これまでフリーの身だった演出家やアニメーターが日本で初めて集団となって集い、作られた協会です。
アニメ界のなかでも、特にアニメーターさんは、これまで長い間、過酷な労働条件を強いられてきたのが現状でした。激安の賃金で、不眠不休の作業を強いられ、生活もたちゆかなくなって、才能ある方たちが、どんどん離脱していってしまう……そんな話を、これまでよく耳にしてきました。質の高い作画をしても激安のお金しかもらえない、量をこなさないと生活できない、だからひとつひとつの作画の質が低下してしまう……そんな流れになっているようなのです。
このままでは日本のアニメーションから貴重な人材が失われてしまい、アニメの現場は崩壊してしまう……そんな危機感から、芦田豊雄さんがジャニカを設立されたのでした。
芦田豊雄さんといえば、日本屈指の名キャラクターデザイナー&作画監督であるうえ、ベテラン演出家&制作会社社長さん兼プロデューサーさんという存在(なんとマルチな!!)。文章もピカいち面白く、むかし、OUTという雑誌で、むちゃくちゃハイブロウな爆裂エッセイの連載されていたことがあって、当時、わたしは毎号、悶絶して爆笑していたものでした。わたしがシナリオライターとしてデビューしたてのころ、素晴らしい作画と演出で拙いシナリオを、素晴らしく盛り上げてくださったのも芦田さんでした。
とてもユーモアにあふれる、ダンディで、ちょい悪な芦田さんなんですよー????????
その芦田さんが、アニメの現場の状態を訴えていらっしゃいます。切々と胸に迫ります。
http://www.janica.jp/janica1013.html
posted by 島田満 at 20:39| アニメ情報

2008年02月24日

日奈森あむ おしゃれの秘密

アニメしゅごキャラ!を見てくださっている皆さんのなかには、毎回、あむちゃんが、とてもキュートな洋服をファッショナブルに着こなしていることに注目してくださっているかたも多いかもしれません。
わたしも、毎回、見るたびに「今日はあむちゃん、どんな服、着てるかな〜」と、とても楽しみです。
このファッションは、原作のPEACH−PIT先生が、漫画のなかでデザインされているものを再現しているんですが、アニメオリジナルストーリーの場合は、キャラクターデザインの崔ふみひでさんが、毎回、衣装をデザインしていらっしゃいます。
ふつうのアニメの場合、主役キャラでも、シリーズを通してそれほど衣装のバリエーションがないのですが、あむちゃんの場合、話数ごとに違う衣装を着ています。場合によっては、シーンごとに違う服を着ていたり、髪型まで変えているのです!!(あむちゃんだけじゃなく、ガーディアンのみんなや歌唄まで!)
これって、実は、作画の手間がものすごくかかかってしまう超たいへんな作業のようです。
それでも、「しゅごキャラ!魂」で、手間暇惜しまず、毎回、こりにこった素敵なデザイン&作画をつづけてる……
あのかわいいファッションは、スタッフのみなさんの血と涙と、創意工夫の結晶なんですよ〜!!

崔さん、ブラボー!!?????????i?V?????j?????????i?V?????j
アニメーターのみなさん、ブラボー!!?????????i?V?????j?????????i?V?????j

と、いうことを、声を特大にして叫びたいと思います!
????????????????スバラシーですねっ????????????????
posted by 島田満 at 13:58| アニメ情報

2008年02月17日

しゅごキャラ!アミュレットBOX

しゅごキャラ!アミュレットボックスの内容が発表になりました〜。
当初予定の内容が変わっていましたね。
先日ビッグタオルと書きましたが「日奈森あむ布ポスター」にかわっていました〜。
詳しくはこちらからどうぞ♪
http://shugo-chara.com/dvd/
posted by 島田満 at 16:24| アニメ情報

2008年02月14日

しゅごキャラ!アミュレットBOX

しゅごキャラ!放送開始から4か月がたちました。
先日、テレビ東京に送られた視聴者の方々からの葉書をみせていただきました。
プレゼント応募によせられた葉書は2000通!
その95パーセントが、5才から12才の女の子からの葉書でした。
色取り取りのイラストなどをまじえた楽しい葉書。
あむちゃんを応援してくれる女の子たちの声、声、声……
嬉しかったですね〜やっぱり!!
しゅごキャラのなかで一番人気はダントツでランちゃんでした。
(わたしはスゥちゃん大好きなんですけどね……)
みんな、こころのたまごを信じてるんだよね!?
それからやっぱり、あむちゃんのキャラなりを楽しみにしてくれている!
ああ、期待を裏切らないようにしなくっちゃ〜と痛感。
そして今月からDVDの発売。
そして、来月は、13話までを収録したアミュレットBOXの発売です。
このアミュレットBOXにはビッグタオルやサントラCDが特典としてついてくるんですが、もうひとつ。CDドラマがついてきます。完全オリジナル・ドラマですよぉぉ〜
このCDドラマ……これがもう!!ここだけの話ですが、漫画やアニメでは絶対に見られないイクトの秘密が爆裂します!!
イクトが謎のベールをぬぐのです〜っっ
イクトファンは必見かもですよ!!

今週の放送は19話。ほのぼの楽しい、あむちゃん一家のお話。
そして、来週は、スタッフいちおしの20話。
空海の魅力が満開のストーリーです。いままでのしゅごキャラ!とはちょっと違う雰囲気が新鮮かも……
楽しみにしててくださいね!
posted by 島田満 at 00:15| アニメ情報

2007年08月06日

風の少女エミリー後半へ

白樺まりさん
コメントを寄せていただき、ありがとうございました。
ふたつ重なってしまったこと、気になさらないでくださいね。
桶谷さんの残された本は素晴らしく、たくさんの方に手にとっていただきたいなと思っています。
そして、イルゼはほんとに素敵な女の子ですよね。
とても魅力的です。
エミリー17話は、イルゼが亡くなったお母さんの秘密を知るお話でした。
お母さんが亡くなる前……最期に、夫ドクター・バーンリに残した言葉……それが、バーンリ医師の生き方を支えている……そのことをイルゼが理解する、というシナリオを書かせていただいたのですが、放送ではそのシーンがなくなり、かわりに、シーツがイルゼを救うシーンが挿入されていました。あのシーンには小坂監督の思いがこめられているのだと思います。
11話のペリーとトム伯母さんのお話も、全体的にシナリオとはすこしちがうお話になっていました。
エミリー中盤から後半の物語は、シナリオの内容を離れて、監督の思いが表現された世界になっています。放送の内容が、シナリオとかわることはときどきあることなのでした。
わたしは、巣立った子供の行方を見守るような気持ちで毎週のエミリーを見守らせていただいています。
posted by 島田満 at 22:11| Comment(10) | TrackBack(0) | アニメ情報

2007年07月17日

「ボクがもらった幸せ」

先月……6月24日のこと、脚本家のおけやあきらさんが亡くなりました。
「ドラえもん」や「エスパー魔美」「機動戦士Vガンダム」「ぶぶチャチャ」「コメットさん☆」などなど沢山のシナリオを手がけられたおけやさん。
最後は「デルトラクエスト」に参加しているさなかに、48歳の若さで逝ってしまわれました。
おけやさんとは8年くらい前に、「キョロちゃん」のシナリオで、ごいっしょさせていただき、それ以来、お会いする機会がありませんでした。
それでも、「かいけつゾロリ」や「デルトラクエスト」のシナリオを書いていらっしゃることを知っていたし、いただく年賀状も毎年、お変わりないようだったので、まさか2004年に末期ガンを宣告されて、闘病生活を送っていらしたなんて、知らなかったのです。

とても穏やかで、暖かく、お茶目だったおけやさん。
まわりのひとみんなに慕われていました。
シナリオにもお人柄がそのままあらわれていました。

闘病生活の間に、おけやさんは一冊の本を書かれていました。
生まれてきたときから、少年時代、シナリオライターになり、家族とともに生きた……48年の生涯を詩のように綴った本です。
「ボクがもらった幸せ」
おけやさんのぬくもりが胸に迫ります。
生きていくのはこんなにかなしく、はかなく、暖かいことなのかな……
「自分にとってたいせつな人はだれなのか」ということに思いをはせずにはいられませんでした。
そのことを伝えてくださったおけやさんに……
「ありがとうございました」とお伝えしたいと思います。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%B9%B8%E3%81%9B-%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%84-%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%89/dp/4434104284/ref=pd_bbs_sr_1/503-4777492-0443962?ie=UTF8&s=books&qid=1184630555&sr=8-1
posted by 島田満 at 09:39| Comment(3) | TrackBack(0) | アニメ情報

2007年07月07日

しゅごキャラ!

「しゅごキャラ!」アニメ化が発表されました。この秋10月から放送開始です。
なかよしで爆発的な人気をほこるPEACH PIT先生原作の漫画がついにアニメになります。
主人公は小学校五年生のあむちゃん。
学園いちのクール&スパイシーをほこるカッコいい女の子。
でも、ほんとうは、すなおになれないだけ。こわがり、びびり症、臆病なんです。そのあむちゃんがほんとの自分になりたいと願ったとき、アララ!しゅごキャラが生まれちゃいました……!
http://games.nakayosi-net.com/joho/anime/syugoanime.html
PEACH PIT先生の絵がすばらしいっ!!
ストーリーも奥が深いのです……
たくさんの魅力的なキャラが登場します。
http://p-pit.net/shugo/index.html
こちらはPEACH PIT先生の公式ホームページです。
楽しいたまごおみくじも(^-^)
シナリオはただいま2クール目を進行中です。
放送はまだまだ先ですが、プロモーションフィルムは、シナリオスタッフ一同も、どよめきの声をあげるほど生き生きしていました!
安田賢司監督と出会えたこともおおきな喜びです。
このところ、ななついろドロップスの山本天志監督、しゅごキャラの安田賢司監督と、素敵な監督ばかりごいっしょさせていただいて、恵まれていますぅ。
そしてPEACH PIT先生ともお目にかかることができたんですが、ほんとうにお人柄のあたたかな先生がたでした〜!!(ふたりで描いていらっしるのです)
コミックスの4巻も今月発売ですが、表紙の絵が可愛くて毎巻、楽しみです。

『こどもはだれでもこころのたまごを持っている
目には見えない、なりたい自分』
あむちゃんとしゅごキャラたちのどきどきの毎日が始まります。
秋までまてない!!……ですよ〜
posted by 島田満 at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ情報

2007年07月01日

ななついろドロップス

毎日、むしむししますねぇー。
とてもひさしぶりのブログです。
7月はじめから「ななついろドロップス」の放送が始まります。
いとうのいぢ先生がキャラクターデザインを手がけた人気ゲームのアニメ化です。
もともとは18禁ゲームでしたが、アニメ版は、あぶないシーン全くなしのお子さまもあんしーん!の作品づくりとなっています(^-^)
なんだ〜がっかり〜という方もいらっしゃると思いますが〜(^-^)(^-^)(^-^)、あたたかくて優しいほのぼのムードに包まれた素晴らしくキュートな作品になっていますので、どうか、ぜひ。
純情で不器用な高校生・石蕗君と泣き虫で優しいすももちゃんのちょっと不思議な恋物語。
そうそう、高校生のころって、こんなふうに、言葉ひとつかわすのがはずかしいような、そんなもどかしくてせつない恋をしたよね〜、と思い出しながら見ていただけたら嬉しいです。(そんな恋、してないかたも、したかのように、せつなくなっちゃう作品をスタッフ一同、めざしてアニメ作りをしました)
いとうのいぢ先生の絵が、これがもうっ、かわいいのなんのって!!
それが美しい映像になって動くんですから……
http://www.nanatsuiro.com/
こちらのHPからプロモーションフィルムも見られます。
アニメに連動して、9月には、新ゲーム「ななついろドロップスPure」の発売も決まっています。(めちゃめちゃかわいい新キャラも登場するようです……)
山本監督はじめ、スタッフのみんなの気持ちがひとつになった作品です。
とうとう全12回が、放送開始です。
posted by 島田満 at 12:18| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ情報

2007年04月09日

風の少女エミリー

ある名作ファンさん
風の少女エミリー第一話への書き込み、ありがとうございました!
そうですね、この土曜日から風の少女エミリーの放送が始まりました。
赤毛のアンの原作者モンゴメリ夫人の長編小説をアニメ化したこの作品……第一話のシナリオを書いたのはちょうど一年前でした。
とうとうアニメになってエミリーが動き出したのを見ると、感慨深いですね……
お話は26話で完結しますが、シナリオはもう最終回まで書き終わっています。
お父さんをなくしたエミリーにこれからどんな出会いが待っているでしょう。
爽やかな風と光を感じるオープニングも素敵でしたね!
これから半年間、エミリーを見まもっていただけたら嬉しいですね〜!???n?[?g
posted by 島田満 at 01:09| Comment(4) | TrackBack(0) | アニメ情報

2006年11月23日

うっかりペネロペ

NHK教育テレビで「うっかりペネロペ」の放送が始まりました。
「リサとガスパール」でおなじみのフランスの絵本作家アン・グッドマン夫妻が原作の「ペネロペ」シリーズ……かわいらしいコアラの女の子が主役のこの絵本を見たことがある方も多いと思います。
そのアニメ化なんですが、ぬくもりいっぱいの絵本の絵がそのまま動く……驚異の映像なんですよ!
このペネロペのシナリオを書き始めたのが去年の秋でした。
一年たってついに放送へ。それだけ制作に時間がかけられた作品なのです。
たった5分の番組だけれど、特に第一話はCGに数ヶ月かかっているのです!
制作するスタッフのひとりひとりに、ペネロペに対する愛情がたっぷりこもっています。
あったかいです。かわいいです、ほんとうに!
制作は日本アニメーション。そしてCGは白組のみなさんです。
いまのところ26話を放送の予定です。
http://www.penelope.tv/
ほんとうに全世界に誇れる(嘘じゃなく!)素晴らしい作品になりました。
ぜひぜひ、見てみてくださいね!
posted by 島田満 at 10:48| Comment(8) | TrackBack(0) | アニメ情報

2006年10月05日

ぷるるんっ!しずくちゃん

秋のアニメ新番組がスタートする季節となりました。
わたしも新番組にひとつ参加させていただいています。
ぷるるんっ!しずくちゃん
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/shizuku/
コミック本で、女児の間に圧倒的人気をほこるしずくちゃんのアニメ化です。
ひたすら、のうてんき。
悩まない、落ち込まない。考えない。
愛と平和と爆笑がおともだち。
それが雨のしずく、しずくちゃん
はっきりいって、シナリオを書いている間中、脳内パラダイス状態で、わらっておりました。
10月7日土曜日、朝9時半からテレビ東京系列で放送開始です。
posted by 島田満 at 02:04| Comment(1) | TrackBack(0) | アニメ情報

2006年06月23日

幸せな12分

とうとう日本代表の闘いが終わったか〜
待って待ちつづけた4年間。
そして、やんなるほど短かった3試合?????[???i???j

それにしてもブラジル戦。
玉田のゴールのあと、ブラジルに同点にされまるでの12分間……
しあわせでございました。
夢に終わるとはわかっていながらも、つかのま、うっとり夢を見ちゃった12分でございました。
永遠の12分とよんでおきましょう。
そうです、あそこで寝ちゃえばあの幸せは永遠に続きましたね。
そして起きたとき、結果をきかないでいればそのまま幸福な人生が送れるというものです。
4年後に起きればいいじゃん!
いいイメージで次のワールドカップにのぞめるじゃないですか。
そうだ、そうだ、それがいい〜!!
(むなしい……)

それにしても、メッシはいいぞ!
アニメ業界の一部ではメッシは悟空(子ども時代)ににてるという声があがったとか。
ほんと。そんな感じ。
メッシがボールを持っただけで空気がかわってしまう。
軽くて素早いドリブルでディフェンダーをかわしていくあの姿は、筋斗雲にのった孫悟空みたい。
メッシから目が離せません。?T?b?J?[
posted by 島田満 at 20:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2006年06月20日

燃えるものを見た(^_^)

VSクロアチア戦。
とうとう勝つことはできなかったけど、オーストラリア戦に比べると見違えるようないい試合でした。
闘志があふれてました。
なかでもやっぱり川口。
あのPK止めは燃えました。
今回のワールドカップ、日本はあまりいいところなく終わってしまうのかもしれないけど、何年たっても、あの川口の燃えあがるセーブだけは強烈に印象に残るでしょう。
どうしてなんだろう。
いつだって絶体絶命のピンチに神懸かり的なプレーをする川口。
人間の気合いが違うんだろうなぁ〜

日本は決勝Tに残る実力は残念ながらまだないのでしょう。
でも、勝ったか負けたかなんて、もうどうでもいいや。
燃えるものを見たぞ。
それが一番見たかったのです。
posted by 島田満 at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年06月17日

明日はきっと希望に満ちた日!

まさかの敗戦から数日。
明日はクロアチア戦。
いいじゃないの、もうどうなったって。
決勝リーグに残れるかどうかなんて無視、無視!
ただひたすら燃えておくれ〜
燃える試合をみせてっexclamation?~2
どんなに辛いことがあったって、明日はいつも失敗のない希望に満ちた日……って「赤毛のアン」も言ってたよ????????
みせてくれると信じよう。

さて。
このところ、新番組のシナリオで山場につぐ山場です。
放送が目前に迫ったアンジェリーク。
そして、名作劇場復活ののろしをあげる作品(←もうじき内容を発表できるかな……)
さあ、気合いをいれなくっちゃ????????
posted by 島田満 at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年06月13日

あああ……

なんという、なんという負け方……
がっぴょーん!!?????????`?i?????????j
そりゃないっスよ〜
四年間、待って待って……でもこんなふうに負けてしまうのね。
勝負ってキビしいわ〜。
選手たち、ちょっと緊張していたのかな……
ピッチでうなだれる顔、顔が痛々しかった。
日本中をがっかりさせてしまったって、思っていたのかな?
宮本キャプテンのあんな顔、初めてみた。
みんな、今夜は辛いだろうな。
日本中のみんなもため息……

まあ、しかたない。明日から元気だしていきましょう???i?`???L?j
posted by 島田満 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年06月12日

いよいよ今日ですね

さあ、今夜はついにワールドカップ・オーストラリア戦。
道頓堀に何人飛び込む夜になるのか?
キックオフにむかってテンションあがってまいりました。
四年前、仙台で雨の中、日本VSトルコ準々決勝を観戦。サントスのシュートがバーをたたいた音がまだ耳に残ってる。(ああ、あれが入っていればなと日本中がどよめいた瞬間)
そうか。あれからもう四年なんだ。
はしれ、宮本!日本のゴールを守ってね。
振り抜け、俊輔。きっと入るよ、フリーキック。
高原も、きっとみせてくれるよ、この日のために四年、待ったんだもんね。
さあ、あとはホイッスルを待つだけです?T?b?J?[
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2006年05月29日

子どもがスヤスヤねむる夢みるお話

先日、「子どもがスヤスヤねむる夢みるお話」がラジオドラマになりました。PHP研究社から去年、発売させていただいた本です。
おやすみ前に、お母さんが子どもに読んであげるお話。
一日一話ずつ、31本のオリジナル・ストーリーです。
このラジオドラマは熊本地方で放送されたみたい。
可愛らしい朗読でした。

この本は、うちの娘を見ていて思っていたことを書いた本です。
(でも、登場する女の子モナちゃんも、お母さんも、わたしとはずいぶん違う性格だけど……)

うちの娘が幼い頃、寝る前によくお話を読んであげていました。
読んであげる本がなくなると、自分で作ったお話をきかせました。
自分でつくった話を毎日きかせるのってたいへんなんスよね。
寝る前だから、ねむい。なかなかアイデアでない。
だけど毎日、仕事でストーリーをつくって25年。
なんとかでっちあげて話す。
するとウケてしまう。
毎日せがまれる。
あ、今日はつかれてるよ〜、作れないよ〜、かんべんしてくれよ〜
と、思いながら、けっこう続いてました。

昨夜はひさしぶりにお話をきかせました。
娘がふしぎな扉にはいって、小さな女の子と親友になるお話。
その女の子は、実はわたしが子どもの頃。
娘は子ども時代のわたしと遊ぶのです。
わたしの初恋の男の子とも会ったりします。????????

そんなこんなで昨夜はちょっと初恋の男の子を思い出したり。
ははは、なかなかいい気分。
うーん、ほんとにそんなふしぎな扉があったらいいな……
posted by 島田満 at 04:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記