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国連:ニカラグア出身の新議長、大国支配批判

 【ニューヨーク小倉孝保】9月から1年間国連の総会議長を務めるミゲル・デスコト・ニカラグア元外相は16日、第63回国連総会の開会にあたり演説。国連は大国に支配された非民主的組織だとし、今後1年以内に国連民主化のためのハイレベル会合を開催することを提唱した。米国主導の国連運営に対する批判とみられ、米国にとっては難しい総会になりそうだ。

 デスコト新議長は国連安全保障理事会について誤った権力を付与されているとし、「(すべての国が加盟する)総会こそが力を持つべきだ」と主張。具体例として、キューバに対する制裁は、加盟国の圧倒的多数が解除を要求しているにもかかわらず米国の反対で解除されないと述べた。

毎日新聞 2008年9月17日 東京夕刊

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