「よくぞこのスレッドを開いてくれた。褒美にウォンを買う権利をくれてやるニダ!」
2008年9月中旬、韓国は短期外債の償還を持ちこたえた。(俗に言う9月危機)
「9月危機を乗り越えたニダ!!」
これを受けて、ENJOY KOREA(ENJOY JAPAN)では大量の韓国人が日本人の間違いを指摘した。
「倭寇プギャー!! 経済が終わるとか言っていた倭寇涙目。偉大なる韓国が破綻するわけないニダ!」
韓国人、ホルホル中。
ENJOY KOREAでもそれまで韓国経済に警鐘を鳴らしていた日本人をプギャーする青IDが大量に湧いたが、そのときの中身と根拠のないクソスレの乱立状況を覚えている方も多いだろう。
実際には借金地獄のフチへまた一歩近づいただけなのだが、日本人を罵倒することができればなんでもいいらしい。
なお、韓国政府は、9月危機はまったくの虚構でありマスコミのデマと主張している。
http://news.moneytoday.co.kr/view/mtview.php?no=2008090311451175506&type=2
一部では韓国政府が破綻しそうな経済を支えるための言論統制が始まったと囁かれているが、真相はさだかではない。ENJOY KOREAでも大量の経済関係のスレッドが瞬殺されたが、きっとサーバーの不具合か何かであろう。
かくいうこのスレッドもいつ消されるか分からないので、気に入ってくれた人はコピペ保存を推奨する。
閑話休題。
ここで2008年9月28日韓国の状態をAA的に表現すると。
「巨神禿が……」
「かつてブラックマンデーで日本以外のアジア諸国をIMF入りさせた禿の大群が……」
「韓国に向かっている……」
このような感じ。
蛇足だがドラゴンボールで例えると、戦力差はセルに立ち向かうヤムチャである。ちなみにスレッド主は、あの漫画は魔人ブウ編をやる前に打ち切るべきだったと思っている。
これに対して、韓国は手をこまねいていたわけではない。以下のように立派な対処療法をちゃーんととっている。(以下は2chより転載、スレ主により2ch用語は修正済)
Govt. Bonds Latest Yield YTD MTD
2Y T-Bond KRW 6.000 2 22
3Y T-Bond KRW 6.040 25 28
4Y T-Bond KRW 6.010 9 14
5Y T-Bond KRW 5.940 20 11
10Y T-Bond KRW 6.090 35 15
20Y T-Bond KRW 6.090 31 16
10Y Govt. Bond USD 5.968 55 74
外貨準備高を崩して、国内企業のドル建てを中央銀行が融資して、通貨市場ではドルを売ってウォンを高値誘導しました。
このような積極的な介入の結果、9月28日現在、ドルが枯渇している。
上記の対処療法を個人的にAAで評価すると、
「ははは……見ろ、国民が必死に働いて納めた税金がゴミのようだ!」
まるで日韓併合前の李氏朝鮮を彷彿させるような見事な対処である。
韓国人によれば、李氏朝鮮は日本が併合しなければもっと発展できたらしい。
その主張と同じ状況を現代に自ら作り出し、証明しようというのだから韓国人というのは日本人が足元に及ばないほど誇り高い民族であるのかもしれない。
さらに、ウォンのレートだが、
「昇竜拳!!」
「ほいっさああ!!」
1ドル=1160ウォン。順調に対ドルで価値が下がっている。しかも現在進行形。
しかしここで、ウォンのレートが下がると一体何が困るのだろうか?
自国通貨が弱くなるということは、輸出する際に外国通貨では安い値段に設定しても利益が出せるという利点がある。
一方で輸入品の値段は外貨で支払うため、ウォン建てで見ると高くつくという欠点となる。
しかし今の韓国が抱える致命的な問題は、そういった貿易収支だけではない。
短期外債、つまり短い期間に返さなければならない外国からの借金問題である。
この短期外債は当然外貨建てであるので、ウォンのレートが下がると返済しなければならない金額は増大する。
ちなみに借りる際は自国通貨が安い時の方が有利である。
ところで2007年はウォンの通貨は高く、1ドル=1000ウォンくらいだった。
そして2008年9月下旬の今は、1ドル=1150ウォンくらいである。
年利を5%として計算してみると、こうなる。
例として、1万ドルをウォンを使って2007年に借りて、2008年に返すことを考えてみる。
2007年:1万ドルを借金。韓国の手持ちはは1000万ウォン:借金額
2008年:借金+利子の1万500ドル×1150ウォン=約1207万ウォン:返済額
年利5%のはずが、借りる時のウォン高と返す時のウォン安の影響で、実質的な年利は20.7%にも跳ね上がっている。
これでも貿易黒字国ならば十分なキャッシュを積み上げることも可能なので問題はないのだが、韓国は現在、貿易赤字国である。というわけで根本的な解決には貿易収支の強化が必要なのだが、それにしても年20%の経済成長など韓国ほどの経済規模では不可能だ。これでは長期的な貿易収支の改善よりも目先の借金返済に終始するしかない。
言い換えれば、「借金で借金を返している」状態だ。
ちなみに日付は古いが、韓国での自己破産申請者数は2002年に1335人と初めて1000人を超え、その後は2003年が3856人、2004年が1万2317人、2005年が3万8773人と急増を続けている。
KOSPIも下がった。
「なんで、KOSPIたんはすぐ死んでしまうん?」
投資主体別売買動向 ※株。
日付 個人 機関 外国人 (単位は億)
9月1日 -3603 3951 -287
9月2日 -4239 7167 -2640
9月3日 -1340 1394 -134
9月4日 1189 1143 -2952
9月5日 1357 618 -2359
合計 -5296 14273 -8372
機関の投資額に注目してみよう(単位は億ウォンなのか億円なのかは不明)
ここにいたり、KOSPIとウォンの買い支えのため、韓国政府は本気を出していた。
「いけ、超韓銀砲!! 禿をなぎ払うニダ!!」
それまでの韓銀砲ではない。
超韓銀砲である。
年金は外貨建ての債券とKOSPI買い支えで、使ってしまいました。
http://www.asiamoney.com/default.asp?Page=7&PUBID=185&ISS=24931&SID=710113&SM=&SearchStr=korea
http://news.media.daum.net/economic/stock/200801/31/yonhap/v19823232.html
国民の未来の生活を守るはずの年金の、実におよそ60%を介入後の下落で溶かしているという。
偶然の一致だが、砲撃を発射した巨神兵が腐っていることと状況はピタリと当てはまっている。(連射できないことも含めて)
二発打てば死んでしまうのではないだろうか?
はっきり言おう。
実に韓国人らし・・・いや、素晴らしい。
そして中編で述べたようにアメリカを完全に怒らせてしまった韓国政府
「米軍は撤退だ。あと韓国への投資は打ち切りだ。キレちまったよ……久しぶりに……」
ここで補足すると、債権の安全度の判定はアメリカにある格付け会社が行っている。
この格付けが下げられると投資は危険とみなされ、元本に対する利率を上げないと債権は売れなくなる。
(米軍撤退ってのはネタとしての誇張です。本当はそうしたいみたいだけど)
つまり格付け会社の鼻息ひとつで、韓国経済は吹っ飛ぶ。
そのせいかどうかは分からないが、9月25日に韓国輸出入銀行がソブリン債を起債しようとしたが、利率面が折り合わず見送りとなっている。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-31489620080424
起債額はわずか285億円程度。経済規模が世界20位程度にある国が発行する額としては鼻くそとは言わぬまでも小額である(日銀砲に使った額を基準に考えれば、30分ももたない)。それが高額の利息がなければ買わないとつき返された。
ここにきて、韓国に長期のまともな投資をする国はなくなったといってよい。
今現在の韓国は、年利10パーセント以上という高額の短期債権でようやくキャッシュをまわしている状態。
ちなみに日本の国債の利率は長期国債ですら年利2%以下である。それでも飛ぶように売れる。売れすぎて利率がさらに下がっている。
その頃、一般の韓国人は
「チョッパリ……よりは……ましニダ……」
この状況でも日本よりマシと根拠のない主張を続ている。
彼らはいつまで身体を張ったギャグを言い続けるのだろうか?
韓国は今日も平常運転だ。
アメリカ大手金融会社がまた破綻した週明け、韓国経済の動向をEOJOY KOREA利用者を中心とする日本人はワクテカして見守っている。
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∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
終
ここまで読んでくれた皆さんに感謝するニダ!