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中山国交相“5日天下”歴代2位

 就任早々「日教組批判」などの発言が物議を醸している中山成彬国土交通相(65)が27日夜、責任を取る形で辞任の意向を固めた。関係者によると、きょう28日午前にも麻生太郎首相(68)に対し「自身の発言で国政停滞を招き、国交省行政に悪影響を及ぼすことはできない」と辞意を伝える見通し。就任5日目の28日に辞任した場合、閣僚の在職期間としては現憲政下では歴代2番目の短さとなる。次期総選挙を控える麻生内閣にとって大きな打撃となりそうだ。

 中山氏は27日昼も過激な「日教組批判」をしていた。宮崎市で自民党宮崎県連の会合に出席し「日教組(日本教職員組合)は解体しなきゃいかん」「小泉(純一郎)さん流に言えば『日教組をぶっ壊せ』」「(日教組の一部は)教育基本法改正の時に国会を取り巻いたり、過激な性教育も行われている。国旗国歌も教えない。何よりも問題なのは、道徳教育に反対していることだ」などと批判。会合後、中山氏は「日本の教育の『がん』である日教組をぶっ壊すために、私が火の玉になる」と宣言した。

 中山氏は25日、報道各社の取材に対し日教組批判や「日本は単一民族」などの発言をし、関係者から抗議が相次ぐ事態になっていた。同氏はその後、発言を撤回するようなコメントをしたが27日、日教組批判については「撤回していない」と撤回を否定していた。

 一連の発言に野党は強く反発。民主党の小沢一郎代表(66)は27日「不見識で軽率、偏った発言」と批判した。与党幹部からも「辞めざるを得ないだろう」との声が出るなど、与党内にも「辞任不可避」の空気が広がっていた。

 中山氏は27日「絶対辞めない、と言ってしがみついているつもりはない」。同日夜、羽田空港では「自分の出処進退は自分で決める。今晩、女房(中山恭子首相補佐官)と2人でゆっくり相談する」と進退に言及する発言をしていた。

 [2008年9月28日8時44分 紙面から]


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