ニュース: 生活 RSS feed
「学力テスト、小5〜中3に拡大を」文科相が私見
塩谷立文部科学相は26日、昨春に約40年ぶりに復活した全国学力テストについて「(小学)5年から中学生ぐらいまで毎年行い、自分の学力向上が測れるシステムができればよい」と述べ、対象を現行の小6と中3の2学年から拡大させるのが望ましいとする認識を示した。
塩谷文科相は個人的見解と断った上で、対象拡大に言及。「子供たちも(自分が)どういうレベルにあるかを把握するのは必要だ。ある程度の競争は目的に入っている」とし、学校現場に競争意識を導入する必要性を強調した。
そのほか、現行で毎年60億円の費用がかかる実情にも触れ、「簡素化してはどうか」とコスト削減にも言及した。
関連ニュース
- 全国学力テスト、平均正答率非公表を決定 大阪・吹田市と岬町
- 【教育】学力テスト 結果公開迫る声続々 地方の反乱 戸惑う文科省
- 市長寄り委員が過半数に 愛知県犬山市、全国学力テスト参加強まる
- 【主張】学力テスト結果 公表し上位の地域に学べ
- 学力テスト問題、大阪・堺、東大阪、箕面の3市教委が公表へ
- 【橋下改革第2弾、学力テストあなたの意見は?】(12)『くそ』発言の波紋
- 学力テスト結果「大いに公表すべき」と埼玉県知事
- 文科相「原則守って」 大阪府知事の学力テスト結果公表要請に
- 【橋下改革第2弾、学力テストあなたの意見は?】(11)同じ自治体 違う成績
- 学力テストデータ公表の柏原市教委を評価、「日本一へ動きだす」と橋下知事