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「言い過ぎた」「辞任の考えはない」 国交相の謝罪一問一答 (2/4ページ)
「単一民族については、頭の中にアイヌのこともあった。アイヌの人々は日本の北部周辺、特に北海道で独自の文化を有する先住民族ということを認識している。転居を余儀なくされたアイヌの人々が多数いたことを踏まえ、アイヌの人の誇りが尊重される政策を目指し、文部科学省とアイヌ文化振興法を進めている。アイヌ政策の推進に努めていく所存です。昨日の発言は誤解を招くと思い撤回した」
−−大分県教委の発言については
「これについても撤回しているので、これ以上は差し控えさせてもらう」
−−改めて、昨日の記者会見ではどういう発言をされたのか
「正確には覚えていないが、これからの日本の観光立国について、質問者の質問は『日本は内向きの民族で外国人を受け入れられにくい』ということでしたが、島国にあって、日本に住み着いて海外との交流が少なかったことが国際交流の妨げになっているというのが頭にあった」
「空港問題については、日本のインフラ整備の後れについて、公のためにはある程度自分のことを犠牲にしてでも尽くすという精神が必要と普段思っているわけですから、空港だけでなく道路拡張などを念頭に置いた発言だったが、誤解を招くということで撤回しました」
−−言葉足らずで誤解を招くことはあるが、あれだけ長く話している。本心なのではないか
「私人としての発言と公人としての発言は区別しなければならないと認識した」
−−昨日は私人としてのインタビューだったのか、国交相としてのインタビューだったのか
「その自覚が不十分だった」