2008年9月26日 (金) 6:43 MAJOR.JP
25日(日本時間26日)、ナ・リーグ西地区優勝までのマジックナンバーを1としていたロサンゼルス・ドジャースが、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの敗戦により4年ぶりの地区優勝を決めた。
2006年以来のプレーオフ進出、またトミー・ラソーダ氏(現名誉顧問)が監督を務めていた2004年以来となる地区優勝を果たしたドジャース。今季は、ニューヨーク・ヤンキースをワールドリーズ制覇に4度導いた名将ジョー・トーリ監督を招へいし、名門復活に向け並々ならぬ強い意欲を示していた。
今季のドジャースは、4月を終えた時点で14勝13敗の2位。スタートダッシュに成功したとは言い難かったが、その座を7月上旬までキープすると、その後はダイヤモンドバックスとの激しい首位争いを演じた。その中で大きな戦力となったのが、7月のトレード期限を前に獲得したマニー・ラミレス外野手。昨季ボストン・レッドソックスの「世界一」に大きく貢献したメジャー屈指の大砲は、移籍後の打点が50を超えるなど期待通りの活躍を見せた。また、シーズン途中に加入したケーシー・ブレーク三塁手、グレグ・マダックス投手の補強策も成功した。
さらに、一年間ほぼローテーションを守りきった黒田博樹、一時戦列を離れたものの安定した働きを見せた斎藤隆の両日本人投手も地区優勝の立役者となった。加えて、チャド・ビリングスリー投手、ラッセル・マーティン捕手、アンドレ・エシアー外野手ら若手の活躍も勝因の大きな要素。まさに、現場とフロント、若手とベテランが一体となって勝ち得た「勝利の美酒」と言えるだろう。
by MAJOR.JP編集部
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