トップページ » 北海道旅行2日目

北海道旅行2日目

*[朝食]二条市場「どんぶり茶屋」
2日目は7時少し前にユースを出発して、地下鉄で二条市場内にある「どんぶり茶屋」という海鮮丼屋さんへ。
ウチらは夏休みだけど、巷では平日なので車内は朝のラッシュが始まっていて激混み…とは言っても東京ほどではないけど。
今回は「波丼(819円)----サーモン・帆立・いくら----」を注文。魚屋さんが経営している店なのでネタはすごく新鮮で美味しかったです。
「大盛り無料」という貼り紙が出ていたので大盛を頼んだ人が何名かいたけど、ちゃんと大盛料金(158円)を取られてました。
確かにメニューには「大盛158円」と書いてあるけど、「無料」という貼り紙が出ているワケだし自分なら徹底的にやかると思うw

*[移動]特急「スーパー宗谷1号」 札幌08:30→稚内13:28
札幌からは特急「スーパー宗谷1号」で稚内へ。JRの特急に乗るのっていつ以来だろ?旅行する時は大抵「あおはる」だし、そもそも普段はJRを使う機会って滅多にないし。
小田急のロマンスカーだったら月に1〜2回は乗っているんだけどw
今回は「周遊きっぷ 札幌・道北ゾーン」を使ったので、自由席であれば特急も含めて5日間乗り放題。片道は航空券をアプローチ券として使えるので、帰り券(学割で2,710円)を放棄しても「あおはる」と大差ない値段で特急を利用できる。
JR北海道の場合は特急が中心のダイヤで、一定以上の距離の場合には特急に乗るのが前提になっている。その代わり、普通運賃と同程度orそれ以下の価格で利用できる企画商品を設定している。
特急列車としてのクオリティはハード面・ソフト面ともに高い。近郊型電車に毛が生えたようなレベルで特急料金を取っているようなドコぞの悪徳商社では考えられないでしょw
気動車なのに電車並に飛ばすし、座席の掛け心地も良い。さらに最前と最後尾が開放されていて流れゆく景色を楽しめる構造になっている。北海道の場合は景色の良い路線も多いし、こういうのはすごく良いと思う。
ただ、2両しかない自由席には予想をはるかに越える長蛇の列が。結局座れたのは自分を含めて3人でした。周遊きっぷで指定席に乗る場合「運賃のみ有効」になってしまうので、差額を払えば乗れるわけではない。結局全員が座れたのは、自由席に乗っていた人の過半数が降りた旭川。旭川まではビジネス列車としての性格もあるのね。
旭川を過ぎると客室乗務員が名寄で積み込む駅弁の注文を聞きに回ってきたので「ニシン・カズノコ弁当」を注文。名寄を出ると座席まで出来たての温かい弁当を届けてくれる。特急は停車時間が短いので、こういうきめの細かいサービスは有り難い。
普段からお世話になっているホールセラーの中の人の話によると、以前に九州まで行って客室乗務員の研修を行ったんだとか。気合いの入れ方が尋常ではないです。その後も車内販売でバウムクーヘンセットだったり、あずきアイスだったりと色々と購入。気が付けば1,500円以上使ってましたw
その後は景色を眺めたり、車内誌を読んだり、クロスワードを解いたりしつつのんびりと過ごす。途中の天塩川の流れに沿って走る部分や利尻富士が見える部分で観光案内があったのが好印象でした。

*[昼食]稚内駅前「夢の国」
札幌から5時間ほどで日本最北端の駅、稚内に到着して、「日本最北端の線路」看板前で記念撮影。
昼食を食べた後、15時10分の最終便で礼文島に渡る予定になっている。今回はクーポンを切ったので、チェックイン〆切は出航45分前。
持ち時間が1時間足らずだったので、駅前にあった食堂で食事。「ラーメンは北へ行くほど旨い」という幟が各所にw
「ほたてラーメン」「もずくラーメン」などの特徴的な塩ラーメンを注文する人や、朝に引き続き海鮮丼を食べる人などバラバラ。

*[移動]ハートランドフェリー 稚内15:10→香深17:05
食べ終わってからは稚内FTに急いで移動して、ハートランドフェリーで礼文島へ。
「船に乗る」「島に渡る」というのは何度もあったけど、「船に乗って島に渡る」ってのはスゲー久々な気がするw
例によって事前にクーポンをホールセラーから仕入れてあったんだけど、燃油サーチャージについては現地精算なのね。
少し小さめの船だったけど、海が穏やかで船内ではひたすら6nimmtというカードゲームをして過ごしました。

*[宿泊]桃岩荘YH
香深のFTに着くと、いやにテンションの高いヘルパーさんが「おーい、桃岩荘〜」と大声で出迎えている。
そして、噂に聞いていたYHの幌付きトラック送迎車「ブルーサンダー号エース」に乗り込んで桃岩荘YHへ。
全員で「発車オーライ!」と叫んだり、途中のトンネルで「知性・教養・羞恥心」を捨てたりと儀式をこなしつつ進む。
礼文島内の信号機は全部で2つで、そのうち船泊にある方は「教育用」に設置されたんだとか。礼文島の西海岸は日本国内で唯一時差を設定していて、日本標準時よりも30分時計を早めて生活している----通称「桃岩時間」----らしいです。
猫岩と桃岩が見え、YH直営の喫茶店「ベン&ジョーハウス」の前を通過してYHの玄関前にトラックを縦付け。
全員が「ただいま〜」とYHになだれ込み、ヘルパーさんや先に来ている宿泊客が打楽器やギターを演奏して出迎えるのもお約束。
ここのYHは10名程度のヘルパーさんで運営されていて、恐らく全員が20代。全国各地から集まってきているという。
宿泊の手続を済ませ、館内の説明を受けてベッドに荷物を置いていると日没の時間。YHの前で全員で歌いながら夕陽を眺めました。
YHのすぐ前が海で、視界を遮るモノがない状態だったのでスゲー綺麗でした。その後はすぐに夕食。
夕食は基本的にセルフサービスで、食べ終わった後の皿洗いも自分達で行う。時差の関係で時間的にはあまり余裕がない。
礼文島だからと言ってウニ丼やホッケのチャンチャン焼きが出されるワケでもなく、いわゆるYHの標準的な夕食。
決してマズくはないんだけど、特別美味しいワケでもないのでココのYHでは「雰囲気を楽しむ」と割り切った方が良い。
夕食が終わるとすぐに「ミーティング」と称した夜の宴会がスタート。宴会とは言ってもお酒が出るワケではなく全員シラフです。
「島を愛す」などを歌って、フォークソングで踊って、最後はYHの前で星空を眺めながら何曲か歌って「遠い世界に」でシメ。
初対面の人たちが一体になって歌って踊るというのは楽しかったです。で、同じ学年のK氏が誕生日というコトで途中で呼ばれる。
全員でハッピーバースデーの歌を歌って、その後に好きな女性ヘルパーを1人選んで全員の前で一緒に踊れるという特典(?)。
ミーティング終了後は他のホステラーさんやヘルパーさんと歓談をしていたら、消灯10分前。あっ、風呂に入りそびれた(汗)
現地時間で22時30分に完全消灯。この時間は普段のバイトの時は勤務中だし、納涼船の時でも帰りの都バスに乗っている時間。
この時間に床に就くというのは久々だったけど、ミーティングで歌って踊った疲れからか意外とすんなりと眠れました…って、船帰りの都バスの中では爆睡してるからこの時間に寝るのは別に珍しくもないか(爆)

tbbttbbt  at 23:59
トラックバックURL
コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星