1. ホーム
  2. 記事の書き方

こうすれば読みやすいレポートが書ける! レポートには定型はありませんが、誰が読んでも読みやすい流れというものがあります。ここでは、もっともベーシックなレポートの書き方をご案内します。初めての方、文章を書くのが苦手だ、という方は、ぜひ参考にしてください。

 レポートは、以下に紹介する項目(1)〜(6)の順で書かれると、自然な流れの読みやすいものになります。

  • 「何を、いつ、体験した?」(事実=What)──50〜150文字程度
    →商品などの具体的な名称と体験時期を入れます
  • 「なぜ、それを体験しようと思った?」(理由・背景=Why)──150〜300文字程度
    →体験しようと思った直接のきっかけと、なぜ、それに興味を持っていたのかという中長期的な背景を書きます。
  • 「何に期待していた?」(ねらい・目的=For what purpose)──150〜300文字程度
    →体験を通じて何を得るつもりだったか。体験前の狙いや目的を書きます。
  • 「実際の体験を書こう!」(経過・結果=How)──500〜1000文字程度
    →「始まり」〜「途中経過」〜「終わり」の流れを時系列で書きます。
  • 「体験の結果はどうなった?」(結果の評価=Analysis)──150〜300文字程度
    →事前の期待(=3)と、実際の結果(=4)の違いを書きます。
  • 「体験を振り返ってみよう!」(体験全体の分析・反省=Lesson learned)──150〜300文字程度
    →期待と結果にズレが生じた場合はなぜ、そうなったかを分析。もう1度試みるとしたらどのようにトライするか、体験によって何が変化したかなど、体験を通じて学んだことや感じたことを書き、まとめにします。

 まず、それぞれの項目の問いに答えるイメージで、6本の文章を書きましょう。その後、その6本を数字の若い順から通して読んでみます。この時点で、つながりが不自然でなければ、レポートは完成です。

 通して読んだ際に、つながりが不自然だなと感じた場合は、

  • 「さて、」「また、」など、うまくつながる接続語を入れる
  • 「『次に、○○』をご説明します」と、先に紹介した各6項目の内容をそのまま「○○」の部分に入れる
  • 文章と文章の間に「小見出し」を入れる

 などの方法があります。一番、手っ取り早いのは「小見出し」を入れることでしょう。

 そして、最後に記事のタイトルを作ります。タイトルは記事冒頭の(1)、もしくは記事まとめの(6)のなかから、一文抜き出すようなイメージで作るとまとまりやすいでしょう。

 それでは実際にこれらの項目に沿った例文を作成してみます。参考にしていただければと思います。

 例文「新商品のデジカメを使ってみた!」はこちら

  1. ホーム
  2. 記事