アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
生きる力
福岡レスキューのワン達が来て、早1週間が経過しました。
時間が過ぎる速さに驚いています。
全頭の命名も済み、お掃除の時間には一頭ずつ抱っこして、名前を呼んでいます。
毎日、名前を呼んでヨシヨシしてれば、10日もしないうちに、名前を覚えてくれるでしょう。
私達も名前を覚えるのに、一苦労ですが、これもまた呼んでいると自然に覚えちゃうんですよね。

ワン達が増え、洗濯物・ごみの量も半端ではありません。
それに、食器の量です。
水入れ・ご飯入れのステン食器が、シンクの中でゴロゴロと消毒されています。
数にして400個近いです。
洗っても洗っても減らない・・・食器ちゃん。(涙)
手はふやけ、指は攣り・・・・(涙)

しかし、今回の福岡の子達は、とてもおとなしいです。
大阪レスキューの子達は、こうはいきませんでした。
ブヒ達が多かったからかな???
おしっこシーツもボッロボロに引き裂き、毎朝、床はゼリー状態になっていました。
福岡の子達、数頭を除き、みんなきちんとシーツを使ってくれています。

シュナウザー達は、キャンキャンうるさいイメージがありましたが、これまたおとなしい・・・。
ちょっと嬉しくって興奮してキャンキャンはありますが、呼ぶとピョンと飛び出して抱っこさせてくれます。
なかなか・・・皆お利口チャンです。(笑)

本日、診察の済んだ子たちは太陽の下、日光浴をしました。
昨日、愛知支部奮闘のおかげで、隔離ランを設置。
と、言っても洗濯機置場の前に5個のサークルで囲んで作ってみました。

福岡繁殖場。
電気もありませんでした。
薄暗い部屋の中に、ジメジメの場所でした。
この子達は、お陽様を見た事があるのかな?
当然、皮膚も悪くなるでしょう。。。
太陽光の下、短時間のお散歩です。

ヨーキー3頭は一緒に入りました。
頭を持ち上げて、目を細め澄んだ空気を吸っています。
風の匂いをクンクンとかいでいます。
「気持ちいいでしょ♪」
「毎日、ちょっとずつ出てみようね・・・朝日は身体にとってもいいんだよぉ〜」
3ヨーキー達、フンフンと言った感じで、お話をよく聞いています。

病院のチェックが終わり、皆が元気いっぱいにランで走る姿を想像し、ニマニマ。

赤ちゃん達も元気に遊んでいます。
生きるという力の強さを感じます。
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さてさて、常駐ワンさん達も、いつもと変わりなく、元気に遊びまくっています。
一日のパターンを覚えているので、とっても作業がしやすいです。

バトルも全く無し!!
皆、仲間で楽しんでいます。

そして、意外や意外!!
小型フリースペースのドアを開けてしまった、ジィ。
まっ、フリーの子達は、攻撃性がないので大丈夫なのですが、大型犬と一緒は蹴飛ばされたら大変なので、分けていますが、ジィーーと見ていると、側に寄って行ってお話しているようです。
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何を言ってるんだろう???
1時間は遊んでいました。
スフェーン&レオン仲良しさんです。
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レオン君、すっごく走るようになったのですが、やはり足に相応の負担がかかるのか・・・?
遊びたい!!でも、遊んだ後は足が痛い・・・。
下半身に向かって唸ります。
どうにかして、思いっきり走りまわれるようにしてあげたい気持ちで、いっぱいです。

レオン君に走ってはいけないよ!は効きません。
だって、ワンは走りまわって遊ぶのが、ストレス発散なのですからね。
生きる力がレオンにも溢れています。
今後の方針を獣医師と検討していこうと思います。

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第18回譲渡会&バザー&天使たちの同窓会
沢山のコメントを頂いております事に感謝致します。
ポラリスにもメッセージをきちんと伝えました。
聞いていましたよ♪
皆様の声がワン達に届いています。
コメントは非公開にさせて頂いております。
(寄生虫に餌を投げたくありませんから・・・オホホ)

本当に有難うございます。

さて、本日は愛知支部のスタッフさんが朝一番から出動して下さいました。
大阪からもトリマーさんのたまごちゃんが、応援に♪
有難うです。

総勢14名。
大きな力です。
福岡レスキューのワン達のケアもドンドン進んでいます。
皆さん、遅くまで本当にお疲れ様でした!!
福岡へ走った日の、バリケンも全て洗浄して片付けれました。
ランの石も沢山無くなりました。
多くの子へ、沢山優しい言葉をかけて下さいました。

有難う&また来てね〜♪

代表は7時出発で10頭のワンを乗せ走りました。
皮膚の状態が酷かった子、優先で受診して頂きましたが、「疥癬」は無!!
ホッとしました。
原因は、劣悪環境の中、ノミによるアレルギーが多く見られました。

ヨーキー「エルタ」ちゃん、子宮蓄膿症でした。
あんなに小さな体で、何度も何度も出産を繰り返していたのでしょう。。。
子宮はボロボロになっています。
可哀相に・・・・(涙)

代表が搬送担当になっていますが、老体に鞭打って暫く、頑張って病院への往復をしてもらいます。

そして、来月10月25日譲渡会を開催致します。
状態の良い子は全てエントリー致します。

この一ヵ月先には、皆きっと笑顔を見せてくれる事でしょう。
多くの皆様、「福岡レスキュー」の子達に会いに来てあげて下さい。

第18回 里親譲渡会&バザー&天使たちの同窓会
平成20年10月25日(土)
AM10:00〜PM4:00
今回、開催場所は「愛知支部」となります。

ARK-ANGELSから巣立って行ったわんこ達の同窓会も同時に開催致します。
素敵な笑顔を持って、会いに来て下さい。
楽しみにしています。
私は家庭に入ったワン達が、幸せに笑っている顔が見たい為に、この活動を続けています。
どんなに、酷い環境にいても、再び幸せを手にして穏やかな表情を浮かべる子達。

レスキュー時の放心状態の目。
涙を流していた目。
悲しい瞳も脳裏に焼き付いています。

しかし・・・ご家族の愛情という薬が、ワン達に再び生きる力と笑顔を与えて下さっているのです。

感謝を込めて、愛知でご家族様をお出迎えしたいと思います。

かぁちゃん、待ってるでぇ〜〜〜!!
今からワクワクドキドキです♪

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シェットランド・シープドック「ポラリス」&パグ「シェダー」
14日の初めて見た寂しい目。
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声をかける私に、諦めた瞳が見つめていました。
現在まで、声を聞いていません。
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直径5〜10センチくらいの毛玉を30個以上もぶら下げていました。
毛玉で膨らんだ体は大きく見えましたが、全バリをかけたら、小さな裸体です。
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驚いたのは、バリカンをかけていると、毛玉の中から虫が出てきた事。
すでに死んでいましたが、巣になっていたようです。
痒かったでしょう。。。
皮膚は可哀相なほど荒れています。
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本日、全頭の名前が決定しました。
シェルティには「ポラリス」と命名。
丸裸になってしまったけど、犬生のリセットだから我慢してね。
毛はすぐにはえてくるからね。
皮膚の治療を開始しております。

明日は早朝より、診察に走ります。
滋賀〜大阪数回に分けての受診になるでしょう。
一日も早く万全の体調で里親様の募集をかけたいと思います。
どうぞ、宜しくお願い致します。

一頭ずつのボディチェックにもかなりの時間をかけています。
パグの「シェダー」ちゃんも、かさぶただらけでボロボロになっています。
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とってもおちゃめな性格で皆が笑顔になるのです。
まだまだ、随分と痩せていますが、一日も早い回復を願います。

爪切り担当は代表が必死でやっています。
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なかなか手慣れたもので、スピーディーに作業は進んでいます。
保護犬の爪は、例えれば鳥の爪のようです。
伸びきった爪が肉球を突き刺しています。
血管も伸びきって、少し切っただけでも血が出る事が多いです。
ほとんどの子が、外を歩いた事もないようで、足裏はプニプニで柔らかく少し歩くと皮がめくれてしまいます。
福岡レスキューの子達はこの何年、何を思って生きていたのでしょう。。。
いづれ公開する事になると思いますが、この場所には他のブリーダーが関わっての崩壊でした。
結局は、ワン達を置き去りに逃亡。
何のケアもされず、用無しとなれば捨てて行った訳です。
この子達は、二度と会う事のないその人物に、何を思っていたのでしょう。。。

ワン達の気持ちを考えると、本当に切ないです。

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幸せ切符2枚
福岡レスキュー翌日から、順番にバリカンを入れています。
バリカンの刃が入らないほどに、根元はもつれ「これじゃ皮膚呼吸できないよねぇ〜」とブツブツ言いながらゆっくりと、はさみを入れながらバリカンをかけています。
長年の糞尿まみれの生活から言葉では表せない臭いが染み付いています。
皮膚は、真っ赤にただれ、ノミに食われた跡型やノミの糞だらけです。
「痒かっただろうね・・・・。」
「こんな所、カイカイ出来なかったよね・・・。」
溜息を付きながら、お顔を覗き込むと、なんかニッコリと笑っています。
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「おばちゃん、何一人でブツブツ言ってるの?」って感じでしょうか?

現場に最初に入った日は、全頭が鳴きわめいていました。
あれから・・・1週間が過ぎています。
ご飯をもらって、お水をもらって、爪を切ってもらって、シャンプーしてもらって・・・と、だんだんと慣れて来ました。
「おっはよう〜!!よく眠れた?」と話しかけると、しっぽをブンブン振るようになりました。
早く、名前を付けてあげないとね♪
一昨日から名前を考えていますが、どうも名前の神様が降りて来ずで、頭をかかえています。
星が綺麗に見えた日でした。
これからは、光り輝く犬生にと願って星座の名前を検討中です。

今日もボランティアさんのご協力で、全頭耳掃除も完了致しました。
感謝。

さてさて、今日は嬉しい来客がありました。
8が月のシェルター生活に終止符です。
JRTの「アジャ」がトライアルをスタートしました。
はるばる岡山からご家族で来て下さいました。
長男のお兄ちゃんは、私達の話を真剣な眼差しで聞いてくれました。
家族の一員として、どうかどうか可愛がってあげて下さい。
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宜しくお願い致します。

アジャが巣立って入れ替わりに、広島DPの里親様T様がアンちゃんを連れ、ご家族でお越し下さいました。
「あらら・・・ムチムチちゃんになりましたね〜〜〜(汗)」
T様「エヘヘ」
幸せ太りですね♪
「アンと仲良く出来る子で、もう一人家族をと考えています。」と、嬉しいご依頼。
アンちゃんはとっても温厚でフレンドリーな子です。
そこで、何故かまたまたJRTに目が留まりました!!
スーニー・ローリー・スミスがアンちゃんを囲みます。
何故かコーギー達も「こんにちわぁ〜」と出て来ました。(笑)
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T様に、ローリーがアピール開始。
お母様も一目見て「ローリーが!!」と。
私達の目からも、問題無く入れるのはローリーだと思いました。
皆のニコニコ笑顔に包まれて、トライアルが開始されました。
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ローリーを中心に、ご家族の笑顔を拝見して、ローリーに渡された幸せ切符は間違いなく終点に到着する事でしょう♪

福岡レスキューの子達も、きっときっと笑顔で、幸せ切符を持ってご家族が迎えに来られる日が来るでしょう。
その日まで、かぁちゃんもスタッフもあなた達を全力で守るからね。
頑張ろう!!

福岡レスキューわんこ達

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福岡レスキュー完了まで
「福岡レスキュー」は、水面下で動き始めたレスキューでした。
SOS情報が入ったのは、9月10日。
福岡の支援者様にも色々と、調べて頂きました。
そして、動物管理センターへの要請をしました。

大型レスキュー着手は、数名では出来ません。
多くの力が必要だからです。
まずは、大阪支部長への連絡。
ボランティアさんへの協力の要請。
誰一人、躊躇する仲間はいませんでした。
胸に熱いものがこみ上げました。

「助けよう!!一刻も早く!!」みんなの気持ちが固まった時、大きな力になります。
今回もそれが目に見えて実感出来ました。

9月14日
早朝の新幹線で福岡に飛びました。
所有者は、かたくなに拒否。
近隣からも相当の嫌がらせを受けている。
投石や窃盗。
ガラス窓が割られ、廃墟といった感じである。
電気も無かった。

糞尿に塗れた多くの子達が、呆然としている光景。

4時間半にも渡る説得で、所有権が団体に移った。
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15日
愛知支部長が駆けつけてくれた。
当初は21日の予定で計画を立て始めていたが、福岡から電話があり、鍵が壊されているとの連絡。
この繁殖場には、他に数名の人間が出入りしたそうである。
「犬が盗まれるかも知れない・・・」と前所有者が言った。

一刻の猶予もない。
その場で、明日早朝のレスキュー決行が決まった。
愛知支部のスタッフ達も皆、首を縦に振ってくれた。

一致団結!!

20日出発のトラックはボランティアさんが手配して下さっていたが、急な事で車の手配はどうしよう???と・・・。
愛知支部長のご主人が数分で車の手配をして下さった。
感謝。

名古屋〜滋賀でバリケンの積み込み〜福岡に向けて走る。
皆が、必死で其々の役割を果たした。

16日
早朝より現場へ
皆、走る。
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バリケンを下ろし、ワン達に番号付きの首輪をつけていく。
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「もぅ大丈夫!!さぁー行こう」
スタンダートプードルは、自らトラックに乗り込んだ。
柴達もさっきまでの表情とは違って、笑っているように見えた。
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全頭積み込み完了。
「さぁ〜出発だよ!!皆頑張れ!!」
赤ちゃんは時間置きにご飯をあげなければいけないので、運転席後部のベットに置かれた。
1時間おきに中の様子をチェック。
トラック内の暑さを一番に考えましたが、アルミパネルで熱を反射し、中にはコンパネが張られているので、温度の上昇は無く、スムーズに走れました。

トラック搬送隊と密に連絡を取り合って、ワン達が元気でいるか等を確認しておりました。

本当によく頑張ってくれました。

シェルターの方も多くのボランティアさんが受け入れ準備をして下さって待機。
ケージを綺麗に洗って、タオルを敷き綺麗なお水をセット。
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全てがスムーズに進み、ワン達が到着。
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長かった一日。
総勢20名ほどの人間が関わって、福岡レスキューは成功しました。
そして、一番頑張ったのは、他でもなくワン達だと言うことです。
希望に向かって・・・
新しい犬生に向かって・・・
光り輝く未来に向かって頑張りました。
皆がワン達に労いの言葉をかけていました。


これからが、通院やケアで大変です。

本日、シェルターに来て、三日目になりました。
「足裏がなんでこんなに硬いの?」って不思議に見てみると、長年の糞が重なりこびりついてしまって、肉球は見えません。
被毛もすべてフェルト状です。
全頭順番にバリカンをかけて行っています。
皆、心機一転。
生まれ変わります!!

1か月もしたら綺麗な毛が揃ってくるでしょう。。。
FK-1マルチーズ
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FK-35プードル
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スタッフ・ボランティアさん、とにかく一日立ちっぱなし状態です。
喉がカラカラに乾くし、足は棒でダルダルだぁーーーと悲鳴が出ていますが、作業終了後は、「はぁぁぁ〜〜〜疲れたけど心地良いね。とにかく寝て充電しよう〜〜〜」と、戻ります。
確かに、これからは病院への往復で大変になります。
早く、皆の笑顔が見たいから頑張るしかないのです。

ボランティア様・トリマー様のご協力をお願い致します。

福岡レスキューわんこ達

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