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JNN(TBS系)

麻生新総裁誕生、中韓から懸念の声

 麻生氏が自民党新総裁に決定したことを受け、海外からも厳しい反応が入ってきています。

 中国でも「タカ派」と呼ばれる麻生氏が新総裁に選ばれたことで、中国政府は外交政策の変化を最も警戒しています。

 胡錦濤国家主席は日中関係を特に重視していて、福田総理の時代にはかつての「氷の時代」から「暖かい春」にまで、関係改善が進んでいました。

 中国政府は麻生氏が総理になった場合、歴史認識などをめぐって日中関係が再び後退しないかを懸念しています。

 胡主席が21日、「日本の政局が変化しても関係強化を堅持する」と強調したのも、その懸念の表れと言えます。

 “失言が多いタカ派の政治家”と言うのが、韓国での麻生氏に対するイメージです。特に朝鮮半島が日本の植民地であった時代の歴史認識に関して、「創氏改名は当時の朝鮮人が望んだこと」などの発言に、激しく反発した経緯があります。

 「(日韓関係は)今より悪化すると思いますよ」(ソウル市民60代男性)

 JNNの取材に対し、韓国のある国会議員は「これまでの失言歴をみても、日韓関係がうまくいく要素がない」と否定的です。

 麻生氏がどのような政策を打ち出すのか、失言は容赦しないというのが新総裁に対する韓国の雰囲気です。(22日17:53)

[23日0時0分更新]

TBS NEWSi


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