ペイリン氏のメガネに注目 川崎氏がデザイン

【ニューヨーク5日共同】米共和党副大統領候補のペイリン・アラスカ州知事がかけている縁なしメガネが注目を集めている。デザインしたのは大阪大大学院教授で日本の工業デザインの第一人者、川崎和男氏。女性政治家のおしゃれなメガネ姿が新鮮に映っているようだ。

有力紙USAトゥデーは「国民の目は彼女ではなくメガネに注がれている」と称賛。大統領選で共和党のマケイン上院議員が勝利を収め、ペイリン氏が副大統領に就いた場合、約270億ドル(約2兆9000億円)規模とされる米メガネ関連市場の急拡大が期待されるほどだ。

ペイリン氏のメガネの主要素材はチタンで、視野を最大化するためレンズの固定にネジを使用しない独特の形状。

女性にとってマイナス要素ととられやすいメガネを着用、個性の発揮に成功しているペイリン氏のセンスを川崎氏は高く評価、「新しいリーダーとして期待している」とコメントしている。

(2008年09月06日)

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