脳震盪(のうしんとう)とは脳の全体が損傷を受けた状態で、豆腐(脳)が水(髄液)の入っているケース(頭蓋骨)ごとゆすられた感じです。
しばしばみられる症状を記載します。
・うつろな眼差し/ボーッとした顔つき
・質問に答えるのが遅い/指示に従うのが遅い
・すぐ気が散る/何かを最後までやり遂げられない
・変な方向に歩いていく/時間や日付、場所がわからない
・流暢にしゃべれない/理解できない言葉を言う
・よろよろ歩く/まっすぐ歩けない/つぎ足歩行ができない
・取り乱す/理由もないのに泣く
・同じことを何回も尋ねる/3つの言葉やものを5分以内に思い 出せない
・意識消失がある
・脳しんとうは必ずしも意識を失うものではない。意識が無くならなくても精神活動の混乱(記憶がはっきりしないなど)があれば脳しんとうと言える。
・逆に、意識を失ってなくて、記憶もしっかりしていれば脳しんとうと考えなくて良い。
・脳しんとうを1回起こした選手は、普通の選手の6倍起こしやすい。繰り返すと「蓄積」という現象が起きる。
サッカーでも「脳震盪」は稀(まれ)ではありません。
「脳震盪」は、その後に時として命まで関わるような問題を起こし得ます。
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