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其の弐
2002/11/17 (12/1加筆)
■リンケ選手と言えば「ヘディング
ヘッドで競うプレーは世界屈指の選手と...言える。(ここでは^^;)
だが先日、かなり衝撃的なニュースが飛び込んできた。
ヘディングが原因で元選手が亡くなったそうだ。
しかしこの元選手はストライカーだったそう。
ゴールでのパスからのボールをヘディングする衝撃と
ゴールに蹴り込まれたボールをヘディングでクリアする時の衝撃とは
あまりに違い過ぎるのでは??かなり心配です。

今回はヘディング事故に関した記事を集めてみました。
ヘディングは命がけ
gooスポーツニュース 2002/11/12の記事(全文コピー)←いいのか(^^;商用ではないので何卒ご勘弁を。

サッカー=英元代表選手、ヘディングが原因で死亡との検視結果

[ロンドン 11日 ロイター] ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに所属していた元イングランドのストライカー、
ジェフ・アストル氏に対して、硬い革のボールでヘディングを繰り返したために脳の病気で死亡した、という
検視判断が下された。

アストル氏はイングランド代表として5度出場。1968年にはウェスト・ブロムウィッチをFAカップ優勝に導いた
が、今年初めに倒れ、59歳で亡くなった。

同氏の遺族は、リーグ戦に292試合出場し、通算137ゴールを挙げたサッカー選手としての経歴が死亡の
原因と主張している。

11日には検視官が遺族の見解を支持すると発表し、同氏が”職業病”で死亡したとする判断を下した。
検視官がロイター通信に語ったところによると、選手生活で受けた頭部への度重なる打撃が脳に損傷を
起こし、脳血管内に蓄積されたタンパク質が死の直接の引き金になったとしている。

英国サッカーの歴史でこのような判断が下されたのは初めて、と検視官はみている。

アストル氏は1970年ワールドカップ(W杯)メキシコ大会に出場したイングランド代表のメンバーだった

サンケイスポーツ 2002/11/13記事(全文コピー)←商用ではないので何卒ご勘弁を。
死因は若いころのヘディングによる脳損傷 (サンケイスポーツ)

 【ロンドン11日=長田拓也通信員】今年1月に59歳で死亡した元プロサッカー選手の死因は、若いころに
ヘディングを数多く繰り返し、脳に損傷を起こしたためだという検視判断が11日、発表され、英国に衝撃が
走った。

 死亡したのは、イングランドのウエストブロムウィッチ(現プレミアシップ)のFWとして、1960〜70年代に
活躍した
ジェフ・アストル氏。イングランド・サッカー協会では「ヘディングがこれほど危険だという話が公式に出たのは
初めて」と、文字どおり頭を抱えている。

発表では、当時のボールが革製で、今のものより重く、雨でぬれた場合は特に負荷が大きかったとしている。
実際、当時現役選手だった、60代のフルハムOBは「ぬれたボールは、まるで爆弾だった。
今とは大違いだ」と証言している。

それでも、英PA通信によると、医療専門家は、単に過去の問題ではないと深刻に受け止めている。
ZAKZAK 2002/05/01記事(全文コピー)←商用ではないので何卒ご勘弁を。
サッカーで「ヘディング」は子供に危険!
米医学研究所が報告

【ワシントン30日共同】米医療行政に影響力がある米医学研究所はサッカーのヘディングが脳に与える影響
などサッカーの危険性について初の報告書をまとめ、4月30日発表した。

報告書は「長期的な研究が必要」としながらも「10歳以下の子供はヘディングすべきでない」との
「米青少年サッカー協会」の意見や「高校のサッカー選手に脳振とうの高い確率がみられるなど、
懸念を呼ぶ発見もある」との指摘を盛り込み、危険性を軽視しないよう強調している。

また「ヘルメット使用を支持、あるいは否定する明確な研究結果はない」としているが、
将来は防具を着用するスポーツになりかねないとも示唆している。

報告書は「多くの研究がヘディングは脳損傷の原因ではないと示唆」としながらも
「データがなく結論はない」「ボールはかなりの力の打撃を頭に与え、ヘディングが損傷を助長するのでは
との多くの論議がある」と危険性を併記。「サッカー選手は視覚、言語的記憶や心理的柔軟性のテストで
水泳や陸上選手に比べ、かなり低い得点」との研究結果もあった。

また、選手同士の衝突などで脳振とうを起こした際、脳に損傷があるかどうか分からないため
「プレーに復帰できるかどうか、明確な根拠に基づく指針が必要」とし、過去の死亡例も挙げ選手や
監督・コーチら関係者に注意を呼び掛けている。

産経サッカーWEB2002/06/09記事(全文コピー)←商用ではないので何卒ご勘弁を。
サッカーさいえんす ヘディング

サッカーのプレーの中で、最も特徴的なのがヘディングだろう。

ヘディングは腰を支点にして、体全体を弓のようにしならせ、ボールをインパクトする。
理論的には、威力があるヘディングは、体のしなりが大きければ大きいほど生まれやすくなる。

上半身を前下方に振り出す動きに目が奪われるが、実は同じだけの力が下半身の前上方にもかかっている。

「これは運動量保存の法則で、人間の体の一方向に力がかかると、その逆方向にも同じだけ力がかかる
わけです」と浅井武・山形大助教授は分析する。
下半身を強く振り出しても、強いヘディングが可能ということになる。

浅井助教授の試算では、通常のパスとほぼ同じ時速54キロのボールを時速36キロの速さでヘディングして
返すだけで、約200キロもの衝撃が頭部にかかっている。実際のゲームでは、さらに速いボールを処理する
場面もあり、頭部と頭部を
支える首には過酷な衝撃が加わる。選手の首ががっしり形なのもうなずける話だ。(榊輝朗)

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↓ 1年前は安全宣言が出されていました。
日経ヘルス 2001/05/14の記事(全文コピー)←商用ではないので何卒ご勘弁を。  
サッカーのヘッディングは脳に悪影響なし 
サッカーでヘッディングをすると、脳に影響が及んで、何らかの障害が起きる可能性があるといわれてきたが、
米国ノースカロライナ大学の整形外科の医師が「その心配はない」、と安全宣言した。 ただし、体全体で準備
して行うヘッディングが安全なのであって、不意なヘッディングはやはり危険だという。

安全宣言したのは、同大学の整形外科助教授、ドナルド・カーケンドール博士ら。
博士らは、これまでに米国と欧州で発表された、ヘッディングに関連する研究発表約50編を、1943年まで
さかのぼって調べ直した。

その結果、ヘッディングをした後、脳震盪(のうしんとう)などの障害が起きた例はいくつかあったが、よく調べる
と、こうした障害は、直接ヘッディングの影響というより、ヘッディング直後の転倒などほかに原因がある場合が
多かったという。
「プレーヤーが、はっきりと、ヘッディングをするという意図をもっておれば、頭は首の筋肉で固定され、
体にその準備ができているから、ヘッディングの衝撃は体全体に拡散されて、特に脳に障害が残ることはない」
と博士はいう。
ただし、「予期していない状態で、たまたまボールが飛んできて、不意にヘッディングをした場合には、体全体に
その準備ができていないから、脳障害が起きる可能性はある。首の筋肉に、ヘッディングの用意ができている
かどうかの違いは大きい」と博士は警告している。
リンケ選手は大丈夫?

N A T I O N A L M A N N S C H A F T

Thomas Linke, Abwehr

≫ Ich war fruher Torhuter bei Robotron Sömmerda. Als Thomas drei
war, kam er mit zum Training und wollte auch Torwart sein. Klein war
er - und wurde Verteidiger. Er musste lange lernen, sich Kopfballe zu
erkampfen und beidfüßig zu schiesen. Und manchmal musste ich
ihn zugeln.

Hans Linke, Robotron Sömmerda

(c) DIE ZEIT   23/2002    2002-05-29 (一部コピー)←商用ではないので何卒ご勘弁を。

■この文を読むとリンケは3歳の頃からサッカーをやっていたそうです。
お父さんと同じゴールキーパーをやりたがったが、小さすぎるのでディフェンダーをやることに。
両足とも同じようにシュート出来るように練習したり、ヘディングの練習をしたり...。
ひょえー・・・そんな小さなうちからヘディングをぉ〜〜(@@)


これからもリンケ選手が怪我や事故のない選手生活を最後まで無事に送れる事をお祈りしています。

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