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K3システムによる咬合を写したマウスガードの製作

削られた表面をポリッシングローラーでつや出しする。
咬合器にマウントして、完成したマウスガード
マウスガードの使用により、スポーツ時の外傷及び脳震盪の予防、歯の保護、運動能力向上などの効果が得られることは、一般的にも広く認知されてきました。しかし近年、使用者(選手・運動家)本人の咬合口腔内に合わないものを装着し続けると、全身のバランスが壊される危険性が示唆されるようになり、マウスガードの歯科医師、歯科技工士によるカスタムメイド化へのニーズが急速に増大しています。ここでは、K3システムによる諸器材の使用により、使用者の“咬合”そのものを確実・簡単に写し取り、短時間に多数製作することが可能になったマウスガードの吸引式製作法をご紹介頂きます。


マウスガードに求められる“咬合”の要件


マウスガード装着の必要性
外傷の予防(顎顔面口腔領域の外傷の予防)
脳震盪の予防
歯の摩耗の保護
運動能力向上(スポーツパフォーマンス)
* 顎口腔系のスポーツ外傷は、スポーツ選手にとって最悪の場合は 選手生命に影響を及ぼしかねない。

危険性が非常に高いコンタクトスポーツ
ボクシング、ラグビー、サッカー、ホッケー、野球、アメリカンフットボール、ラクロス、柔道、空手、相撲、K1、バスケット、ハンドボール、乗馬、スキー、スケート、バレーボール、等
高校生ラグビーでは全国大会に出るチームは殆ど装着している。
アメフト、女子ラクロスは既に義務化。国際空手道連盟、極真会は14年義務化が決定。
頭頚部ダメージ

一番多いのが顎顔面骨折
骨折要因は100%埋伏知歯が存在している。スポーツ選手には埋伏知歯の予防的抜歯が勧められている。

歯の破折、脱落
若年層では歯の破折、脱落、顎の脱臼。(若年層で脱落した場合再植の可能が多い。)脳震盪
パンチ或いは強打による脳損傷で、若い時に脳震盪を繰り返すと、加齢による機能低下時に結果としてパーキンソン病、クモ膜下出血、脳梗塞等に成る。
サッカーのキックボールは時速100km、プロは120kmあり、ヘディングでの脳障害は大きな問題とされている。クレンチング(食いしばり)が効果的。
運動の種目問わず、プレー中に下顎を突き上げ頭蓋を後方に動かすような強い衝撃が加わると、頭蓋と脳は逆方向に回転し、脳神経細胞間にひずみが生じ、毛細血管が切れていく。それらが血腫として広がり、クモ膜下出血を引き起こす原因と成る。
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