フランス料理界の最高職人賞であるMOFの称号をもち、パリの1つ星レストラン「ラ・ペルゴレーズ」のオーナーシェフとして活躍するステファン・ガボリョー氏が監修を務めるフレンチ･ダイニング。素材選びもガボリョー氏自身が行い、フランスにはない霜降りのおいしさに感動したという最高級の前沢牛をはじめ、無農薬・有機野菜を国内外から取り寄せ、上質な食材を繊細かつ斬新な味で楽しませてくれる。また、シンプルな盛り付けがガボリョー流。メインとなる素材の見た目を引き立たせることに集中し、やわらかな色彩のソースを多用しながらアーティスティックに仕上げている。フレンチの伝統を守りながらも、時代に合わせてスタイリッシュにアレンジし、前菜からデザートまですべてが感動を与えてくれる。　

写真は、オープン当初から特に女性に人気のメニュー「手長海老とフォアグラのデュオ ブラックトリュフソース」（5360円）。高級食材それぞれの素材の味が引き立つ絶品の一皿。そして、手長海老、フォアグラ、トリュフを一緒に味わったときの贅沢な三重奏が、いつまでも舌の上に余韻を残す深みのある味わいに。季節の野菜はオーガニックにこだわり、たっぷりの野菜がバランスよく添えられている。“シンプル & エレガント”をモットーとし、素材の味を重要視するピュア・フレンチ。黒の大理石とブラウンの木のぬくもりを感じる高級感あふれるダイニングで、極上の料理と最高のサービスを心ゆくまで堪能したい。

※『ミシュランガイド東京2008』で2ツ星獲得