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飼料価格や、燃料費の高騰に苦しむ福岡県内の酪農家がきょう、県内3か所で、酪農経営の現状を消費者に理解してもらうための街頭活動をしています。
福岡市天神でもきょう午前11時から、福岡県酪農業協同組合に所属する酪農家が、「酪農経営の現状」をまとめたリーフレットを配っています。
国際的な穀物価格の高騰で、乳牛のエサとなる輸入配合飼料がこの2年で1.5倍にも上昇しているほか、燃料価格も高い水準にとどまり、酪農経営はかつてない厳しい状況にあると言われています。
酪農業界は、今年4月、30年ぶりに牛乳の取引価格を引き上げましたが、それでも生産コストの上昇を吸収できていないということで、主催者側は、酪農家が置かれている状況を、消費者に正しく理解してもらいたいとしています。
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