(cache) 経済・財政で麻生氏ら論戦 総裁選、北海道で街頭演説
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  •  自民党総裁選の街頭演説を終え、聴衆に応える(左から)石原元政調会長、小池元防衛相、麻生幹事長、石破前防衛相、与謝野経財相=15日午後、北海道釧路市

    経済・財政で麻生氏ら論戦  総裁選、北海道で街頭演説

     福田康夫首相の後継を決める自民党総裁選の街頭演説会が15日、北海道釧路、札幌両市で開かれた。

     経済・財政政策に関し麻生太郎幹事長は「今は不景気だ。経済のパイをいかに大きくするか。第1に景気対策だ」と述べ、2008年度補正予算案を念頭に景気対策に最優先で取り組む考えを重ねて示した。

     一方、与謝野馨経済財政担当相は「福祉の財源確保のため税制を大きく変えていかないといけない」と述べ、将来の消費税率引き上げに理解を求めた。

     小池百合子元防衛相は米粉加工販売会社「三笠フーズ」による汚染米転売問題に触れ「問題を把握できず、なれ合い、怠慢がある行政なんていらない。小泉純一郎元首相は自民党をぶっ壊したが、私は霞が関をぶっ壊す」と政治主導の行政への転換を強調した。また小池、麻生両氏は道州制導入に意欲を示した。

     石原伸晃元政調会長は「努力した人が報われる社会をつくりたい」と格差社会の是正を訴えた。石破茂前防衛相はインド洋での自衛隊の給油活動の重要性を強調した。

     北方領土問題について、小池氏が「政治の責任で解決し、領土を取り戻すことを約束する」と述べた。石破氏も「北方領土、竹島、尖閣諸島は国際法上も歴史的にも日本のものだ」と指摘した。

      【共同通信】

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