私がOLをしていた頃、同期入社で、同期結婚をしたカップル、 岩田天植さん・智花さんの長男、天晴くん(13歳)が拡張型心筋症という難病で苦しんでいます。 特定疾患指定の難病で、天晴くんのように悪化してまうと、心臓移植以外、助かる途がありません。 日本では、15歳未満の臓器提供が法的に禁止されているため、海外での臓器移植をするしか手がない状況。 入院中の東京大学付属病院を通して、アメリカUCLA病院が受け入れを内諾してくれました。 しかし、補助人口心臓を装着している天晴くんの場合、1億円を超える費用がかかりるため、「天晴くんを救う会」が発足され、募金活動が開始されています。 こういった募金活動では今までに 募金をうけた家族が、善意で集まったお金を不当に使ったという報道があったり 臓器移植を海外でうけることへの疑問があがったり 色々、難しい問題があることは知っているつもりです。 私自身が個人的に、この募金活動を応援し、参加することには何ら問題はないでしょうが、 こうやって「フィールド」という「店」のブログに掲載することや 「フィールド」の店舗にポスターや募金箱を置くことについては、考えることが必要でした。 過去の残念な報道を読み返してみたり、 梁石日(ヤン・ソギル)氏の書いた「闇の子供たち」を読んでみたり。 (天晴くんの場合、アメリカ合衆国での手術となり、本のような開発途上国で行われる手術とは異なりますが) 考えた末、私はこのブログにも掲載することにし、 店にもポスターを掲示して、募金箱も設置しました。 目の前に困っている人がいたら、やっぱり自分でできる限りのことはしたい、と強く思ったから。 自分のできる限り、にこのブログの掲載も店でのポスター掲示も当てはまる、という判断をしたわけです。 「風邪をこじらせたかな?」と思って病院にかかったら 先天性でも遺伝性でもない予後の悪い難病という突然の宣告を受ける、ということは 同じ年頃の子供を持つ親としても、胸にせまるものがあって。 天晴くんのご両親である岩田天植(テンショク と読むのだ)くんと智花ちゃんは 二人揃って笑顔がとびっきりステキなカップルで、 二人が結婚する、と聞いたときは、「そりゃお似合いだわ!」と誰もが思ったっけ。 今、智花ちゃんは「前だけを見て」力強く頑張ってるそう。 お父さんの天植クンの方が、温かい励ましや、天晴くんの頑張りや、あまり素直に「ありがとう」という天晴くんの姿にポロリとナミダもこぼしちゃうらしく…。 私には何もできないけれど、 できないなりに、少しでも力になれれば、と募金(微々たるものだけど)をし、募金活動をしていこうと思っています。 「天晴くんを救う会」公式サイトはこちら http://www.tensei-aid.com 9月2日に記者会見を開いた模様や、経緯、活動報告、天晴くんのプロフィールなどが掲載されています。 ご賛同いただける方、どうぞよろしくお願いいたします。 |
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びっくりしました・・・!なんと数日前にこの内容を小学校の同級生からMLのメール配信でもらっていました。彼女はさいとうさんの後輩なんですね!?私個人で何ができるんだろうと思いながら、なにもアクションが起こせずにいましたが・・・なにか力になれる事があればと思います。 |
dolcevita 2008/09/09 21:37 |
天晴くんを救う会はトリオジャパンという募金支援団体がついているそうですね。 |
さと 2008/09/09 21:37 |
さとさま |
さいとうです 2008/09/10 15:42 |
dolcevitaさま |
さいとうです 2008/09/10 15:46 |
あなたのように、この世界で成功下方にとっては募金は「あげたお金」なのかもしれませんが、他の多くの方にとっては、少しの募金でも大切なお金であることを忘れています。 |
名乗るほどじゃありませんが 2008/09/10 21:55 |
15歳以下からの臓器提供は確かに認められておりませんが、「大人からの提供は問題ない」筈では?(実際大人から提供を受けた8歳の男子とかおります。)また、人工心臓での活動が可能な状態との事ですので。臓器提供者を待ちつつ国内での手術を待たれたほうがよろしいと思いますが・・。 |
非難ではありませんが、疑問があります。 2008/09/15 21:59 |
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