コンサドーレの貢献度
2008年01月07日
地域にJ1チームがあるというのは、いいよなあ。もしなかったら寂しいよなあ。道民は、どう思っているのだろう。
そんなことを考えさせられる1月7日の記者の視点でした。運動部の福田記者が「公共財としての意義を明確にせよ」という趣旨です。それはそれで筋が通っているのですが、コンサドーレの勝敗が生活の一部のようになっている私たちからすれば、「お金で、はかれないよなあ」が本当のところではないでしょうか。新聞記者ではなく、サッカーファンとしてみれば、道と札幌市の2億円あまりの補助金は、たいしたことはない。勇気を持って言えば、たいした額ではないのです。そう思いませんか。青少年へのサッカーの普及、そして、健康面や、そのほかもろもろのコンサドーレの貢献度。すごいじゃないですか。
コンサのことを考えて、思い出されるのは、札幌ドームの建設にゴーを出したときのことです。
前市長の桂さんが、悩みに悩んだあげくに屋根付きドーム、それも開閉式という大胆なドーム建設を決めました。いま、資料をもとに書いているわけではないので、不正確ですが、もう15年くらいになるでしょうか。たしか、600億? 800億? ごめんなさい。とても新聞記者とは思えませんが、ご勘弁を。ただ、それほど巨額の投資であったにもかかわらず、それが道民にどう、貢献するかなんて、しょせん絵物語でしたからね。スポーツへの投資は、これはとても計算できるものではない。
その意味において、コンサへの公的支援は、もっとあってもいいんじゃないか、と思うんですが。ただ、これも道内企業のイキの悪さから来るんでしょうなあ。たとえば、金融機関。北洋は、これまで本当に少ない支援ではなかったのでしょうか。リーディングバンクですからね。ぼくらがせっせと貯金しているわけですらね。これからも、もっともっとなんとかしてほしい、というのが本音です。
いずれ、こうしたことにも声を上げる必要がありますね。では、きょうはこのへんで。
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