お洋服作りに関係する必要なアレコレを、赤ペンで印をつけるように書き出したいと思います。私の失敗談や経験から学んだコツなど、基本的なことからテクニックまでどんどん書き溜めて行きます。
子供服200着の記録
2008年04月03日 (木) | 編集 |
私が今まで作ってきた我が子のお洋服、いったいどれくらいあるのでしょうか?ふと思い、振り返って数えてみました。

ざっとですが200着。すでに手元に無いものもあるのではっきりとした数ではないですが、200着は確実に作っております。子供服以外のものを含めましたらその倍以上はあります。随分と沢山作ったものです。こちらのブログでその全てを載せきれていないことが残念なところです。

その理由はさまざまで、こちらのブログを始める前から作っていたものもあれば、画像に収めることを忘れてしまったもの、載せることができない程の失敗作や、成功作でも色・柄がかなりアウトでセンスを疑われるものなど(笑)。やはり公開するとなりますと、どうしても人の目を気にしてしまいますので、切り捨ててしまう数も多くなります.。全てを記録することは色々な意味で大変なことです。


私は常々お洋服作りは現物の他、画像と一緒にコメントなどの情報も記録として残してゆきたいと思っております。いつの日か古いアルバムを開くように、我が子に作ったお洋服の数々を思い出と共に眺める日が来ることを、今から楽しみにしているのです。できることなら披露宴で映し出される写真の数々に混ぜてもらいましょう!と(笑)。

今はブログと言う便利なサービスがあるので、日々の出来事を簡単に記録してゆくことができ、とても便利になりました。記事を書いても非公開もできますしね^^。(私はこのブログのサービスを日記ではなく作品の記録の場として利用させてもらっています。)そして、便利になった反面、大切なデータを手元ではなくサーバに置いていることに最近不安を感じて来ました。

この先お洋服はどんどん増えてゆきます。それに伴いブログのデータもどんどん増えてゆきます。私のデータであるのに私の管理下にない場所で保管されている・・・・・・・。


そのデメリットは?


1. fc2さんがこの先、永遠にサービスを提供してくれる保障はない。
2. サーバ上のデータを何らかの形で消失されてしまっても文句を言うことはできない(無料だとなおさら)。また完全に失った場合取り戻すことはできない。
3. 他のサービスに乗り換える時、データ移行が上手くいく保障はない。
4. fc2さんの場合、ブログデータのバックアップには画像データは付いてこない。



ブログと同じものをそっくりそのままローカルで管理できたらなんの問題もないのです。が、果たしてそれは可能なことなのでしょうか?またそれを簡単に行う良い方法はあるのでしょうか?また過去に管理していた情報と統合することはできるのでしょうか?

プリントアウトしたものではなく「記事と画像とリンクが連動したデータ」として管理することが必須です。私の場合記事には画像が多く、画像へのリンクもあれば、記事同士のリンクもあります。どれか一つ欠けてもダメなのです。それを手動で直してゆくことは非常に面倒で困難な作業になります。あったらいいなぁ・・・・・・。あって欲しいなぁ・・・・・・・。そう思う私です。

ご自分のコレクションや書庫をブログで公開している皆様、私と似たような使い方をされている皆様、同じように思われているのではないかな?と思います。また育児日記をブログでつけている皆様は如何ですか?何年にも渡る大切なお子様の記録です。やはりローカルでも保管していたいのではないかな?と思います。

本来はローカルのデータベースで管理したものを、ブログとしてアップするのが一番なのかもしれません。その逆は難しいのかも・・・・・・・。

そう言えば!!確かホームページビルダーにはその機能が付いてた!!ように思いますが、実際のところどうなのでしょう?使えるものでしょうか?使えるものだったら嬉しいなと思います。使っている方がいらしたら、是非教えて下さい。

どちらにしろ今私にできることは、ブログに付いているバックアップ機能を使い最新データをローカルに保存すること。これだけは必ず行わなくてはいけません。その後のことはこれからぼちぼち考えるとしましょうか。

なんせ今年の目標は「250着達成!」なので、さらにデータが増えることは間違いありません。大切な子供たちの記録です。安穏とブログで公開しているだけでは済まない段階になってきました。







私が型紙を作り始めた理由(わけ)
2007年04月19日 (木) | 編集 |
皆様の中には「素人なのにどうして型紙から作っているの?」と不思議に思われている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は私がなぜ型紙から作ることになったかについてお話致します。

以前、『私が作りたい子供服』でも書きましたが、私は子供が生まれる前から、我が子のお洋服は全て手作りしたいと思っておりました。しかし、最初から型紙から興そうと思っていたわけではありません。洋裁雑誌や書籍についている型紙を使って子供服を作ろうと思っていたのです。

一番最初は新生児のベビーウェアから作り始めたのですが、カバーオールやツーウェイオール、ロンパースなど、どれも本のサイズにあるサイズ50から60を作ったはずなのに、いざ着せてみせるとどれもガバガバと大きくとても着れた状態ではありませんでした。市販品のカバーオールのなんてほっそりしたことか。
よくよく型紙が載っていた本を見てみますと、モデルの赤ちゃんは外人の赤ちゃんが多く体格が良さそうです。サイズ60といってもモデルの赤ちゃんはもっと月齢が上なのでは??と思うようなものもありました。私の子供ではそうとう大きく育たないとちょうど良くなりそうにありません。

そして1歳を過ぎて、いよいよベビー服から少しお洋服らしいものを着せてあげられるようになったかしら、と作ったジャケットはこれもまたガバガバで、袖は手よりも長く身幅は身体が泳ぐほどのゆとりで、裾に至っては風がピューピュー入ってくるほど浮いていて・・・・とても上着としては機能しませんでした。洋裁本のお洋服は既製品服よりサイズが大き目のようです。(選んだ本が悪かったのでしょうか・・・。)

着せることができない服なら手作りする意味がありません。そこで、娘の今のサイズにジャストフィットする型紙を自分で作ることにしたのです。「今を一番可愛く着られるお洋服」がコンセプトです。来年着られなくても良いのです。小さくなればまた作れば良いのですから。

子供のくせにシーズンごとに新調するお洋服とはなんと贅沢なことでしょうか(笑)。でも作り甲斐があると言うものです。そして沢山作ることにより私の経験値が上がり、下手だった技術もアップするのですから、これは嬉しいことです。そんな理由から型紙作りが始まったのです。

洋裁本に慣れている方からみますと、同じサイズでも私の型紙は小さく感じられると思います。来年も着せてあげたいと思う方はワンサイズ上を選ばれることをお勧め致します。
もちろんデザインによっての話です。わざと小さく着るものもありますし、ゆったりと着るものもあるので。


以上が、簡単ですが私がなぜ型紙を作るようになったかのお話でした。
私が作りたい子供服
2006年11月01日 (水) | 編集 |
私は子供が生まれるずっと前から、自分の子供のお洋服は全て手作りしたいと思っていました。お裁縫が「できる・できない」に関係なく、とにかく作りたいと強く思っていたのです。

親の好みの押し付けかもしれませんが、子供が「ママ、こんなお洋服を作って」「私はこういうのが着たいの」と言うその日まで、私が着せてあげたいと思う服を手作りできたらなんて素敵なことでしょうか。ママ冥利に尽きるというものです。

そして叶うことならその時が来たとき、子供のリクエストになんでもハイハイと答えてあげられる魔法の手を持つ母になっていたいと思うのです。(洋裁の神様、どうかお願いよ!)

と言いましても、最初から素晴らしいお洋服ができる訳ではありません。まずは初歩からです。始めは単純な直線ラインの切った貼ったの工作に近いお洋服で良いのです。次はもう少し曲線を入れて滑らかに、次は少し膨らませて立体的に、次はボタンつけて、次はポケットをつけて、次は衿をつけて・・・・と徐々にステップアップすれば良いのですから。

そんなレベルの私ですが特に気を付けているところがあります。

ひとつはサイズです。せっかく手作りするのですから、その時期その瞬間一番可愛くピッタリと着れるジャストサイズで作ってあげたいのです。袖を曲げたり、裾を曲げたりして着せることはしたくないのです。そうするくらいなら最初から袖を短く作ってあげた方が良いと思うのです。

次にラインです。技術的な問題からまだ複雑なものを作れるレベルにまで達しておりません。まだまだ平面的で単純な直線が多く、下手をするとズドン・ダバっとしたいかにも「ザ・手作り!」なお洋服になりかねません。そこで、単純なラインでも微妙な数センチを大切にして、技術はなくとも「ザ・手作り!」から少しでも遠ざかるように、いえ脱却を目指し「シンプルでスッキリとしたお洋服」と言えるものを作りたいと心がけております。シンプルやナチュラルの境界線ってとても微妙で難しいですね。

そして最後にお洋服作りを十分楽しむこと。専門的な知識や技術がなくとも、それほど酷くなくわりと良い感じのお洋服が作れて、作る喜び、着せる喜び、また次回作ろうと思う喜びを味わえる洋裁。最初の布選びから最後のお道具の掃除まで、一連を楽しみながら行いたいと思っております。作るたびに打ちのめされて自信喪失するお裁縫はしたくありません。自己満足でもヤッタ!と言う達成感と満足が常に欲しいのです。


このような状態の私ですが、どこまでお裁縫スキルがアップするのか?この先が楽しみです。きっと数をこなせばそれなりに・・・・・多分・・・・。
好きなこと・苦手なこと
2006年04月11日 (火) | 編集 |
私の好きなことは、思い立ったラインをジャキジャキカットして、ダカダカ縫って、縫いながら不具合を調節して、あまり長い時間をかけることなくそれなり(袖が通るレベル)のお洋服を完成させることです。しつけもしなければ、本来アイロンを掛けるべきところも殆ど掛けておりません。マチ針も打ったまま外さずミシンで縫い進むこともしばしばです。かなり大胆で大雑把な作り手なのです。※家族用の服を作る場合の話です。

その結果、出来上がった完成品から正しい型紙を作りなおすことが私の一番苦手なことになってしまいました。基本となった型紙は完成する頃にはかなりの変更が入っており、どこをどれくらい変更したのかわからなくなってしまうのです(涙)。それも縫いながら適当に調整していますので、それを正確な数値にするなんて・・・・・お洋服を作るよりも何倍もイイエ何十倍も大変な作業となってしまうのです。素人ならではのアホな話です。

自分でも本末転倒なことをしているわぁ・・・・と判ってはいるのですが、どうしても図面からピタリ出来上がるお洋服を想像することが苦手で(出来ない)、出来上がったものから図面に興すほうが大変でも私には合っていると思うのです。プロのパタンナーさんから見ると「まったくもって邪道でありえない話!」だと思います。

でも作りながらどんどん変化していくお洋服と言うのも面白いものなのです。失敗から思わぬ発見があったり、当初まったく予定していなかったラインが異常に可愛く思えて急に取り入れてみたり。図工の時間の粘土細工のように、切って貼って削って継ぎ足して・・・・そんな楽しみがあるのです。もちろん数え切れないほどの失敗もあるのですが・・・・。(ゴミ箱行き)

きっと私はこの先どんなに手間が掛かっても、このスタイルで進んで行くのだと思います。正しい道からは外れておりますが「方法は一つでなくとも良いのです。」と自分に言い聞かせて、私は私に合った道を見つけ、それを進んで行ければ良いのです。半ば開き直りの境地で。


私の「好きなこと・苦手なこと」は型紙が誕生する話に深く関係しているのでした。おしまい。