映画監督、映画宣伝ポスター貼り逮捕
天皇制反対を主張する映画監督が、11日未明、映画の宣伝ポスターを電信柱に無断で貼っていたところ、警視庁公安部に現行犯逮捕されました。
軽犯罪法違反の現行犯で逮捕されたのは、映画監督の渡辺文樹容疑者(55)です。
渡辺容疑者は11日午前4時ころ、江東区亀戸の電信柱に、映画のポスターを許可無く、ビニル紐でくくりつけていることろを現行犯逮捕されました。
ポスターは渡辺容疑者が製作した天皇制に反対する内容の映画「天皇伝説」を宣伝するもので、渡辺容疑者は、この2、3日間にあわせておよそ100枚を無断で貼っていたということです。
調べに対し渡辺容疑者は容疑を否認しています。映画「天皇伝説」をめぐっては、今月の上映を前に右翼団体などによる妨害行為が懸念されていました。(11日11:42)