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【経済】

高速道路料金引き下げへ 16日から実施、国交省

2008年9月9日 夕刊

 国土交通省は9日、総合経済対策に盛り込まれた高速道路料金引き下げを、今月16日から実施すると発表した。当初は10月実施を予定していたが、燃料費高騰に苦しむ運輸業界やマイカー利用者に配慮して一部を前倒しする。

 期間は1年程度で、東日本、中日本、西日本の各高速道路会社が運営する高速道路と、本州四国連絡道路を通行する自動料金収受システム(ETC)搭載車が対象。

 高速道路会社3社は平日夜間(午後10時−午前零時)を3割引きにする。地方のマイカー利用負担を軽減するため、普通車以下を対象に東京、大阪近郊を除く地域で休日昼間(午前9時−午後5時)の100キロ以下の利用も5割引きとする。

 また、10月中旬からは平日深夜(午前零時−午前4時)の割引率を、現在の4割引きから5割引きへ引き上げる。深夜は燃料費高騰対策として2月から4割引きとなっていたが、今回の措置でトラック利用が少ない休日は本来の3割引きへ戻す。

 

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