阪神の旗を手に六甲おろしを歌うアンジェラ・アキ。中央はくいだおれ太郎＝大阪城ホール
シンガー・ソングライターのアンジェラ・アキ（３０）が７日、大阪城ホールで、同所では史上初となるピアノ弾き語りライブを行った。
アンコールでは、“メガネつながり”ということで、７月に閉店した「大阪名物 くいだおれ」の看板人形「くいだおれ太郎」が舞台上に登場し“共演”。さらに、阪神タイガースの旗を振りながら「六甲おろし」をファン１万４０００人と大合唱した。徳島県出身だが、「ウチの家族みんな阪神ファンで、掛布さん、バース、岡田さんを見て育った。優勝まであと少し、頑張ってほしい」と猛虎にエールを送っていた。
バックバンドは従えず、グランドピアノを“相棒”にしたひとりっきりのステージ。「夢の大阪城ホール、ホンマに来たんや！！２５年の歴史の中でピアノ弾き語りは、何と今夜が初めてらしいです」と話し、美しいピアノの旋律に乗せて新曲「手紙」（１７日発売）などをしっとり歌い上げる一方で、「私はごっついようしゃべる人なんよ。知らずにライブ見て、ひいてる人もいるけど」とトークもさく裂させた。