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最終更新:2008年9月8日(月) 18時55分

荒川決壊で銀座も水没、中央防災会議

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 東京の荒川が決壊した場合銀座も水没し、最悪、死者は3500人。政府の中央防災会議が、首都圏の大規模水害のシミュレーション結果を初めて公表しました。

 人通りでにぎわう東京・銀座。200年に一度の洪水が起きた場合、この銀座にも大きな被害が出るというシミュレーション結果を、政府の中央防災会議がまとめました。

 東京と埼玉の間を流れる荒川。この荒川の右岸が東京・北区で決壊した場合、被災者は120万人にまで達し、浸水の被害は丸の内や銀座、新橋にまで及ぶ可能性があるというのです。

 銀座東2丁目の交差点付近では、最大で1.9メートル。中央区役所に近い入船橋交差点では、最大で2.8メートルにまで達するというのです。

 「びっくりです。驚き」「これじゃ歩けないわね。泳げる人でもダメよ。これじゃ」(街の人)

 さらに、死者の数が最も多いのは墨田区で荒川の堤防が決壊したケースで、最悪の場合、あわせて3500人が死亡するとしています。

 中央防災会議では排水ポンプ場などがどの程度機能するかや、避難がどこまでスムーズに行われるかが、被害の拡大を防ぐ大きなポイントになると指摘しています。(08日18:15)



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