HEROES / ヒーローズ シーズン1 第2話 「振り返るな!」

2008-09-07 09:38:45 Theme: HEROES シーズン1、2 ネタバレ

シーズン1 第2話 「振り返るな!」


病院のベッドで目を覚ましたピーター。付き添ってくれていた兄ネイサンに、「兄さんが空を飛んで助けてくれたんだろ?」 と尋ねるが、ネイサンは 「お前はビルの屋上から飛び降り自殺を図ったが、非常階段にひっかかって奇跡的に助かっただけだ」 と答える。兄が真相を隠していると疑ったピーターは、病院の屋上に立ち、今度は本当に自殺してやると兄を脅す。すると、ネイサンは空を飛んだことを白状するが、それは自分だけではなかったと告げる。その話を聞いていたピーターは、自分が宙に浮いているのに気づき驚くのだった...。


自分の能力が遺伝的なものではないかと考えたクレア。養子であるクレアは、両親に本当の親の事が知りたいと頼んだ。放課後、ザックが血相を変えてクレアの元に飛んできた。クレアの能力を記録したビデオテープが何者かに盗まれたと。家に戻ったクレアに、本当の両親を探してもらっていると話す父。しかし、残念ながらすぐには見つからないだろうと。クレアが自分の部屋に戻ると、父は隠し持っていたビデオを再生する。それはザックが盗まれた例のビデオテープだった。


モヒンダーが父のアパートに戻ると、また侵入者がおり何かを探していた。男は銃を取り出すが、モヒンダーともみ合いになり銃を落とす。部屋の前を通りかかった女性がそれを拾い、銃口を向けると男は逃げ去った。その女性は隣室の住人エデンで、モヒンダーの父を教授と呼び、親しくしていたと言う。父が数日前に変死したと話すと、エデンは教授はいつも誰かに監視されていると言っていたと教えてくれた。エデンの協力を得て父の部屋を探ったモヒンダーは、留守電に残った父とサイラーという男の会話と、侵入者が探していたらしいメモリーカードを発見するのだった。


リンダーマンの手下の死体に驚き、家を飛び出したニッキー。逃亡する前に息子を迎えに行こうと車を飛ばしていたが、ふと気がつくと全然違う場所におり、その上4時間も経っていた。息子を拾い、家に戻って恐る恐る中に入ってみると、死体は無くなっており、部屋もキレイに片付けられていた。家の前に停められていた見知らぬ車に気づいたニッキーは、「トランクの中の地図に記した場所に行け」 というメモを見つける。トランクを開けてみると、中には手下の死体が詰まっていた。地図に記された着き、地面を掘ったニッキーは、そこに他にも死体が埋まっているのを見る。


ロサンゼルスの警官マットは、殺人事件現場の一軒家に到着した。母親は昆虫標本のように壁に打ち付けられており、父親は全身カチカチに凍った上、頭頂部がスパッと切り取られていた。だが、幼い娘の姿だけが見当たらず、皆で必死に探しているところだった。ところが、なぜかマットにはその娘の心の叫びが聞こえ、隠し部屋とその中に潜んでいた少女を簡単に発見してしまう。それを見ていたFBIの捜査官オードリーは、マットに疑惑の目を向ける。なぜすぐに少女を発見できたのかと問われるが、うまく説明できないマット。そしてマットがサイラーという名を口にした瞬間、容疑者として逮捕されてしまう。実は、これはサイラーという犯人による連続殺人事件だが、それを知っているのはFBIでも一部の人間だけだったのだ。


テレポートに成功し、大はしゃぎのヒロ。喜んでニューヨークを歩いていると、1冊のマンガが目に留まった。その表紙にはテレポートに成功した瞬間、さっきのヒロ自身の姿が描かれていたのだ。ページをめくって読んでみると、今までのヒロの体験が描かれていた。翌日、作者のアイザックのアパートを訪ねてみるヒロ。しかし、そこには頭頂部を切られ、脳を取られたアイザックの死体が転がっていた。そこに飛び込んできた刑事らに逮捕されるヒロ。パスポートも持たずにどうやって入国したのかと聞かれ、テレポートで来たと答えるが、当然誰も信じない。いつ来たのかと聞かれ、昨日10月2日だと答えると、刑事は今日は11月8日だと言う。5週間先の未来に来たとヒロが気づいた瞬間、背後で閃光と共に轟音が鳴り響く。ニューヨークのド真ん中で核爆発が起きていた。迫る衝撃波を感じながら、必死に念じるヒロ。次に気がついた場所は、元いた東京の地下鉄の中だった...。

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