翌日。ケイの息子君に出すメールのベースを作る。考えるとケイも甘いよねぇ~。ちゃんと話をしないで、息子君が自分の気持ちを分かってくれてると思うのは。ケイが息子君とまともに話したのなんて、今年、食事した一度きり。そんなので、ケイの気持ちがきちんと伝わる分けないと思う。
彼はきっと、父親は好き勝手なことしているとしか思ってないと思う。かと言って、息子君にケイの気持ちを理解させようとも思わない。何不自由なく育った彼にはケイを理解することなど不可能だろう。
でも、院の授業料や生活費をケイが出しているだけで、十分分かると思うんだけどなぁ。父が自分のことを大事に思ってることがね。全く、イマジネーションのない奴だ!!
母、息子に言わせれば、ケイは金銭感覚がない浪費者だ。そんなことを言うが、一度でもケイが家族が食べていけないようなことをしたのか!?ケイが稼いだお金の一部を使って何が悪いというのだろう?
この親子の言ってることは、理解に苦しむ!
ケイの稼ぎで不自由なく暮らしてきたのに、この言いようはないだろう!?
今まで、息子君に知らせていないであろうことを、メールの中で暴露して行く。ケイが読んだらびっくりするかな?と、思いながらね。。でも、事実を書いていかないと、ケイはただの悪者だ!ケイのことを理解などしなくていい。事実を知らせるだけのことだ。
その上で、息子君がケイを悪く言うのであればそれまでだ。
ケイも余程のことがない限り、息子君と会うことはないと思っている。
会う必要もないだろう。
なぜ、こうなったか?は、調停で提出している二人の主張と反論書を母親に見せてもらえとした。彼女が見せられるかは、疑問だが。すでに、見ていて陳述書を書いたなら、もう、何も言うことはないとした。
ほぼ出来上がった頃、ケイが帰ってきた。
明日、ケイはついに離婚訴訟を起こす。その前に、金さん(弁護士)と打ち合わせがある。その足で、家裁に行くらしい。
「口頭弁論はKが行くの?」
「その方がいいのかなぁ?」
「う~ん、どうだろう?先生に聞いてみて」
「ケイあがって、話せないよー」ウソだ!(ーー;)
「何、言ってんのよ」
「あはは~(^^ゞ」
「それとね、やっぱり陳述書は要るみたいだよ」
「そうなんだ」
「まぁ、そうだろうと思ってベースは作ってるけどね」
「るみか、すごーい!」誰だと思っているのだ!(笑)
「必要なら、るみかが書いてくれたのを元に作るね」
「うん」
「あっ、明日飲みに行くよ」って、今から決めてなくても^^;
「行くんだ?」
「明後日仕事でも行くからね!帰りに寄るね」
大丈夫、かぁーー?
いよいよ裁判だ!どうなって行くのだろう。。