本人尋問を終えて

テーマ:離婚訴訟 2007-11-15 14:25:15

昨夜、仕事から帰って引き続き裁判の話をする二人。


「ヤツは男を敵としか思っていないだよ。父親が愛人を作ってたことが全ての根源だと思う」


「それにしたって、ケイのお姉さんやお母さんには関係ないでしょ?」


「それがね、父親から発してる行動なんだよ。父親を憎んでるから、婆さんも自分の夫でありながら墓参りもしないし、ヤツも右に倣えで行こうともしないんだよ。


普通、命日にはお寺さん呼んで供養してもらって、墓参り行くでしょ?それさえしないんだから、憎しみは凄いものだと思うよ。その延長線で、浮気をしたケイを許せないし憎いからケイを取り巻く全てが憎いっていう思考回路になってるんだよ」


「それもあるかもしれないけど、ケイが浮気する前からだったじゃない」


「父親のことがあるから、ケイを締め付けておかないといけないという強迫観念に駆られたんだと思う」


「それにしても、異常だよ!」


「そうだよね」


私は本人尋問を楽しみにしていた。


裁判官が移動し替わり、今の裁判官は裁判当初の被告の異常さを見てはいない。


前任の裁判官に話は聞いているかもしれないが。


当初、ペラペラと話していた被告は、話せば話せすほど不利になると悟った弁護士に止められたのか?裁判官が替わる前に話さなくなったのだ。


被告の本性と化けの皮を剥がせるのは、本人尋問でしかないと思っていた。


しかし、本人尋問というのは、どちらかの要求で行われるものではない。


私自身もよく知らなかったが、全ては、裁判制度の中で決められた順序で行われる。


余程のことがない限り、順序が変わることはない。


順序からすると、裁判で本人尋問が行われるというのは最終段階を迎えたということだ。


互いの言い分を証拠と共に準備書面で繰り返し、出尽くしたところで陳述書提出、本人尋問、最終弁論、裁判官の勧めによる和解勧告、結審、判決となる。


ケイの最終弁論はまさしく年末。。


刑事事件でもそうだが、光市の本村さんも本人尋問を終え来月最終弁論を迎え、結審となり来春判決という順序だ。


もしかすると、ケイの場合も来春の4月頃になる可能性もある。


判決が下るのは、早くても来年の2月頃だろう。


すでに腹を括っているので、私は来年の何月になろうと構わない。


そんなことより、最終的に被告に精神的なダメージを与えケイの正当性を証明できればいいのだ。


あんなにも自分勝手で、優しさの欠片も人に対する少しの思いやりも持てない人間を許しては置けやしない。



あんまりだ!!



お会いしたこともない、ケイの両親の敵を討ってあげたい。



孫に一度も会えずに旅立ったお二人の無念を晴らせてあげたい。



会ってお話したかった。



私がどんな人間か知ってもらいたかった。



お会いできなかった分、ケイの勝利を勝ち取って、いずれ私も逝くであろうあの世で、良いご報告ができればと思っている。




被告の暴論2

テーマ:離婚訴訟 2007-11-14 12:42:13

「ヤツ、ホントに頭おかしいよ」


「私もそう思うよ。常識的に考えてそんなこと言えば自分が不利になるって分かるでしょ?そんなことを平気で言うんだから」


一度、精神鑑定を受ければいいのに。


思考回路絶対におかしいですから!


「未だに自分の言うことが、全て正しいと思っているんだろうね?でも、もし、ケイの言い分が認められなかったら、あの家に行って、お前が望んでたことはこういうことだろ!って、痛い目にあわせるからね!」


「ダメだってば、暴力は」


とは言っても、ケイの気持ちは痛いほど分かる!


私が痛い目にあわせてやりたいぐらいだ!


未だにあんなヤツに苦しめられているんだから。


「もう、昔のケイとは違うんだから!ヤツの声を聞くだけでもあげそうになるよ」


彼女はケイが暴力も振るわず、何も口出ししない男でお金も自分の自由になると未だに思っているのだろう。


だから、帰ってさえ来させれば自分の思いどうりになるとね。


どこまで行っても自分の都合の良いように考える人ですわ。


今のケイは、モラハラ被害者の影はすっかり消え去り、本来の自分というものを取り戻しているというのに。。


二十数年前から、何一つ成長していない被告とは違うのだ。











被告側の暴論

テーマ:離婚訴訟 2007-11-14 12:19:54

まだまだ続く、被告側の暴論。


ケイがあの家を出て私が住むマンションの近くに一人で住むようになったのは、ただの偶然である。


私は神の思し召しか?赤い糸とでも言うか?必然だったと思っているが。


近くに住んではいたが、その後、店で出会うまで約2年ケイの存在すら知らなかった。


それを、それを、私の住民票で以前の住所を確認して、以前から付き合いがあってケイは私のうちの近くにマンションを借りた、ですと!



ちょっと、待ったー!!ヾ(▼ヘ▼;)



どうやって、それを証明するんだ!?



その証拠を見せろ!( ̄へ  ̄ 凸



バカヤロウ!( ̄∩ ̄#ふざけんな!




失礼。。



ケイは呆れ返って「退廷しようか?と思ったよ」と言った。


「バカじゃないの!?ケイが近くに住み始めたときは、私と何の接点もないのに」


「そうだよねぇ」


素晴らしく、想像力の発達した人ですわ。被告は。


きっと、興信所でそれなりの料金を払って調べたことを無駄にしたくなかったのだろう。


ケイが一人暮らしをしていると、ウソをつくと思っていただろうから、もし、ケイが被告の思惑どうりにしていれば、鬼の首でも取ったように、指摘していただろう。


「カードで何を買ったのか?って、聞いたら、衣服だって」


「じゃ、どうして、明細書出さないのよ」


「そうだよ!それを金さんが言ったら、出せるって言うの。それと、ケイの両親の葬儀の時に婆さんが入院していた証明も出せるって言うんだよ」


「出せる訳ないでしょ?」


「先生が、それを出さなかったら最終弁論で、やっぱりウソだったと突くって」


「医療費の明細見ると分かるでしょ?その月の医療費がその月前後と比較して、変わっていなければ入院なんかしてなかったってことだよ」


「前に出してみたら、前後の月と変わらなかったよね?」


「うん。もう一度出してみれば?」


「そうする。でね、被告は原告を暴力を振るう人間のように言い募っているが、そんな原告になぜ帰ってきてもらいたいのか?って、聞いたのね。そしたら、それでもいいんです、だと。Mか?!」


「訳分からないね?」


「うん。原告が全て悪いように言っているが、あなたは反省するところはないのか?って金さんが言ったら、それは、先生に言う必要はありませんって!二人で話しますって言うんだから驚きだよ!」


「えぇーそんなこと言ったの?金さんが代理人で、弁護人でしょ?」




アホか!( ̄_ ̄ i)



ケイは2度とあんたと二人でなんか話すわけないだろ!\(*`∧´)/



「それとね、何を反省しなければいけないのか分かりません、だって」


「はぁ?( ̄□ ̄;)裁判で今までしてきたやり取りは何?」


散々、あんたの悪事を暴露してきたじゃないか!


続く。。








本人尋問、当日2

テーマ:離婚訴訟 2007-11-13 15:58:09

「金さんが先にケイに尋問して、それはもちろん問題はなかったんだけどね、ヤツの弁護士の反対尋問がびっくりしたよ!」


「なになに?」


「原告を弾劾します!って、自信満々に言うから、何が始まるのかな?と思ったらケイが昔使ってたシステム手帳を出してきて、それには、その頃自己啓発を会社でやってて、会社のシステム手帳だから、今年の目標ってのがあって、妻を大事にすること。妻を愛すること。って書いてたんだよ。


できていないことだったからね。それを出して、被告に対してこういう気持ちを持っていたんじゃないですか?って。笑いそうになったよ。それはできていない事を書いたんですわって答えたよ」


「でもさぁ、それが何になるの?証拠にも何にもならないでしょ?」


「そうだよ!次に出してきたのが、新地で飲んだときの領収書が一枚。係りの子の判が押してあるんだけど、この女性と男女の関係だったんじゃないか?って。もう、呆れたよ。領収書をそんなことに結び付けるんだから。


そんなことは一切ありませんわって答えたよ。それとね、昔男の同級生にケイの初恋の人はどうしてるのかな?みたいな手紙を書きかけて、そのまま置いてた物を出してきて、初恋の女性をずっと思い続けてたのではないか?って言うの。もう、はあ?って感じだったよ」


「だから、それがどうしたの?って、以外ないね!」


「そうでしょ。それから、るみかの店の場所やるみかの元の住所も調べてて、それを言うの。ミルっちのことまでね。もう、殴ってやろうか!って思ったよ。一緒に住んでいるって言ってるのに」


「なんでミルが関係あんのよ!」


「ごめんね」


「しょうがないよ。やっぱり彼女は私のことを調べてたんだね。興信所使ってるよ。弁護士が店まで調べないでしょ?」


「そうだね」


「それで終わり?」


「そう。もっと凄い証拠でも出されるのかな?と思っていたら、結局、証拠になんて値しない物ばっかだったよ」


「そりゃそうでしょ?そんな物ないんだから」


「その後の被告尋問がもうムカつくったらなかったよ」


「どうなのだったの?」


「ヤツが流産する前に、ケイの姉が一週間電話を掛け続けたって言うんだよ!電話は鳴りっぱなしだったってね」


もちろん、ケイのお姉さんはそんな陰湿な人ではない。


被告の方が、何十倍も陰湿だ!


「それから、ケイは阪神大震災の時に2年間帰ってこなかったんだって」


「おバカか!?」


4日ほど行っていたのは、すでにケイから聞いている。


「そうだよ!そんなことはない!って言いたいんだけど、発言させてもらえないからね。ないことないことばかり言いやがって!めっちゃムカついたよ。夫婦生活も毎日ありましたってまた言うんだよ。ケイは絶倫らしいよ。


拒否すると暴力を振るわれた応じさせられた、だって。それで、急に求めなくなったので、女ができたに違いないって」


「私はそれが一番ムカつくわ!」


あんたはそんなに魅力的な女か?!


「そんなにいい女かって言うんだ!。反対尋問で金さんが、あなたの言ってることは全て想像の域であって、それが通るのであれば、裁判なんて必要ないでしょ!って言ったら、女の感は間違いないんだって言うのよ。裁判官も呆れ顔だったよ」


「ホントにバカっじゃないの?裁判は客観的証拠のみが物を言うのに」


「でね、預金にしても、どうして隠さなければならなかったのか?って、聞いたら、全部出したから隠してないって言うんだよ。こっちが請求してやった出したくせにね。それを先生が言っても聞く耳なくて、出したんだから隠してないって、堂々巡りなんだよ」


「ホントに凄い人だね。でもね、ケイが主張し続けた彼女の人間性が間違いないって彼女が証明してくれたようなものじゃない。彼女の人間性があらわになったってことだよ。それはケイにとって凄く有利だよ」


時間がないので、続きは明日ね。。









本人尋問、当日

テーマ:離婚訴訟 2007-11-13 14:56:07

昨日、ついに本人尋問の日を迎えた。


きっと彼女は、墓穴を掘るだろうとと思っていた。


息子君の証人尋問も見もだとも思っていた。


被告とケイの尋問もあるので一日ががりだ。


金さんと打ち合わせをするために、開廷される2時間前にはケイは家を出た。


その後、ケイのご先祖さんに「ケイに力を貸してあげて下さい」と、祈りながら再度寝る私。


起きていても、何もできやしないのでね。


お昼に一度電話でもあるかな?と、思っていたが電話は鳴らずだった。


だが、少しも不安な気持ちにはならなかった。


やるだけのことはやった!と、いう気持ちが先にたった。


だた、どういうやり取りがされているのだろう?と、いうことだけが気になった。


6時前にようやく電話が鳴った。


「もう疲れたよ」と、ケイ。


「お疲れお疲れ。で、どうだった?」


「どうもこうもないよ!ないことないこと並べ立ててたよ」


「そうなんだ。息子君はどうだったの?」


「フニャフニャ言って話しになんないよ。でも、裁判官に婆さんの事を聞かれてそれだけははっきり答えてたよ」


「ふーん。まぁ、帰ってからゆっくり聞くね」


「そうだね。ちょっと事務所寄って帰るよ」と、ケイは会社に向かった。


私は店に行ったものの、本人尋問の内容が気になって仕方なかった。


10時過ぎにケイは店に来た。


忙しくはなく11時にはお客さんは帰って行かれた。


そして、私とケイはうちの近くの焼き鳥屋に。


「息子君は準備書面全部読んだって言ったの?」


「読んでなんかいないんだよ。思ってた通りヤツの都合のいい物だけ見せていたよ。先生がこれは読んだのか?じゃこれは?って、ざっと差し出したけど、ほとんど読んでませんって」


「何それ!それで証人として出てきたの?」


「そう。で、先生が全て読みもしないで、何の証人になるのか!?って、そしたら、息子が夫婦の争いに何で巻き込まれなければいけなのか!?って逆切れしてさぁ。先生もエキサイトして、あなたが証人になるって出てきたんでしょ!?って」


「まさに、あの母にしてこの子ありって感じだね」


「ホントに。それで、預金のことを聞いたらいつ知ったのか?はっきり言わないんだよね。で、先生がこれだけの預金があることを知っていれば、お金のことで悩むなんてないでいしょ!?って、そしたら、一部だけ知ってましただって」


「ケイには悪いけど、息子君も母親と同じおバカだね。証人になる意味なんてなんもないじゃん」


「そうだよ。家の長は誰でしたか?って、聞いたら祖母でしたって答えたよ。でね、体調が悪いので留年したいんだって」


「何言ってんのよ!結局それを言いたいが為に出てきたんじゃないの?」


「きっとそうだろうね?死ねばいいんだよ。生きててもしょうがないよ」


「だから、それは言っちゃダメだってば」


「お祖母さんが長ってのはケイの陳述書に書いてある通りじゃない。ケイの言ってることが正しいって証言してくれたんだから良かったと思うよ」


「最後に、裁判官がお祖母さんの人となりを聞かせて下さいって、言ったらケイの陳述書に書いてある通りに答えたよ」


「ホントに何のために出てきたのやら?だね。被告の証人というより、ケイの証人みたいになっているじゃん」


「そうだよ。息子はそれで帰って行ったよ」


「帰らせないで、見てるように言えばよかったのに」


「そんな気もなくなってたよ」


「見てられると都合悪いから彼女が帰したのかもね?」


「うん、有り得る」


そして、ケイの尋問の話に。。


続く。。









本人尋問日、近し

テーマ:離婚訴訟 2007-11-09 14:50:42

昨日、ケイはようやく金さんの事務所に寄って本人尋問に対しての書面を持ち帰った。


仕事から帰って二人で読む。


息子君に対しても、被告に対しての尋問も、どう答えるんだろう?と、いうことばかりだ!


内容は現時点ではupできないので、来週行われる本人尋問が終わったらupします。


ホント、傍聴に行きたい!!


でも、彼女はきっと私の顔を知っていると思う。


興信所に依頼して、ケイが一人で暮らしているのか?調べさせたと思う。


それが証拠に「今一人で暮らしているのか?女性と暮らしているのであればそれはどこの誰で、どういった経緯で知り合ったのか?」と、準備書面で突いてきた。


ケイが一人暮らしじゃない証拠を持っていて、ケイが一人暮らしだとウソをついたら出そうと思っていたとしか考えられない。


きっと、ケイがウソをつくと思っていたんだろう。


でも、ケイは正直に準備書面で言っているので、その証拠は使いようがなくなった。


それも、私たちが出会ったのはケイが別居して2年後だ。


これも書いている。


私のせいで夫婦関係が破綻した訳じゃないので、彼女はそんな私のことをそれ以上突っ込めない。


さぞかし、残念だったことだろう。


「ケイちん、彼女が好きで結婚したの?」


彼女は未だにケイの熱烈なプロポーズを受けて結婚したと言っているのだ。


まぁ、それだけ私は惚れられてたって言いたいんだろうけどね。


美人でも可愛くもなかったくせにムカつく!(私は彼女を写真で見て顔を知っている)


よくもしゃーしゃーとそんなことが言えるものだ!


「そうじゃないよ。ヤツは歪んだ考えの持ち主だったからそれを正してあげようと思って、それが出来ると思ったんだよ」


「若さ故っていうやつだね」


「そう。それにね、婆さんにこの結婚話を白紙に戻したら、会社に行けないようにしてやるからとも言われてたしね」


「なんなのそれ?脅迫じゃん」


「仕事辞めたくなかったし、いずれ誰かと結婚するんだからいいっか?って、思ったの」


ふと、婚費調停で被告が提出している陳述書の内容を思い出し引っ張り出す私!


「あった!」


「何?」


それには、暴力を振るうケイに婆さんが「仕事辞めさすよ」といい、その後ケイは暴力を振るわなくなった。と、書かれている。


もちろんケイは暴力など振るっちゃいない。


ケイが自分達の思いどうりにならないときに発する言葉なのだ。


「こんな風に言ってたんでしょ?」


「そうそう」


「おかしな話だよね?大体、娘婿に仕事をやめさせて娘と孫はどうやって食べていくの?基本は自分さえもケイの稼ぎで食べてたわけでしょ?意味が分からないね?これで、結婚前から婆さんがこんな訳の分からないことを言う人間だと立証されるんじゃないの?」


「そうだね」


「これを使おう。こんなこともあり、結婚に対しては後戻りできない状態でしたってね」


「向こうから何を尋問されると思う?」


「う~ん?あまりにもケイの陳述書が筋が通ってて辻褄が合っているから、何を言うのか?想像できないね?」


「そうでしょう?るみか金さんからケイへの尋問してみて」と、言うので、金さんからの尋問の予行演習を。。


ほぼ完璧だけど、年数がイマイチ答えられないケイ。


「別居したのが十○年の○月だからこれは絶対に覚えておきなさいよ。それを軸に足したり引いたりすればいいんだから」


「うぅ~覚えられない(ノω・、)」


「おバカ!( ̄_ ̄ i)」


「るみかが黒子になって居てくれればいいのに(-^□^-)」


「で、私が何年だよって教えるの?」


「そう、ケイ、ロングのフレアスカート穿くから(‐^▽^‐)」


「別居している間に、違う道に行ってしまいましたって?(´0ノ`*)」


「そう」


お酒を飲んでるもんで、すぐに脱線する二人。


「とりあえず、土日に何度か予行演習やろう」


「そっだね」と、お風呂に入って眠った。








執着心の強さ

テーマ:離婚訴訟 2007-11-02 17:25:15

ホント被告の執着心の強さには驚かされる。


執着心の強さはモラハラとは関係なく、彼女が持って生まれた性質のように思う。


私は子供の頃から執着心があまりなく淡白な性格だ。


物に対しても、人に対してもそうだ。


物心ついた時からそうなので、これも持って生まれた性質のように思う。


同じ姉妹でも姉は物や人に対しての執着心はかなりのものだ。


姉の執着心の強さも子供の頃からだ。


だから、執着心の強弱は生まれ持ったものだと私は思う。


執着心があまりなく淡白な性格の私は、人が物や人に執着するのがイマイチ理解できない。


物は別だが、人は執着すればするほど離れていくような気がする。


お金もそうだと思う。


欲しい欲しいと思って、お金に執着しケチで執着する人には、自然な流れでのお金は手に入らない。


倹約家とケチとは違うが。


お金は使うと回るものだと私は思っている。


一時期、娘の学費や様々な支払いで、お金に困り頭を悩ませたことがあった。


でも、最近ではまったくと言っていいほど、お金に困らなくなった。


と言っても、金持ちではない(;´▽`A``


まぁ、贅沢しないし、したいとも思わないのもあるんだろうけど。


そんなことを考えていると、ふと、以前以上にお金に執着しなくなっている自分に気付いた。


振り返ると、そうなってから不思議とお金が入ってくるようになったんじゃないかなぁ?と思う。


贅沢な話だけど、店も何人以上は来てくれなくていいなんて思っている。


そんなことを思っているのに、お客さんが来てくれて思っていた以上の売り上げがあったりする。


ありがたい話なんだけど、私は店が満席になるのは望んではいない。


ゆったりと飲んでもらいたいのだ。


そして、人への執着は私にはまるでない。


いつも言ってるように、ケイが私を嫌いになればすぐに別れる。


私がケイを好きでもだ。


私がケイを嫌いになっても正直に話して別れる。


人に執着などしても、気持ちが離れてしまった人の心なんて、まず戻っちゃ来ない。


戻るなんて極まれである。


逃げる人を追えば追うほど、逃げたい人は逃げる。


そんなに逃げたい人なら、逃がしておけばいいのにと、私は思う。


そんな人を追うより、手を切って先を見て進むほうが余程建設的だ。


逃げる人を追うのは私の主義ではない。


過去の恋愛に関してもそうだった。


変な執着心を持って自分を貶めるより、プライドを持ってこんな相手は捨ててやるぐらいの方がカッコいいと思うんだけどなぁ。


どうですか?ヨウコさん(被告)










息子に対して

テーマ:離婚訴訟 2007-11-01 16:27:29

もう、疲れますわ。。


読めば読むほどムカつく陳述書( ̄_ ̄ i)


あぁー本人尋問傍聴に行きたい。


あの親子が何を言うのかこの耳で聞きたい。



さて、息子に対しての質疑を作り終えた。


「どちらの見方にもならない」と言っておきながら、母親の証人として出廷するのはなぜか?


何の証人として出てきたのか?


母親がしている預金の額は知っているのか?


「体調が悪くて月に数日しか大学に行けない」と、書いてあるので休学して体調を整えて復学すればどうか?


母親は父親が常に君に暴力を振るっていたといっているが、父親から暴力を受けたことはあるのか?


父方の祖父母が亡くなったとき、母方の祖母は入院していたか?


彼がウソをつかなければ、面白い話が聞けそうだ!


経済的な面でも非常に不安が大きいです」とあるが、親はいくつまで子を養わないといけないと考えているのか?


君が二十歳になるまでと思って、父親が我慢に我慢を重ね生活してきたことを知っているのか?


父親が小遣いももらえずに生活していたのを知っているのか?


母親は家庭を守ってきたように言っているが、それは父親の稼ぎがあって成り立つものだとは思わないのか?


大体こんなものですわ。


他にもあるけど、それは本人尋問が終わってからUPします。


先に息子の証人尋問があるので彼が真実を語れば、その後の本人尋問で被告はこてんぱにできるんだけどなぁ。


息子君よ真実を語ってくれ!


ケイの陳述書は何一つ突っ込みどころがない。


被告の弁護士はケイに何を尋問するつもりなのだろう?


ふぅ~~~質疑を作って、やっと開放されたって感じだ。


過去の準備書面をひっくり返し腹立たしさに襲われながら大変だった!


裁判日までしばしこの件と離れたいと思う。



昨夜、ケイは久しぶりに家の近くのスナックNで一杯飲んで帰った。


風邪を引いて月火と店を休んでいた私は、復活して店を開けた。


「あのね、Yちゃんがね面白いこというの」


「何?」


「ケイとるみかが飲みに来て入籍したのって、言う夢を見たんだって(‐^▽^‐)」


「へぇ~(  ゚ ▽ ゚ ;)」


「二人が着てた服まで覚えてて、これって正夢って思ったんだって。冬でねるみかが皮のコートを着てたんだって」


「そうなんだ。正夢になるね。Yちゃんは私たちが入籍してるかしていなかなんて知らないもんね?」


「そうだよね」


正夢になりますように。。


飲んで帰ったケイは、いつものように横になる。


「ダメだよ!お風呂はいるよヽ(`Д´)ノこら


「じゃ、お姫様抱っこして(≡^∇^≡)」


はぁ?(°Д°;≡°Д°;)


「おバカ!\(*`∧´)/できるわけないでしょ!?」


「イヤ、お姫様抱っこしてお風呂に連れて行って(*^▽^*)」


「ケイの体重が3分の1になったらね」


うん?それでもできないっか?(>_<)


「じゃ、王子様抱っこして(*^.^*)」


同じやゃちゅうねん!Y(>_<、)Y


「バカなこと言ってないで、早く入るよ」


「イヤ、遊んでよ~o(^-^)o」


┐( ̄ヘ ̄)┌やれやれ


埒が明かないので、脱がし始める私。


「いや~ん(/ω\)」


お尻をペチっと叩く私。


「もっとぉ~(〃∇〃)」


勘弁して(´_`。)


「洗ってくれないと入らない」


「分かったから、早く入りなさい!」


「ほ~い(*⌒∇⌒*)ラッキー」と、入って洗ってあげた。


私が上がるとケイはOo。。( ̄¬ ̄*)グゥーグゥーと幸せそうな顔で寝てましたわ。。


ケイといるとホント飽きません。。








被告への質疑

テーマ:離婚訴訟 2007-10-31 14:55:13

出来ましたわ。。


被告に対しての質疑。


何度問うても答えない、被告にとって都合の悪い答えにくいことを羅列しましたわ。


辻褄の合わないところや、取り寄せれば提出できるものをなぜ提出しないのか?


数々のウソも書き、なぜ、ウソをつくのか?も、問う。


被告の陳述書でケイを散々浪費家としている。


ケイが家を出る前まで「毎月15万ケイが家計費から持ち出してた」ですと!\(゜□゜)/



なっななななんと!?




小遣いも渡さないヤツが、何言うとんねん!!




ホントムカつきます( ̄^ ̄)


それを、覆すべく被告の浪費を突く。


手元には、被告口座の通帳の写しがある。


やってくれてましたわ!


ケイが家を出たのは5年前の夏である。




その年のケイが家を出るまでの間、被告はカードで80万ほどの買い物をしていたヽ((◎д◎ ))ゝ





このカードは被告のもので、ケイは持っていない。


月平均すると、毎月10万ほどの買い物をしていたことになる。


その間にも、被告口座の残高は増え続けている。


こんな状態で、どうやってケイが15万もの金を持ち出せるというのか?




墓穴を掘るようなことを主張して、ホント、おバカ!(* ̄Oノ ̄*)





カードの使用明細を何度も提出するように言ったが、結局、被告は出しはしなかった。


このことも突いてもらう。


本当にこの人が何を考えているのか分かりませぬ。


被告がケイをいくら浪費家と言い募っても、ケイが家計費を持ち出した証拠はないし、そんなことすれば自分の浪費を指摘されるのなんて火を見るより明らかなのに。


家計簿もつけていない被告がケイが家計費を持ち出していたと、どのように証明するのか?


どう答えるのか?見ものである。


それと、まだケイの両親が亡くなった時、自分の母親が入院していたと言っている。



はぁ~。。(-。-;)



もちろんこれも突く。


何度も病院の証明を求めたが被告は提出していない。


なぜ、提出しないのか?を。


隠し財産は、一切存在しないとウソをついていた。


それも、なぜウソをつくのか?問う。


息子の精神状態が心配のように書かれている。


そんな息子をなぜ裁判の場に引っ張り出すのか?


「自分の至らなかった点を謙虚に反省し」と、ある。


どのような点が至らなかったのか?


何をどのように反省するのか?


大体はこんなものだ。



最後に「すでに被告との夫婦関係は完全に破綻している。これ以上婚姻関係を継続することなど不可能である。 特に異様に金に執着しウソの上にウソを塗り固める被告とは、円満な夫婦生活など営めるはずもない。離婚を要求するのみである」と、結んだ。


後は金さんにお任せだ。


ケイは金曜に金さんに会う。


明日は息子君に対しての質疑をUPします。。






お酒を飲みながら

テーマ:離婚訴訟 2007-10-30 13:55:20

次の裁判の話をする二人。


「本当にあの家出て正解だったよ」と、提出した陳述書を読みながら言うケイ。


「そうだね。あの時に出てなければ、まだそのままだったかもね?」


「そう思うよ。しかし、ヤツはどうして父親のこと会社員だったって言うんだろ?」


ケイには彼女も母親も会社経営をしていたと言っていた。


ケイと彼女が出会った頃には、すでに父親はこの世にいなかったのだ。


なので、親子で何を言おうがケイは信じるしかなかったし、人を疑うような性格でもなかった。


「母娘とも変なプライド持ってて、良い家柄を気取りたかったんじゃないの?あなたの様な田舎者とは違うのよ!って感じでね。会社員ってのがホントだと思うよ。だって、ウソつきだもん。母娘揃って平気でウソをつくんだから」


「そうだね。でもね、わざわざ200坪以上の土地を指際して、今は何件か家が立ってるけど元はこの辺りが全部うちの土地だったのよ、なんて言う?」


「妄想だよ。ケイを逃がさないようにする為のね」


「ケイはカモだったんだろうね?」


「そうだよ。大体ケイちんが貯金が450万あるなんていうからいけないんだよ。純粋なのは分かるけど、時にはその純粋さがある意味罪になるんだよ。それを聞いた途端、あの親子はケイちんを絶対に逃すものか!って、思ったはずだよ」


「純粋っていっても、怖いところもあるんだよ」


ケイは自分のことを陳述書で弱っちい男のように書かれている箇所が不満のようだ。


「ないって!見た目にも穏やかで、何でも言うこと聞きそうだと思ったに違いないよ。それに、お金を持っていれば言うことないよ」


「ケイはこんなに弱い男じゃないのに」


「そんなの分かってるよ。でもね、裁判は勝つことを目的としているんだからいいの。誰でもが納得できるように書かれているでしょ」


「いいけどね」


「でしょ?彼女みたいにウソをついてる訳でもないしね。彼女は私が一番許せないタイプの人間だよ。こんな時にウソをつくなんて絶対に許せない。裁判官にもし離婚が認められないなら、あの家に戻って何をしてしまうか?分かりませんって言えば?」


「うん、そう言おうと思ってるよ。離婚が認められなければ、死んだ方がましだと思いますとも言おうと思っているよ」


「離婚が認められなくて、事件が起きれば社会的な問題になるよね」


「してやる」


「ダメだよ!籍なんてどうでもいいけど私はどうなるのよ?」


「るみかは絶対に幸せにするよ」



飲みながらの話なので、イマイチ真剣みに欠けますなぁ。


二人共、心のどこかで負けるはずないと思っているんだよね。



「私は息子君が何を証言するのかが一番楽しみ」


不謹慎ですが。。


「出てこなくていいのに。ウツなんていうなら療養所にでも入ればいいんだよ」


「学費さぁ、ケイが彼に毎月送金してるでしょ?それって額は学費を上回っているよね」


「そうだね。約10万かな?」


「これからは、ケイちんに納付書を送るように言えば?」


「イヤだよ。そんなことしたら、ずっとケイが払わないといけなくなるもん」


「それもそうだね」


ケイはあと何年も学費を払い続ける気はない。


「働けばいいんだよ」


「でもさぁ、ウツって言いながらよく裁判所に行けるよね?」


「ヤツが息子をウツに仕立ててるだけだよ」


「そうなのかなぁ?」


「あんな甘えた根性で世間に出ても何の役にも立たないよ。周りが扱いにくいだけだよ」


「それは言えてるね。学歴だけは立派だけど、役に立たない新入社員の話しよく聞くよ。プライドだけは高いって」


「ケイの会社にもいるよ。だから、余計に働けと思うんだよ」


「本人尋問の質疑どうすればいいだろうね?金さんが全部やってくれるのかな?」


「う~ん、分からない」


「とりあえず、ケイが依頼主なんだからケイが聞きたいこと抜粋しとく?」


「そうしてくれるとありがたい」


「本人尋問は互いの陳述書を元に進められるようだから、向こうの陳述書を元に作っとくよ」


「お願い」



矛盾点の満載の向こうの陳述書は突付きどころが満載だ!


そして、私が一応の質疑とそれに沿った矛盾点とを合わせて書面を作ることになった。。


後は、金さんに組み立ててもらえばいい。