プリズンブレイク シーズン4 第2話
シーズン4 第2話
"Breaking and Entering"
軍用機でロサンゼルスに運ばれたマイケルたち。地上に降り立つと、全員ドンから足首に発信機をつけるよう強制される。作戦が成功するまで、誰も逃亡できないようにするためのものだった。さらに、チームのアジトとなる倉庫に案内されると、見知らぬ男が待っていた。その男、天才ハッカーのローランドもチームに加えるよう指図されると、反対するマイケルたちだったが、チームのボスはあくまでも自分だとドンに言われると、逆らうことなどできなかった...。
カンパニーに奪還された"スキュラ"を、もう一度手に入れなければならない。カンパニーには、"スキュラ"を死守するカードホルダーと呼ばれるメンバーがいるとマホーンは言う。残念ながらカードホルダーの正体は知らないが、その運転手は見たことがあると。運転手の素性を突き止めたマイケルたちだが、それだけでは"スキュラ"を手に入れることはできない。その時、今まで大人しかったローランドが、初めて自己主張をしてみせる。
ローランドが自慢げにチームに見せたのは、一見普通のケータイにしか見えない小さな機械。だがそれはデジタル・ブラックホール...周りにあるデジタル機器からすべてのデータを吸い取ってしまう代物だった。それを発明したからこそ、ドンは自分をチームに加えたのだとローランドは言う。
カードホルダーを乗せて走るリムジンとわざと交通事故を起こし、文句を言うふりをしてケータイを持って近づくスクレ。だが、何のデータも吸い取れず作戦は失敗に終わり、カードホルダーは"スキュラ"を肌身離さず持っているのではなく、自宅に隠しているのだと分かる。
警戒厳重なカードホルダーの自宅に潜入するのは困難だった。そこでマイケルは、家政婦を利用することを思いつく。出勤のため、バス亭で待っている家政婦に近づいたサラは、そっとターゲットのバッグにケータイを忍ばせる。それに気づかず、カードホルダーの自宅に入った家政婦のおかげで、"スキュラ"のデータはケータイに収められた。そして今度は、帰りのバスを待つ家政婦からマホーンとベリックがバッグをひったくって逃走。しかし、そのバッグには肝心のケータイが入っていない。家政婦が自分のではないケータイに気づき、カードホルダーの自宅に置いて来ていたのだった。
マイケルやリンカーンの逮捕は、マスコミによって大ニュースとして報道されていた。しかし、実際はどの刑務所にも二人が収監されていないことをワイアットは知る。やがてワイアットは、二人の莫大な保釈金を積み、密かに釈放させたのがベネットだと突き止める。
密入国業者に置き去りにされたティーバッグは、同じ目に遭ったもう一人の男と共に砂漠をさまよっていた。空腹に耐えかねた男に襲いかかられたティーバッグは、抵抗してもみ合ううち、つい男を殺してしまう。そんな自分の運命を呪いながらも、逆に食料が手に入ったことに、ふと気がついたティーバッグ。食事を終え、元気になったティーバッグは、ちょうど砂漠でレースをしている若者と遭遇。サンディエゴまで送ってもらうと、例の鳥の図鑑に書かれた暗号をひも解き、ウィスラーがコインロッカーに隠していたものを手に入れる。
作戦を練り、どうにかカードホルダーの自宅に潜入したマイケルたちは、ケータイを回収してアジトに戻る。早速、"スキュラ"のデータを調べようとしたローランドだが、暗号化されている上、全データの一部しか載っていないことを知る。"スキュラ"の語源である神話を思い出したサラは、カードが"スキュラ"と呼ばれている理由に初めて気づく。カードは1枚だけではなく6枚あり、その全部を揃えないと意味を成さないことを...。
【感想】
"閣下"とカードホルダーの会話から、カンパニーは1万人もの人々を犠牲にするような何らかの計画を企てているような感じ。
グレッチェンに拷問されていた時のことがフラッシュバックで蘇り、サラが狂ったように暴れる描写もあり。まだ明らかになってませんが、フラッシュバックではサラが誰かの返り血を浴びてる場面もありました。
ティーバッグは、ついに人肉を喰らうようにまでなってしまいました。食べたあと、さすがに気分が悪くなってましたが、今後これが癖になって人肉嗜好キャラになるかも?
今回の衝撃情報。殺されたはずのあの人物が生きていた。そしてマイケルの体に異変・・・