平城遷都1300年祭首都圏には認知度低調 / 観光 |
2008/09/05 |
21:00 |
東京都を中心とする首都圏に住む人たちに奈良の観光について聞いた調査がまとまりました。
それによりますと2010年に奈良で開かれる平城遷都1300年祭を知らない人が半数近くを占めています。
この調査は、南都経済センターが東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に住む20歳以上の男女約700人の回答を元に行ったものです。
それによりますと、奈良県を訪問したことがある人は、約85%と多く、過半数の人が、奈良への訪問が「1回」にとどまり、そのほとんどが「修学旅行」での訪問でした。
また、奈良の魅力としては、歴史や文化を挙げる人がトップで、もてなしや、祭り、イベントの印象はいずれも低いことが分かりました。
そして、平城遷都1300年祭については、内容をある程度知っている人は全体の7%、名前は知っている人が50%だった一方、「知らない」と答えた人が43%に上りました。
また、参加の予定がある人は、1割未満で、そのほとんどは、「1300年祭が開かれなくても奈良へ行く」と答えていることから首都圏に住む人には認知度や参加の予定が低調ということが明らかになりました。
南都経済センターでは、「1300年祭成功のためには詳しい内容を早い時期に発表し、PRすることが大切だ」としています。
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奈良市 新火葬場に周辺住民が撤回請願 / 奈良市 |
2008/09/05 |
21:00 |
奈良市は、老朽化が進んでいた市の火葬場を移転させて、別の場所に新たに建設する計画を発表しました。
しかし、候補地の周辺住民からは、計画の白紙撤回を求める動きも出ており、建設着工の見通しは不透明となっています。
奈良市には、現在、白毫寺町にある市の東山霊園火葬場があります。
大正時代に建設された施設は、大規模な改修を経て、長年使用されてきましたが、老朽化が進み、移転が検討されていました。
新しい火葬場の候補地となったのは、奈良市横井町の飛び地です。
鹿野園町と鉢伏町の間に位置し、現在の火葬場からは、南東1.2キロの距離にあります。
総事業費45億円で、最新式の火葬炉を備えた施設が計画されており、炉の数は現在の8基から12基に増えます。
しかし、火葬場の建設によって、交通量が増加することが予想されることなどから、先月末には、周辺の一部の自治会から市議会に、計画の白紙撤回を求める請願書が出されました。
請願書は、9月市議会の閉会後、厚生委員会で審査されることになっており、奈良市では、「これまで地元への説明会で理解を求めてきたが、請願書が出た以上は、委員会の推移を見守りたい」としています。
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菓子パンに縫い針混入 / 事件 |
2008/09/05 |
21:00 |
天理市内のコンビニエンスストアで菓子パンに縫い針が混入しているのが見つかりました。
縫い針の混入がわかったのはJR天理駅前にあるハート・イン・天理店です。
きのう午後5時半過ぎ、バス運転手の男性がこの店で菓子パンを買い、近くの休息所で食べようとしたところ中に針が入っているのがわかりました。
混入していたのは長さ5センチの縫い針1本で男性がパンを食べようとした時に針の先が指にあたったため気づいたということです。
菓子パンの袋には針を突き刺したような穴があるのが見つかっているといいます。
警察では何者かがパンの中に針を入れたのではないかとみて業務妨害の容疑で調べています。
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