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2008-09-05 13:47:37 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-熱中性子照射によるSilicon Doping技術成立の偶然性-

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桜井淳所長に拠れば、半導体には、n型とp型があり、前者は、たとえば、4価のシリコン(Si)半導体に5価のリン(P)を添加物として加えれば、結合で余った電子が多数キャリアとなり、電導に寄与し、いっぽう、後者は、シリコンに3価のボロン(B)を添加物として加えれば、結合で不足した正孔空間が多数キャリアとなり、電導に寄与し、普通は、シリコン単結晶に、リンかボロンを注入(Doping)しますが、注入物質の均質性の高いn型シリコン半導体を作成するには、従来の注入法ではなく、原子炉の熱中性子を利用し、核反応を利用して、リンを生成し、リンを均質に注入したに等しい現象を起こすことですが(そのような技術を一口にSilicon Dopingと言います)、その技術は、希な偶然の重なりにより成立しており、その詳細を記せば、天然のシリコンは、Si-28(abundance 92.2%), Si-29(abundance 4.7%), Si-30(abundance 3.1%)からなり、これら3核種の(n,γ),(n,p),(n,α),(n,2n)等を考慮し、放射性核種ができないことが条件になりますが、まず、Si-28について、Si-28安定(n,γ)Si-29安定、Si-28安定(n,p)Al-29(半減期2.25min.)、Si-28安定(n,α)Mg-25安定、Si-28安定(n,2n)Si-29(半減期4.2秒)、つぎに、Si-29について、Si-29安定(n,γ)Si-30安定、Si-29安定(n,p)Al-29(半減期6.6min.)、Si-29安定(n,α)Mg-26安定、Si-29安定(n,2n)Si-28安定、つぎに、Si-30について、Si-30安定(n,γ)Si-31(半減期2.62時間、これがβ崩壊してP-31安定となる)、Si-30安定(n,p)Al-30(半減期3.3秒)、Si-30安定(n,α)Mg-27(半減期9.46分)、Si-30安定(n,2n)Si-29安定となり、目的のSi-30(n,γ)Si-31以外の核反応では、すべて、安定核になるか、放射性核種でも半減期が非常に短いため、後々、取り扱いに困ることもありませんが、このような偶然の重なりは、希な例であり、ひとつ懸念すべきは、ダブルキャプチャ(double capture)現象、すなわち、Si-30(n,γ)Si-31(半減期2.62時間)(n,γ)Si-32(半減期280年)で、Si-32はβ崩壊してP-32(半減期14.3日),つぎに、β崩壊してS-32安定となりますが、Si-32とP-32は、半減期が長く、β線を放出するため、取り扱いが厄介になり(許容値を超えると、半導体としてだけではなく、放射性核種扱いになります)、しかし、直径約15cmのシリコン単結晶に熱中性子を照射し、熱中性子束とSi-30(n,γ)Si-31の中性子断面積から、目的とするP-31のドーピング量を計算・評価し、照射時間を決めているため、結果的に、長時間照射することがないために、問題になるほどのダブルキャプチャが起こっていないことになっているものと推定され、この技術を考案した研究者の着眼点は、すばらしいそうです(Silicon Dopingは、世界の多くの原子炉で実施中であり、日本での熱中性子照射(原子力機構のJRR-3MやJRR-4)による生産量は、国内需要の約10%に過ぎず、輸入に依存しています)。




2008-09-04 21:50:42 stanford2008の投稿

6年前に桜井淳所長の連続5時間半の学術セミナーに参加したUCLA学部卒の30歳台後半の女性の経歴

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桜井淳所長は、いろいろな人から電話やメールをいただきますが、6年前、突然、ある女性から、メールをいただき、近く開催される桜井所長が講師を務める連続5時間半の「学術セミナー(日本原子力情報センター主催「日欧で導入が検討されている米国式状態監視技術で原発の安全は守れるか ? 」、2002年12月6日、配布資料番号No.0212908)に参加したいが、自身の業務に直接関係することが何割くらいありますか」と質問してきたことがあり、その女性は、UCLA(University of California-Los Angels)学部卒であって、当時、外資系極東支局の支局長秘書をしておりましたが(名刺にはセールスマーケッティング・アシスタントと記されていました)、UCLAと聞き、仲間意識が湧いてきて、講演後、近くの喫茶店で、1時間ほど、UCLAに在学中の話を聞いたことがあり、経歴(日本で20歳台におカネを貯め、30歳台初めに、カリフォルニア州モントレー(サンフランシスコの南約200kmの太平洋岸にある街で、郊外に軍の研究施設があります)にある短大卒後(日本での準備期間中に英語の勉強をして挑みましたが、最初、講義内容が聞き取れず、また、宿題が多かったため、真剣に勉強せざるをえなかったそうです)、UCLAに編入学・卒業)からすれば(桜井所長は、その経歴は、日本で言えば、地方の短大や高専から東大に編入学するくらい希な例でしょうと質問したところ、「それほどでもなく、米国では、そのような機会が用意されており、入りやすく出にくい教育制度になっています」とのことでした)、大変、優秀な人であり、世の中には、上には上があるものだと深く感銘したことがあったそうです。

2008-09-04 21:24:25 stanford2008の投稿

コロンビア大学で10日間研修を受けた一流企業課長とのディナー-偶然の出会いから信頼関係の構築へ-

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桜井淳所長は、偶然のことから、都内にある一流企業の課長と会食するようになり、情報交換に努めていますが、出会いは、まったくの偶然の積み重ねであって、そのような偶然があるものかと思えるほどの偶然だったそうですが、今年の7月、新橋にある43階の高層ビルの最上階のイタリアンレストランで、眼下の築地市場や港区の街並みを上空から眺めながらワインを楽しみつつ、ディナーをいただきましたが、食事中、その課長は、唐突に、都内の都庁や企業の幹部の研修の一環として、グループで、ニューヨーク・マンハッタンのセントラルパーク北の外れにあるColumbia University(エンリコ・フェルミが1941年頃に原子炉の未臨界実験を重ねた大学、また、湯川秀樹がノーベル賞を受賞前に招聘された大学でもあり、これまで、ノーベル賞を受賞した研究者は、米国どころか、世界1位の約80名にも達します)に10日間通ったことがあり(10日間でも立派です)、当時の様子、すなわち、マンハッタンのホテルに滞在し、Columbia Universityに通い、夜は、食事に、ミュージカルに、映画にと、贅沢な時間を過ごした当時の話をしていましたが、桜井所長も、Columbia Universityで講演したことがあり、殊の外、親近感を持って、話に夢中になり、時間の過ぎるのも忘れ、楽しいひと時を過ごしたことがありました(参考までに記せば、ノーベル賞受賞者数は、Columbia UniversityとUniversity of Cambridgeが約80名、Massachusetts Institute TechnologyとUniversity of Calofornia-Berkeleyが約60名、Princeton UniversityとYale Universityが約40名)。
2008-09-04 13:06:05 stanford2008の投稿

桜井淳所長の目論む未臨界研究のパラダイム転換-未臨界制限値等の妥当性を論証する哲学を展開-

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桜井淳所長に拠れば、桜井所長が一時期一緒に仕事をしたことがある、数歳年上のSは、指数法による未臨界度測定をライフワークとしていましたが、査読付論文の数が非常に少なく、現役人生のそのほとんどを自身が理解を得るための「研鑽」や「勉学」と称する活動のために費やしており、いわゆる査読付論文として位置づけられる論文はわずか2編しかなく、その残りは国際会議論文や組織内報告書だけで、そのまま定年退職しましたが、桜井所長によれば、国際会議論文は、論文テーマについての審査だけで内容は審査されないために、これらは査読付論文には値しないそうで、査読付論文が一定数なければ昇格させないというその組織の昇格基準は研究者にとっては大変厳しいものの、研究者を厳しく鍛え陶冶するという意味では非常に妥当なものと考えており、ところが最近昇格基準が緩和され、国際会議論文も査読付論文と同格に位置づけられるようになったそうで、そのためあまり努力をしない研究者や論文の書けない無能な研究者が安易に昇格するようになっており、研究水準の低下を招くことを桜井所長は懸念しているそうですが、やはり論文の多い人というのは見えないところで猛烈な努力をしているもので、イチローはたやすく安打を打っているようで、実は寮の部屋の床に穴が開くくらい素振りをしていたというのは有名な話で、Sの属した研究グループは伝統的に論文の数が非常に少なく、数少ない例外としてIがいましたが(Iは常々「年二本の査読付論文が書けないとだめだ」と豪語してたそうです)、すぐに大学に転出してしまったそうで、それもやむを得ないのかもしれませんが、マルクス主義的にいえば給与というのは労働の対価であると考えると、研究者というのは論文を書いて学術の進展に貢献して初めて仕事をしたと言えて、その対価として給料をもらう資格があるのであって、野球選手でいえば、打撃練習でいくら本塁打を放とうか、試合で安打が出なければまったく何も仕事をしなかったとみなされ戦力外通告を受けるように、施設管理や許認可業務のノルマがないにもかかわらず3年間に1本も査読付論文(国際会議は含まない)が書けない研究者は、もはや研究者として給料をもらう資格はなく、もしもらっているとしたら給料泥棒で、管理部門などへ異動させるような大胆で柔軟な人事制度が必要だという組織論を持っているそうで、Sが未臨界研究をやっていたことはこの分野にとっては不幸なことだったそうですが、桜井所長は未臨界研究のパラダイム転換を促すために、かつて日本原子力学会誌に掲載した技術報告「指数実験およびモンテカルロ計算によって評価された未臨界度の比較」(原子力誌、Vol.40, No.4, pp.52-59(1998))を復刻させ(昔は、技術報告と原著論文に分けて掲載されていましたが、いまの論文誌では、両者に差がないとして、原著論文となっています)、臨界ではなく未臨界体系での高精度の実効中性子増倍率(keff)バイアス評価に乗り出そうとしているそうで、そのためにはYが案出したMCNPのガンマ固有値モード計算機能("An algorithm of α- and γ-Mode eigenvalue calculation by Monte Carlo method", Proc. 7th Int. Conf. Nucl.Criticality Safety ICNC2003, Tokai, Ibaraki, Japan, Octber 20-24, 2003, pp.590-594(2003))を使うことが必要だそうで、この機能は非常に斬新だと桜井所長は考えているそうですが、Yの案出したウィーラント法(Wielandt method)に比べて世界的にあまり注目されていないのは不思議だそうで、Yに拠ればこの研究は組織内で評価されず危うく抹殺されそうになったことがその原因だそうで、さらに桜井所長は、ガンマモードでの中性子スペクトルは高速群のインポータンスが大きくなっているのに対して、keffモードの未臨界の中性子スペクトルも核分裂項をkeffで割るためにガンマモードと同様に高速群のインポータンスが拡大されているので、両モードは互いによくマッチングしており、ガンマ固有値モードを未臨界研究の中心に据えることを目論んでいるそうですが、それによって未臨界制限値としてのkeff=0.95などの妥当性を論証する哲学を展開したいそうです。


2008-09-04 09:51:58 stanford2008の投稿

米国には日本のように魚を3枚におろす習慣がない-近くのFisherman's Wharfの光景-

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"カリフォルニア"から徒歩で北西に約20分のところにFisherman's Wharfがあり、時々、新鮮な魚を購入していますが、最初に感じたことは、日本と米国では、魚のおろし方がまったく異なることで、日本では、どのような魚でも(もちろん、雑魚は、違いますが)、まず、3枚におろし、つぎに、刺身にするなり、切り身にしますが、米国では、魚の大きさや種類に拠らず(もちろん、雑魚は、違いますが)、すべて、輪切りにして、そのまま、料理に利用しており、そのような素材を購入し、料理をすると、最初は、戸惑いましたが、今では、それが普通と感じるようになりました。
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