記事入力 : 2008/09/04 14:07:30
韓国の民法、50年ぶり「ハングル化」へ
来年3月をめどに国会提出
「深掘する」は「深く掘る」に、「詐術」は「まやかし」に、「得喪」は「取得と喪失」に…。
法務部は3日、1958年に制定された民法の難解な漢字語を、分かりやすい言葉に置き換える作業を行っている、と発表した。
民法は日常生活と密接に関わる法律だが、日本統治時代に流入した日本式の漢字語が多いため、法曹関係者でなければ難しくて読めない、と指摘されていた。
これを受け法務部は、政府レベルで進められている「分かりやすい法令づくり事業」の一環として、民法1118条までのすべての条項を対象に、全面的に見直す作業を進めていることを明らかにした。
法務部は現在、ハングルのルビがなく、漢字だけで記されている民法の条文から、漢字語をできるだけ削除するとともに、韓国の固有語など分かりやすい表現に改める作業を、国語学者などの協力を得ながら進めているという。
例えば、民法第29条(失踪宣告の取消)で「失踪者が生存している事実が判明し、または前条の規定と相異した場合、死亡した事実の証明があれば」となっている部分は、「失踪者が生きている事実が判明し、または第28条の規定と異なっている場合、死亡した事実が証明されれば」という表現に改められるという。
法務部は各界の専門家たちで構成される「改正特別委員会」での論議を経て、来年3月ごろに新しい民法の改正案を国会に提出することにしている。
孫振碩(ソン・ジンソク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) 2008 The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
- 京都ウトロ地区問題: 延世大と高麗大が募金バトル
2008/09/04 17:03:13
- 国際美術展で「金日成を愛してる」!? /麗水 2008/09/04 16:09:37
- 義人キム・マンドク商品券が登場
2008/09/04 16:07:18
- たばこの投げ捨てによる罰金、今年に入り6億円 2008/09/04 15:02:05
- 米国産牛肉:キャンドル集会参加の女性司会者を逮捕 2008/09/04 15:01:25
- 高速道路の通行料168回未納、20代男摘発 2008/09/04 15:00:44
- 米国産牛肉:視聴者2400人が『PD手帳』を提訴 2008/09/04 14:08:32
- 韓国の民法、50年ぶり「ハングル化」へ 2008/09/04 14:07:30
- 市有地をゴルフ場運営会社に違法売却 /京畿・安城 2008/09/04 14:06:56
- 裏金疑惑:江原ランド本社・社長宅を家宅捜索 2008/09/04 11:46:55